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冬のフランス週末紀行 其ノ三 パリの中の小さなロシア - スィロークのノスタルジア
トヨタのショールームを後にした我々が向かったのは、セーヌ川の中州のようなシテ島という場所にあるノートルダム大聖堂というローマン・カトリックの大聖堂。ノートルダムという名前は色々な場所で聞かれると思いますが、その意味は「我らが貴婦人」ということで、聖母マリアのことを指すとのことです。


移動には専らメトロを使ったのですが、パリの地下鉄はスリが多く要注意です!実際我々が移動している時にも小さな子供たちの集団がある駅で乗ってきて、混んでいる車内を縫うように移動していきました。隣にいたお兄ちゃんが自分のポケットをパンパン、と叩く仕草をして「Pickpocket(スリ)だよ」と教えてくれたので、まさかとは思いましたが周囲の雰囲気などからも、やはりこの子供たちがスリの集団であったようです。私も「ねえねえ」といった体で腕の辺りをポンポンと叩かれ、「なに?」と言ってしまったのですが、このようにして気を引いて他の仲間がポケットを漁る、なんて風にしているのでしょう。


幸い貴重品類は内側の胸ポケットに入れていたので何事もなくやり過ごすことが出来ましたが、その子たちは次の駅で全員きれいに降りていったのを見るとやはり組織で活動している模様ですね。タワーリシ各位もパリに遊びに行く機会がある際には是非とも地下鉄内のスリにはお気をつけ下さいね。モスクワも勿論ですが。


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まだ温かくて天気がいい季節に来た際には人が多すぎて中を見学する気も起きなかったのですが、この日は人はいたもののごった返している感じは皆無。今日こそは中を見学出来るね!


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聖堂の近くには数多くの鳩たちに愛されている名物おじさんのような方がおはしました。この天気じゃどうみても寒いだろうという格好をしていたのですが、やはりここまでくると悟っている部分もあり、身体的な寒さなどは全く問題としなくなってしまうのかもしれませんね。柔らかな眼差しで鳩に餌をやり続けていました。


大聖堂の中はやはりあまり混んでいませんでした。芸術的・学術的にどうかはてんでわからないのですが、私はステンドグラスを見るのが好きなので特に教会や聖堂でも退屈しないのです。


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神懸ってますでしょうか・・・


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毎回教会やら聖堂やらに来るたびに非常に厳かな気分になるのですが、その一方で、信仰って何なのだろう、とか、果たして自分はこのために教会に通ったり発言したり行動したり出来るのだろうかと、どこかで宗教的なものに自分は溶け込めないのではないか、という確信や諦めみたいなものを感じるんですよね。


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降臨しちゃってそうな雰囲気が満々でした・・・


さて、ノートルダム大聖堂を出ても相変わらず寒いのですが、セーヌ川沿いを歩いていると陽気な連中に出くわしました。


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川沿いで賑やかに演奏しちゃってます!雪も寒さも吹っ飛ばす勢いで、演っている方も見ている方も楽しそう!こういうのにせえので入っていけるようになりたいものですね。


この後は、ディナーまで若干の時間があったので、まずはホテルにチェックインして身軽になろう、ということでいったん同志と別れてホテルにチェックインをしにいきました。メトロの駅からも近くて非常に便利なホテルだったので良かったです。


ホテルで一息ついたあとは、今晩のディナーに向かうのですが、少し時間が早いのでS氏とブラスリーに座ってビールを堪能。社会人生活のあれやこれや、駐在生活のあれやこれやを語らせて頂きました。そしてこの後!ですぜタワーリシ各位!


ディナーに選んだアルジェリア料理店の程近くに、パリの中の小さなロシアがあったのです・・・!すでにビールで景気づいた我々はそのロシア食材店に、「ウラー!ダヴァイダッヴァイ!」ってなノリで突撃をかましたのです。



そのお店はパリの一隅でひっそりと息を潜めていました・・・しかしこのРусский стандардの販売促進アイテムときたら!


こんな素晴らしい空間がパリにあったとはつゆ知らず、しばし至福の時を店内にて堪能致しました。


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カルバサ、スィルがひしめき合っています・・・レストランはやめにしてホテルに戻ってこれらをつまみに乾杯してもいいくらいでしたね。


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やばいぞ、何だか郷愁を誘うアイテムが並んでいました・・・


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なななんと、冷蔵コーナーにはアレがあったのでした・・・!!!


