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飛散=悲惨
JUGEMテーマ:クラシック音楽


皆様、ご無沙汰しております。相変わらず花粉症がひどく、マスクとティッシュが手放せない日々を送っておりますが、 目のかゆみ、鼻のムズムズ、くしゃみは如何ともしがたいものですね・・・


今朝目を覚ますと青空が目に入り、「絶好の飛散日和だぜУРАААААААААА!!!!」という花粉たちの声が聞こえてきた気すらしましたが、こちらにとっては飛散=悲惨な結果を招くこととなります。花粉症でさえなければポカポカ春日和で言うことなしなのですが。


さて、今日は知り合いの方が代表をつとめるアマチュア楽団「アンサンブル・フォルツァ・ウーノ」の第3回演奏会@凸版ホールを見に行って参りました。曲目は以下の通り。



メンデルスゾーン: 「真夏の夜の夢」序曲
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第4番 ト長調
(Piano 独奏 加納 裕生野)

ベートヴェン: 交響曲第8番ヘ長調



モスクワにいた時は演劇ばかり観に通っていて、バレエ・オペラ・クラシック音楽などは本当に数える程しかいかなかったという見方によっては残念な経験の持ち主である私ですが、劇場やホールと言った空間は好きなので知人2名と連れだって観に行ってきたというわけです。


クラシックの何たるかは全くわからない私(まあ、演劇も然りですが)ですが、あの小柄な女性指揮者(沖澤 のどか先生)から生み出されるパワーに驚嘆し、そして加納 裕生野先生のピアノ独奏の音色には涙が出そうになりました。楽団の方々は皆一生懸命そのものであり、各人が仕事を持ちつつも練習を重ね、こうして演奏会を実現させることができるのは実に素晴らしいことであると感じました。私もロシア語絡みで人集めて何かしら出来ないかしらん。私は演劇でも演奏会でも、俳優や奏者の表情を見たいと考えるため可能であればなるべく舞台の近くに座ることにしているのですが、本日しっかりと皆様の渾身の表情を見せて頂きました。


よく?演奏会の途中に居眠りをしている方がいらっしゃいますよね。このことについて、「みんなが一生懸命弾いているのに居眠りとは何事だ、けしからん!」と考える人もいると思います。しかしその一方、同じホール内で、つまりかなり近くで弦も管もパーカッションも鳴っているのに眠れるということは、その演奏に力強いながらも人間をリラックスさせる要素が含まれているということなのではないか、と私は思います。それがテンポなのか、ある楽器の音色の組み合わせなのか、旋律なのかはわかりませんが、居眠りにもいろいろあるんだろうな、ということをここ最近コンサートに行く度にあれやこれや考えています。


今日のステージが素晴らしかったことは言うまでもなく、また何名か以前から知っている方も弾いていましたので居眠りとはならなかったことはここにご報告申し上げておきます(笑)


カラオケに行って大音量で歌うのもよし、スタジオに入って歪んだギターをかき鳴らすのもよしですが、こうして生音の力強いアンサンブルを聴くのもその爽快感は格別ですね。こうして週末に息抜きをしてストレス発散すれは、明日からまた頑張れるというものですね。


さて、今日はオーケストラネタをいくつか読んで寝るとしましょうか。


Дирижер в течении 25 лет перед каждым концертом вытаскивает из-за пульта записку, читает ее и начинает концерт. Однажды “первая скрипка” решил посмотреть и прочитал: “Скрипки – слева, виолончели – справа.”


ある指揮者は25年もの間、コンサート前に毎回譜面台からメモを取り出し、それを読んでから指揮を振り始めている。ある時、第1バイオリン奏者が意を決してそのメモを見て読んだ:「バイオリンは左側、チェロは右側」


・・・25年経ってもなかなか覚えられないこと、あるいは何度確認しても忘れてしまうこと、よくありますよね(笑)外国語学習にもそれは付き物だと思います。



На репетиции оркестра дирижер недоволен игрой ударников: - Если музыкант не может ни на чем играть, ему выдают две палочки, и он становится барабанщиком. Театральный шепот из оркестра: - А если он и с барабаном не справляется, у него одну палочку отбирают, и он становится дирижером.


あるオーケストラのリハにて、指揮者はパーカションの演奏に納得がいかずにこう言った:「もし音楽家が何の楽器も演奏出来ない場合、そいつには棒が2本渡されて太鼓打ちになるんだもんな」
これに対する舞台のオーケストラからのひそひそ声:「もしそいつが太鼓でもダメだった場合、棒を1本取り上げられて指揮者になるんだもんな・・・」


・・・なるほどね!指揮者って楽器経験者も多いみたいですけどこういう背景があったのね!(笑)みんながみんなこういうわけではないですが、ここでのパーカッションの反撃はすさまじい(笑)


また月曜から頑張って参りましょう!


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ロシアの劇場では休憩時間にシャンパンを飲んでイクラのオープンサンドをよく食べてました・・・また行きたいなあ。。。
author:駆け出し俳優, category:日々是小咄 - その他, 23:54
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男性諸君、本日は国際婦人デーですぞ!

Дорогие женщины, с праздником! Весеннего тепла и отличного настроения! Мы вас любим!


