RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, - -
久し振り!ところで、エルビスはもう少し待ってくれ

タワーリシ各位、


大変ご無沙汰しております。お元気にお過ごしでしょうか?前回の日記からひと月以上経過してしまっていますが、7月に控えていた人の出入りなどがあり引き継ぎその他でとても忙しかった6月でした。その上暑くなってきたものですからこれはもうタイヘンでした。


既に7月に入り部署の人員構成も変わったので、また新しいスタートとして毎日マイペースを貫きたいと思っています。今後とも宜しくどうぞ。


さて、先日「日本スラヴ人文学会」なるものに初めて参加をし、非常に刺激を受けてまいりました。
内容は以下のリンクを参照下さい(TUFS沼野恭子先生のブログより)。


http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/nukyoko/2011/06/post_22.html


本当はこのブログでも事前に宣伝をして、数少ない読者の方々の中から参加者を募れば良かったのでしょうが、私も人づてに聞いていたのみだったので次回は是非お知らせしたいと思っています。上記のリンクにありますとおり、午前中は大学院生の個人発表、午後はパネル企画 「大学と社会の狭間でロシアを見つめる」というロシア語を学んだ元社会人、社会人、大学院生がそれぞれの体験を語り、その後大学の教師の方々を交え討論をする、というのがこの日の趣旨でした。


当日私は午後のパネル企画から参加をするつもりだったのですが、よく調べずに行ってしまったため、午前中の学会に紛れ込んでしまうという事態に陥り、日本のロシア学研究者の方々の発表をみっちりと聴かせて頂きました。やはり研究者はすごいな、というのが正直な感想。大学院進学しなくてよかった・・・(笑)午後からはパネル企画 「大学と社会の狭間でロシアを見つめる」。今回の大会の題として「ロシア語勉強したけどその先が分かんない!」というものがありましたが、就職活動中の学生の参加も多かったようですし、ロシア語を使って仕事をすること、ロシア語を学んだ先にある就職などの話が個人の体験に基づいて発表されており大変興味深く拝聴しました。聴講者、発表者含め知った顔にいくつも出会えたのでとても嬉しかった半面、なんだか自分がおいていかれているような感覚も僅かに感じました。


思ってみれば、私も就職活動の時はただただロシアとのつながりを求めて職探しをしていたと思います。実は学部の半ばまで通訳になりたかったのですが、バイトやらなんやらでプロと混じって色々とうかがってみると、「食えても食わせるのは難しい」ということがわかったため、せめてロシアと関わるチャンスのある会社に入ろうと思い、その後の活動を進めたのでした。


ところが、現在はなぜかラテンアメリカ担当(笑)今の環境に失望したり不満などはありませんが、ロシア語を使って仕事をする方々の発表を聴いて「自分はこのままでいいのか」と思う気持ちも正直ありました。一方で、会社から選択の余地なく与えられた仕事というものは、選択の自由があれば決して選ばなかったであろうものが多く、これはこれとして自らに新たな視点を与え世界を広げてくれるのも間違いないのです。そう考えると少し気も楽になるかもしれません。そんなことをぼんやりと考えているうちにパネル企画も終了し、近くの居酒屋での懇親会へとなだれ込んだのでした。


懇親会では意外な出会いがあったり、様々な大学の学生さんや先生たちと意見交換出来て大変有意義でした。早稲田露文科の女性から聞いたのですが、早稲田には「猫に餌をあげるサークル」があるそうですね。ビックリ!ロシア語を学んで就職活動を控えている学生の意見を聞かせてもらったり、答えられる範囲で仕事や留学中の話をしてあげたりしていましたが、自分は学生の頃どう思っていたかとか、こちらが逆に考えてしまうことが多かった時間でした。


そもそもはロシア語科ではなく英語科に入りたかったんだ、センター試験の数学の結果が惨憺たるもので英語科の受験が難しくなった時、もうローマン・アルファベットは沢山だと思ってロシア語を選んだだけなんだ(実はペルシャ語とポーランド語も選択肢にありましたが)。「何故ロシア語?」人生で数万回は尋ねられるであろうこの質問にも、幾つかの回答は用意してるけど、「キリル文字の形に惹かれたから」と一番多く答えてきたかな。そんな理由だけで入学したロシア科、ロシア語のメロディが好きになり、詩やら演劇やらにのめり込み、美味しいお酒とロシア料理にのめり込み、ロシア人の人柄にのめり込み、留学までしてしまった。・・・絵はヘタクソだけど、「真っ白なカンバスに、我ながらよくもここまで複雑な落書きをしたもんだな」といったところかな、言うなればね。その意味で、全く知らなかったことにこれほど打ち込めたのだから、世の中にはまだまだ自分の知らない「第2、第3のロシア」がごろごろ転がっているのかもね・・・