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冷凍ペリメニはもはや家族持ちお母さんも独身の兄ちゃんも購入する便利なメニュー。本当は小麦粉をこねて作りたいことですが、冷凍ペリメニの浸透率はきっと本土でもかなり高いと推測しますよ。



他にも店内には有名チョコレートやら・・・


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キリル文字で説明が書かれている各種の食材がどっさり・・・素直に感動を覚えてしまいましたよ・・・(笑)


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ロシアで一番有名?と言っても過言ではないアリョンカのチョコレート。


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Птичье молокоなんてのはA.オストロフスキーの作品なんかにも出てくるんですよね・・・おぼろげな記憶ですが・・・


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フルーツジュースの「Моя семья(私の家族)」なんと懐かしいのでしょうか!それなりに大変だったモスクワ時代が思い起こされて泣けてくる気分です・・・(笑)


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この微炭酸飲料の美味しさを舐めるなよ・・・ラトビアでも2杯飲んだほどの美味しさ・・・とっくにご存じなんだろ?こいつがソ連時代のコカ・コーラこと、クワスだ!!!



この棚から私はニシンの缶詰を2缶、こないだキエフで食べたハルチョー(グルジアのスープ)の素を選びました。


他にも色々と買い物をし、時間もいい時間になってきたのでお店を後にしレストランに向かいました。観光よりここでの買物に満足してしまったかもしれません(笑)


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アルジェリア料理の夕べ・・・


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ところで、買ったものの中でも一際輝いていたのがこのСырок(スィローク)!レストランのテーブルに置いて眺めてしまいました。私はこのお菓子に目がなく、よくモスクワの街を歩きながらかじっていたのですが、このシリーズ(ピノキオ?でしょうね?)は初めて見ました。


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スモークサーモンのサラダ。スモークサーモンも大好物です。


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アルジェリアのワイン。何というか、欧州のワインより辛口で強い。一本を2人で飲んだのですが結構酔っぱらった気がします・・・


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クスクスやグリルなどが次々に出てきます。ほとんど英語は通じず苦戦したお店でしたが、メニューを選ぶ際、量について質問すると「そちらのムスィウは体が大きいので食べられるでしょう」みたいなことを言われたのだけわかりました。フランス語で、「ここのお店はなかなかユニークな接客だね(笑)」と言い返せなかったのが悔やまれます。お料理の味はなかなかのもの。かなりリーズナブルな価格でお腹一杯料理を食べることが出来ました。たまのエスニック料理もいいものですね。


雪化粧の中、半日街を歩き回ったこともあり、結構アルコールが沁みたということもあるのでしょう、我々はいい気分でレストランを後にしました。明日どこにいくかもはっきり決めていませんでしたが、まあそこはどうにでもなる、とうことで今宵はお開き。もちろんホテルまでの地下鉄の乗車には細心の注意を払って帰りましたよ。明日も天気が大きく崩れないといいのですが。


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ホテルの部屋についてニンマリしながら撮ってしまった1枚。まだニシンの缶詰が1缶、ハルチョーの素、クワス、キセーリが残っています。クワスやキセーリは量のことを考えると作るに作れないでいるんですよね・・・残念ながら?スィロークは48時間以内に完食しました(笑)


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - フランス, 20:34
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冬のフランス週末紀行 其ノ四 「それでもパリはよかった」、これだけですよ。
ロシア食材を買ってアルジェリア料理を堪能し、1日街歩きで疲れた体を癒した昨晩ですが、本日の街歩きは1人で開始。


ロシアが出てきたついでに、というわけではありませんが、尊敬するアントン・チェーホフ大先生は、1889年4月11日に兄アレクサンドルに宛てた手紙の中で、戯曲を書く際の助言として«Краткость ― сестра таланта»(簡潔さは才能の妹) と書いたそうです。


また、イワン・ブーニンの回想の中には、チェーホフが、- Очень трудно описывать море. Знаете, какое описание моря читал я недавно в одной ученической тетрадке? "Море было большое". И только. По-моему, чудесно. (海を描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある生徒のノートにはどう書いてあったと思います?「海は大きかった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)と語ったとの記述があります。


そんなわけで、今回は畏れ多くもチェーホフ大先生の視点で綴ってみようと思います。余計な記述はない(はず)よ(笑)


まず向かったのがモンパルナス・タワー。


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(塔を描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「塔は高かった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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(閑散を描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「人が少なかった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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(雪を描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「雪は白かった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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(視界の悪さを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「遠くが見にくかった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


モンパルナス・タワーを降りてしばし休憩です。


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(ビールを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「ビールは苦かった」、これだけですよ。それでもビールはうまいなあ)


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(世界の紙幣を描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「どうせなら漱石に会いたかった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


「モンパルナスへようこそ」的な名前の駅でタワーリシと合流し向かった先は以下の通り。


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(ポンピドゥーセンターを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「代々木のオリセンに似ていた」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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(段ボールでのそり遊びを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「僕もまざりたかった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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(大人の雪合戦を描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「大人なのに大人げなかった」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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(大人のはしゃぎっぷりを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「大人の顔した子供がいた」、これだけですよ。うまいと思うなあ)