アルコールも手伝って様々な考えが浮かんでは消えた夜。長くなってきたので他の事柄は割愛しますが、とにかく参加してよかった。ロシア以外にも楽しいことは沢山あります。またロシアと向かい合うのも良いことばかりではない。それでも、やはり自分の中での芯としていきたいなという気持ちを再確認することが出来ました。「見た目は冷静に、でも内に秘めたる情熱は熱く、それでもやっぱり芯はシベリアのようにヒンヤリと」といういつものやつです。


とりあえず、これまで以上にロシア語の勉強をし、ロシアや我が国日本についての知識を深めようという気持ちが一層強まりました。とはいえ日々の業務もあるので昔から得意な牛歩戦術でがんばろうと思います。今回はいつもの鋭い(?)オチがなく申し訳ないですが、暑さに負けずシャガーチしていいましょうぞ!え?長いのはいつもの通りだよ(笑)




「ロシアと出会って何がよかった?」と問われたらまず最速で答えるだろう。「ロシア料理美味しすぎ」と(実際には色々ありすぎて時間かかるかも)。写真は「毛皮を着たニシン(Сельдь под шубой)」という料理。数あるロシア料理の中でもぶっちぎり文句なしで私はこれが大好きです。「すごい色だな」って思うででしょ?「どんな味なんだろ」って思うでしょ?一口食べたが最後、きっとあなたも虜になりますよ・・・7月はロシア的退社決め込んでロシア料理店いったるぜ!!!


↓クリック宜しくお願い致します↓
人気ブログランキングへにほんブログ村 外国語ブログへ

author:駆け出し俳優, category:日常の一幕, 01:18
comments(4), trackbacks(0), - -
アボカドを出来るだけ上手に剥きたい夜もあるさ

休み明け月曜日の憂鬱を静かに噛みしめているタワーリシ各位、今日もお疲れ様でした!


暑い日々が続きますが、元気にお過ごしでしょうか?私はと言えば、見るからに暑がりそうな外見とは裏腹に、暑さにめげずに果物ナイフでアボカドを上手に切ることに最近注力しています。


週末には久し振りに学生時代に所属していたサークルに先輩と顔を出してきたのですが、その変わりようにビックリ!ロシア関連のクリエイティヴなインカレサークルなのですが(笑)、学生の数は多いわ大学の種類も多いわで、何というか、非常に大きな可能性が感じられました。私も大学1年〜卒業するまで5年間所属していましたし、今でも同じ時期を過ごした先輩後輩とは会ってお酒を飲んだり、良い関係を続けています。そこに一貫して流れているのはアットホームな雰囲気と各人の各人なりのロシアに対する情熱です。


きっと今のメンバーたちもそのように結ばれていることは間違いないと思うのですが、一方で、人数が増えるとなるとなかなかそのアットホームさを各員に浸透させるのも難しいのか、幹事側の学生たちは変革を求めているかのような意見も聞かせてくれました。いいじゃないですか、自分達がおかれている環境の中で試行錯誤し、良いものを追い求めていく。特に定まった顧問や権威を持たない、手作りのインカレサークルだからこそ、そういった一歩一歩の経験が勉強になり、将来につながっていくというものです。感心したことにOB・OGとの交流も検討しているとのこと、それでは一緒に酔いものを追い求めようではありませぬか。大学を卒業して4年だか5年だかが経過し、若干学生世代と断絶の感も否めなかった今日この頃ですが、企画が具体化した際にはサークルOB・OGのタワーリシ各位には目覚まし時計のように電話をし矢のようなメールを送りつけたいと思っていますのでよろしく(笑)


さて、そんなわけで皆それぞれの週末があり毎日があり、それぞれの喜怒哀楽があるわけですが、「やい、いつになったら小咄を書くんだ!お前の戯言は笑えないんだよ!」というお便りも何通かもらっておりますので、今日は久し振りにいくつか読んでみようと思います。暑さを吹き飛ばせるような笑いなどは間違っても期待しないで頂きたいのですが、熱中症に負けるなということで医療もの。


Выходит из своего кобенета стомотолог. Задумался, сел на диван и расплакался.
Секретарша спрашеваит:
- Что случилось, Андрей Вячиславич?
- У меня богатый клиент.
- Ну так это же хорошо!
- Да? Клиент та богатый, только у него все зубы здоровы!!!