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モダンを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「モダン過ぎてわかんなかった」、これだけですよ。やはりわからなかったなあ)


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ダリを描写するのは難しくてね。最近読んだのですが、ある露西亜好きのブログにはどう書いてあったと思います?「ダリってだりだっけ?」、これだけですよ。・・・外したかなあ)


・・・結局ダリ展ではなく常設展を見学したのですが、モダン過ぎてわからなかったので写真は1枚も撮っていません(笑)そしてポンピドゥー後は帰りの電車の時間までタワーリシと苦いビールを飲んで過ごすのでした。


タワーリシに御礼を告げ別れた後、パリ北駅に着いてみてビックリ!悪天候で電車が遅れ、1時間半も待つ羽目に陥ってしまいました。以下は鉄道ファンの方々のためにせめてもの思いで撮影した車両です。


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結構色々な車両があるものですね。お楽しみ頂けましたか?


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20:01発予定の車両がまだ入線すらしていませんでした・・・


ベルギーではそれほど降雪はなかったのですが、到着も遅れ結局家に着いたのは午前零時過ぎ。翌日が(というかもう当日か)月曜日であることを考えると戦慄しましたが、まあこれも致し方なしでしょう。また平日の業務を頑張っていきましょう。


「それでもパリはよかった」、これだけですよ。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - フランス, 00:04
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学者の「あっ、そうか!」とかけて、北海スケベニンゲン沖の釣行と解く。その心は?
どちらも、ひらめいた(閃いた、ヒラメいた)でしょう!


・・・些か単純かつヒネリのないなぞかけだったかもしれませんが、タワーリシ各位、お元気にお過ごしでしょうか?


こちらはと言えば、平日は相変わらず泣きたくなるような毎日を過ごしていましたが、先日竹馬の友のブログで釣りに関する記事を読んで以来釣りに行きたいという気持ちが収まらず、とうとう先の日曜日に会社のタワーリシと2人で釣行してしまいました。今回はその模様を写真付でお伝え出来ればと存じます。


行先はベルギーではなくオランダ。デン・ハーグ北西の沿岸に、リゾート地として有名なスケベニンゲンというビーチがあるのですが、そこから出ている釣り船を発見!これは乗るしかないでしょう、ということで前日のうちにデン・ハーグ入りしまして、日曜の朝7時15分にホテル発、8時には既に出航していました。


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天気は悪くないのですがめちゃくちゃ寒い・・・これから海上に出るんだよね・・・?


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まさに「釣り船」という感じです。甲板にはベンチがあるのみ・・・これは寒そうだぞ・・・


防寒対策として前週に温かいジャケットと帽子、スキー用の靴下は買っておきました。靴下は当然通常の1枚プラススキー用1枚。パンツは安心の?2枚重ね、上半身はジャケットを入れて5枚着込みました。上半身はともかく下半身は普段のズボン1枚なので寒い寒い!・・・しかしもうここまで来てしまった以上、後には引けないのです・・・


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レンタルしたロッドとリール。リールはなんと世界のDaiwaでした。テンビン?にあたるのでしょうか、底釣り用の仕掛けも購入し、スイベルと糸、オモリをつないで準備完了。


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生き餌はこんな感じです。イソメ、でしょうか・・・?うねうね体をよじるのを捕まえて、針にブスリと刺していくわけですよ・・・


かなり寒いですが天気は快晴。出港してから30分程した頃でしょうか、カピタンが出てきてもの凄い轟とともにイカリを降ろしました。その後、短く1回汽笛がなり、釣り人たちは各々の仕掛けを投入し始めました。


全部で20名弱の釣り人が乗船。友達同士や家族での参加がほとんどですが、おひとり様の釣り人もちらほら・・・ほとんどがオランダ人、ベルギー人がマイノリティである中、他の皆さんとは装備も異なり寒さに震えている東洋人約2名!・・・結構自分たちでは英雄的な業(わざ)を為したと思っています、そう・・・高校1年生の時、自転車で河口湖に釣りに行ったあの時のようにね・・・(笑)


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写真一番左の男性が通称「メタリカおやじ」です。ロッドにメタリカのステッカーが貼ってあり、見た感じ、顔つきなどもまさにメタラーでした。隣がメタリカおやじの友達。右側で座っている少年が通称「ヒラメ少年」。ヒラメを1枚、2枚と次々に上げていた強者です。


釣りは基本的に待ちの釣り。エサの付いた仕掛けを海に投入し底を取り、じっとアタリを待ちます。レンタルの道具は竿も糸も太く、繊細なあたりを竿先でとらえられず、結構苦労しました。


周りでは次々にヒラメが舞い始める中、私の竿にはアタリもこない・・・いや、こないはずはないのですが、上述の理由によりアタリが取りにくいのだ、と信じて我慢です。


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結構な枚数を上げているヒラメ少年は一緒にきたお父さんとその友達?と団欒を持ち始めました・・・こちらはボウズ回避に四苦八苦していたのに・・・(笑)ちなみにボウズとは一匹も釣れずにその日の釣行を終える恐ろしい事態のことを指し示す釣り用語です。


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いやあ、綺麗な海ですね・・・良くも悪くも寒さは伝わりませんが。


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「・・・警部、何分か前にこの場所にロシア人がいた模様です・・・!」


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仕掛けを投入して待っている間、金貸しの老婆の頭を斧で叩き割ってしまった後のラスコーリニコフのような心持ちでベンチに座って放心していました・・・たまにはこういうのもいいものですよ。


風が出てくると結構船は波に揺られるのですが、幸い酔い止めが利いているのか船酔いはナシ。それでも無意識に体のバランスを取ろうとするのか、足腰には結構響きましたね。船の後部には船室?といえるのかわかりませんが、4名程がやっと座れるようなテーブルがある小さな部屋があります。船が停泊している間はカピタンや航海士、販売係のおじいさん(いずれも海の男ですが60歳は超えていると思われる)が待機していて、アルコール、温かい飲み物、ホットドッグなどの簡単な食べ物、はたまた釣りの予備仕掛けなどを購入することが出来ます。カピタンはビール飲んでました。


カピタンや航海士のおじいさんは結構様子を見に来てくれて、色々とアドバイスをくれたり仕掛けを投げてくれたりするのですが、当然オランダ語しか話さないので意味がわからず・・・身振り手振りと表情で「食ったら竿先にアタリが出るから」とか、「少し遠くへほうれ」とか言っているのだろうと推測しました。その後、途中でポイントを変えたりもして北海の魚に挑みましたが・・・


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じゃじゃ〜ん!ということで、ボウズ回避の図です!2人揃って脱ボウズ、私はたった1匹しか釣れませんでしたが脱ボウズには変わりなし!


8時に出港した船は大体15時位に釣り場を離れ、15時30分過ぎには帰港しました。6時間以上も船の上で揺られていた上にお昼ごはんも食べなかったものだからお腹はペコペコ、体はへろへろで戻りましたとさ。


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港へ戻る途中、カモメの大群が船の周りで飛び回っていたのですがナゼ?エサを投げるでも、魚を投げるでもなかったと思うのですが・・・


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船から見たスケベニンゲンビーチ。左側の高いビルの下にはクールハウスという豪華ホテルがあるのが見えます。


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陸の近くには大中小様々な船舶が停留しています。流石にロシア船はないよね・・・


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我々が帰港すると、朝に違うポイントに出た別の船(底釣りではなかったみたいですが、何釣りだったのでしょう?)も少し前に戻ってきていた模様でした。港には家族が迎えに来たり、観光やお散歩の市民なんかもいて、寒いですが割と賑わっていました。


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お腹もペコペコだったのでドックの周りのお店のメニューを見て回り、そのうちの1つに雪崩れ込みました。


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いや〜ボウズじゃなくてよかった・・・それにしても北海はあまり魚種が豊富ではないそうです。今回もきれいにヒラメばかりあがっていました。


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フライドポテトを率いて出てきたWagyu(和牛)ハンバーグ。冷え切った体に内側から熱が戻るのがよくわかりました。美味しかった!


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港にはアウトレットショップがあり、何故か見慣れた日本語のカタカナが書いてありました。スケベニンゲンは海で泳ぐほど暑くならないみたいですが、シーズン中は非常にたくさんの人で賑わうことでしょう。


さあて、釣りあげたヒラメを持って帰ってムニエルに・・・!なあんてことも考えたかったのですが、2時間ドライブの上にバケツもない。クーラーボックスと氷なんて当然あるわけないので、近くに車を停めていたヒラメ少年一家にあげてしまいました。ヒラメ少年たちは3名でかなりの数を釣り上げていたようですが、それでも、「どうもありがとう、よい週末を!」なあんて言って帰っていきましたとさ。


翌日は月曜日、また仕事か・・・と思うといつもの如く憂鬱でしたが、まあこれも致し方なし。いきなり行ったにしては予想以上に楽しめた北海スケベニンゲン沖釣行でした。情報はあまり豊富ではないかもしれませんが、色々な釣りをこれからも開拓していきたいところです。そんなわけで、またいつものように頑張っていきましょう!


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オランダ, 22:30
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