診察室から歯科医師が出てくる。医師は考え込み、ソファーに腰掛けて泣きだした。
秘書が尋ねる:
「アンドレイ・ヴャチスラヴィッチ、どうしたんですか?」
「金持ちの患者が来たんだ」
「それは良かったじゃないですか!」
「そうかね?患者は金持ちは金持ちなんだが、歯には全く問題がないんだよ!!!」


・・・わざわざ穴を開けて埋めるわけにもいかず、通常の検診や歯垢除去だけでは高額な治療費を請求できないですもんね。歯が丈夫でお金持ちの患者さん、果たしてそれは患者と言えるのでしょうか(笑)



Врач на обходе говорит больному:
- У меня для вас есть две новости: плохая и хорошая. С какой начать?
- Начните с плохой.
- Мы вам отрезали правую ногу вместо левой.
- Ну, а хорошая?
- Хорошая новость в том, что мы и левую ногу не должны были резать.


医師が回診である患者に言う:
「貴方に2つお知らせがあります。良い知らせと悪い知らせなのですが、どちらからにします?」
「悪い方からお願いします」
「我々は、貴方の左足のかわりに右足を切断してしまいました」
「うむ、で、良い方は?」
「良い知らせとは、左足はそもそも切断すべきではなかったということです」


・・・やった!左足は悪くなかったんだ!・・・って、2本に1本の籤ではないんですから、先生お願いしますよ。良い知らせと悪い知らせがあります・・・という形式の小咄はとても多いので皆さんも面白いものを見つけたら教えて下さいね。



Сибирь, тайга, два геолога сидят у костра. Один отходит по малой нужде в кусты и там его за член кусает гадюка. Бросается он с криком к напарнику:
- Коля, Коля свяжись по рации с врачом, пусть скажет что делать.
Коля связывается с врачом, так мол и так - человека гадюка
укусила - что делать? Ну врач и советует: надо наложить жгут, отсосать кровь из ранки... Укушенный срывающимся голосом:
- Коля, Коля что сказал врач, говори, почему ты молчишь?...
Коля, медленно снимая наушники:
- Помрешь ты Вася...


シベリアはタイガの密林地帯。地質学者が2人、焚火のそばに座っている。1人が焚火から離れ小用を足しに茂みへ入ったところ、アソコをまむしに噛まれてしまった。彼は飛び上がり叫び声とともに相棒に言った:
「コーリャ、コーリャ、無線で医者に連絡をとって、どうしらいいか聞いてくれ」
コーリャは医師に連絡をとり、人間がまむしに噛まれたらどうするべきか、あれやこれやと指示を聞く。医師は医師で、撚り紐で縛らなくてはだめだ、傷から血を吸いだせ、などと対処方法を助言する。
噛まれた方は声も途切れ途切れに言う:
「コーリャ、コーリャ、医者は、何て言ったんだ、、何で黙ってるんだ・・・?」
コーリャはゆっくりと無線機のヘッドホンを外しながら言った:
「諦めろ、ヴァーシャ・・・」



・・・想像を絶する痛さと言ったところのお話ですが、黙っている間、コーリャの頭の中では様々な葛藤があったのでしょうね(笑)最後の(あるいは最期の?)一文は「お前死ぬぜ、ヴァーシャ・・・」という訳になるかと思いますが、この訳だと解釈が分かれるのかな?私は敢えてコーリャの決意を踏まえて「諦めろ」としてみました。コーリャの運命やいかに!?(笑)


Доктор говорит пациентке:
- Вы полностью излечитесь если перестанете играть на пианино.
После ухода медсестра спрашивает:
- Доктор а какая связь между пианино и ее болезнью?
- Она живет этажом выше меня.


ドクターが女性患者に言う:
「ピアノを弾くことをやめればすっかりよくなりますよ」
患者が去ったあと看護婦が尋ねる:
「先生、ピアノとあの人の病気と、どんな関係があるんですか?」
「あの女性はうちの上の階に住んでるんだよ」


・・・先生の言いつけを守ってピアノをやめてくれさえすれば、先生の不眠症が治るのでしょうか(笑)



Врач - больному.
- Затрудняюсь поставить вам диагноз. Hаверное это алкоголизм.
- Ладно. Тогда я зайду когда вы протрезвеете.


医師と患者の会話。
「貴方の症状に診断を下すのは難しいですな。たぶんアルコール依存症でしょう」
「ならいいよ。それなら先生の酔いが覚めたらまた寄りますわ」


・・・なるほど!先生がある中で診断を下せないのね(笑)世の中には様々な思考法がありますね!



さて、そろそろ皆様を熱中症にかけてしまうといけないので、今日はこの辺りで。暑さに負けず、頑張ってまいりましょう。


↓クリック宜しくお願い致します↓
人気ブログランキングへにほんブログ村 外国語ブログへ


最近はご無沙汰してしまっています・・・

author:駆け出し俳優, category:日々是小咄 - 医者・病院, 01:29
comments(0), trackbacks(0), - -
ダイジなダイズ製品、そしてSoy Japones.
JUGEMテーマ:今日のお買い物
 

さて、毎週記事を更新するのが月曜の深夜になってしまっている感じですが、下界で本日は「海の日」という祝日だったそうですね。弊社は夏期の節電に伴い今年は輪番で非稼働日が回ってくる週休三日カレンダーが今夏採用されているため、小生は本日労働していたというわけでございます。


通勤ラッシュのない電車、人気のまばらな会社界隈、それほど待たなくても食べられる社食・・・いいことづくめ?の特別カレンダーですが、一週間に一日非稼働日が入るとなると、稼働日の業務負荷は若干きつくなった気がします。まあ、どんな条件下であろうと粛々と業務に取り組み、ONとOFFの区別をきっちりつけて楽しむところは楽しみたいですね。


とは言いつつも、今日はまさか私がオフィスにいるとは思わない知人たちからお昼前のうちからメール・電話が入り「実は今職場なんですよ」を繰り返すことに。。。デスクでこのことを話したら他の社員さんにも似たようなことが起きていたみたいで笑ってしまいました(笑)


そんなわけで、いつもより少しはがんばっただろうということで、帰り道に大人買いしてしまいましたよ。漫画じゃありません、SOYSHです(笑)



定期購入もあるらしいぜ・・・ひひひ


SOYSHを御存じない紳士淑女の皆様のために下記リンクを貼りますが、私も今日買ったので4本目です。日頃ブロッコリーと大豆製品が好きな感動屋として知られている小生ですが、まさか大豆のサイダーが出来るとはオドロキでしたね。味は・・・皆様ご自身で飲んで下されば一番わかりやすいかと思いますが、好みの別れるところではないでしょうか。豆乳が問題なく飲めればこちらも問題なし。小生は何の苦もなく美味しく頂きました。


http://www.otsuka.co.jp/soysh/


なんでも日本人の大豆離れが進んでいるそうで、40歳以下の日本人はどんどん大豆を食べなくなってきているんですって。私は普段納豆、冷奴、揚げ出し豆腐などを割と内外で摂取しているためかそんな意識はなかったのですが、皆様はいかがでしょうか?


きっと、いや絶対明日の朝一本飲んで出社すると思いますが、今日休んだタワーリシ各位もそうでない各位も明日からまた共に頑張りましょう!


・・・と、珍しくシンプルに記事が終わりそうになりましたが、まさか大豆が出てくる小咄なんかあるのかと思ってポイスクしてみたらわずかながらあるみたいです。ソイじゃ、一つだけ読んでみましょう(笑)


Международный конкурс универсальных веществ.
Американцы выставляют сою. "Мы из этого генетически усовершенствованного растения делаем все! Мясо, хлеб, сладости, иногда удается заменить овощи и фрукты..."
Японцы выставляют суперполимер. "Мы из этого полимера можем делать практически все! Ткани, заменители дерева и стали, керамики, проводников, полупроводников и изоляторов..."
Русские выставляют бутылку водки. "Мы представляем свой продукт, это особое соединение...", приводят формулу, физические и химические свойства...
Их перебивают:
- Ну хорошо, а что вы из нее делаете?
- Ничего... Мы делаем ее из чего угодно.


国際万能物品展にて。
アメリカ人は大豆を展示している。「我々はこの遺伝的改良が施された植物から何でも作ることが出来るのです!肉や、パンや、甘いものや、時には野菜や果物のかわりになるものだって・・・」
日本人はスーパーポリマーを展示している。「我々はこのポリマーから事実上あらゆるものを作ることが出来るのです!繊維や、木材や鉄材の代用品やセラミック、伝導体、半導体、そして絶縁体代用品だって・・・」
ロシア人はウォッカを一瓶展示している。「我々はお国の産物を展示しましょう、これは特別な化合物でしてね・・・」と、化学式を導き、物理・化学的な性質を引証していると、質問に話の腰を折られる。
「なるほど、それではその化合物から何を作るのですか」
「何も作れやしません・・・でも我々は何からだってウォッカを作ることが出来るのです」


・・・アメリカ人も日本人もそれっぽい感じで自国の自慢の品を展示していますが、ロシアはやっぱりウォッカなのね!「それっぽい」というかこれが一番それらしいか。ウォッカからは何も作れないけど、ウォッカは何からでも作れる。私もダーチャなどに呼ばれた際には随分と自家製ウォッカ(サマゴン)の洗礼を受けてへろへろになったものです(笑)


さて、こうして20mgの大豆イソフラボンも摂取したことですし、また明日からまめに頑張りましょう!


↓クリック宜しくお願い致します↓
人気ブログランキングへにほんブログ村 外国語ブログへ

author:駆け出し俳優, category:日々是小咄 - その他, 01:13
comments(2), trackbacks(0), - -