「親愛なる女性の皆様、国際婦人デーおめでとうございます!春のぬくもりと上々気分をお祈り致します。我々は貴女方が大好きです!」


かのドミトリー・メドヴェージェフ大統領もtwitterで上のようにつぶやいています通り、本日3月8日は「国際婦人デー」でございます。今日は全ての女性のための祝日ですので、ロシアでも仕事はお休みのはずです。きっと街の河岸通りはカップルで溢れ、アルバイトの花売りの子も大勢でているのでしょうね。男性諸君のお財布の中身も軽くなってきていることでしょう・・・(笑)


私も日常生活の様々な場面において、素敵な女性たちにハラハラさせられたり、息を飲まされたり、心拍数を増加させられたりしていますが、皆様本当にありがとうございます。今日という日をお祝い申し上げます。気遣ってもらったり助けてもらったりすることが多く、私の方から何かしら(笑い、安心、感動など)をお届け出来ているかは疑わしい節もございますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


本来であればちょっとカッコつけてロシア語か日本語で短い詩でも作ってメロディーでもつけたいところですが、そちらはブログ上ではなく3次元生活の方に預けるとして、国際婦人デーに関するアネクドートを捧げたいと思います!



- Ты когда любовников домой пpиводишь, то хоть следы убиpай за ними. Чей это галстук?!
- Ты что, забыл? Это же мой подаpок тебе на 23-е февpаля, а вот чья это губная помада?
- А это мой подаpок тебе на 8-е маpта!


「お前、愛人を家に帰す時には証拠ぐらい片づけておけよ。誰のネクタイだよこれは?」
「なによあなた忘れたの?これはあなたへの2月23日のプレゼントじゃない。ところでこれは誰の口紅よ?」
「こ、これはお前への国際婦人デー用のプレゼントさ」


・・・いきなり愛人とか出てきましたが、ここでは亭主が墓穴を掘りましたね(笑)会社でも今日話していたのですが、男性って「記念日モノ」に弱いと思いませんか?ある女性曰く「そんなの人によってばらばらよ」とのことでしたが、まるっきり忘れてしまうのも考え物ですが気を遣いすぎるのもどうかと思います。私見。2月23日はロシアでは「祖国防衛の日」といって、今日が女性のための祝日なら2月23日はいわば男性のための祝日です。



Маленький мальчик спрашивает у папы:
- Папа, а почему день 8 Марта выделен в календаре красным цветом?
- Это, сынок, цвет нашей с тобой мужской крови!


小さな男の子がお父さんに尋ねる:
「パパ、どうして3月8日はカレンダーで赤くなってるの?」
「いいか、それはな、俺とお前、男たちの血の色だぞ!」


・・・血の日曜日ならぬ血の国際婦人デー、ですか。男性たちは愛する女性を始めとしてその他全ての女性のために象徴的に血を流すのです・・・(笑)



Приходит на 8-ое марта Чебурашка к Шапокляк и говорит:
- Поздравляю тебя с 8 марта! Прими на память от меня и Гены этот скромный подарок - зеленую сумочку из крокодильей кожи...


3月8日にチェブラーシカがシャポクリャークばあさんのもとにやって来て言う:
「国際婦人デーおめでとう!僕とゲーナからの記念につまらないものだけど受け取って。ワニ皮で出来た緑色のバッグだよ・・・」


・・・ゲーナ体張ったな〜!そしてチェブラーシカはブラックだな〜!というお話(笑)最近日本でもチェブラーシカの人気が上昇しあちらあこちらで見かけるのは嬉しい限りです。シャポクリャークは帽子をかぶったおばあさんのキャラクターです。私の部屋の鍵にも、実はチェブがついているんですよ。いつもお世話になっている先輩から頂きました↓スパ思慕!


↑なかなかいいでしょ?


小咄はまだ続きます(笑)


Идеальная жена - это женщина, которая родилась 8-го марта, и с которой вы познакомились и поженились 8-го марта. И это не только экономия на подарках! Пусть только попробует когда нибудь спросить: "Милый, а ты не
забыл, какой сегодня день?"


理想の女性 - それは、3月8日に生まれ、3月8日にあなたと出会い、3月8日に結婚した女性である。これはプレゼント代の節約になるだけではない。「ねえあなた、今日が何の日か忘れてないわよねえ?」と、いつ何時尋ねられても平気なのだ。


・・・気にいった!とにかく気にいった!覚えるのは3と8だけ(笑)



Просыпаются муж с женой утром 8-го марта.
Жена, сладко потягиваясь:
-Ах какой чудный сон я видела! Будто ты мне на 8е Марта подарил брильянтовое колье! Что бы это значило?
Муж целуя ее:
-Подожди, вечером узнаешь!
Вечером жена прибежала с работы пораньше, накрыла на стол, поставила пузырь, зажгла свечи...Приходит муж и протягивает ей красивую коробочку, перевязаную бантиком.
Та ее открывает и видит книгу 'Толкователь Снов'.


あるご夫妻が3月8日の朝に目を覚ます。妻がやんわりと伸びをしながら言う:
「ああ、なんて素敵な夢を見たのかしら!あなたが3月8日のプレゼントにダイヤの指輪をくれた夢よ!これってどういう意味だったのかしら?」
夫は妻にキスをしながら言う:
「まあちょっと待ってなよ、夜になったらわかるさ!」
夕方、妻はいつもより早く仕事から帰って来て、食卓の用意をし、ガラス瓶を置いてキャンドルを灯した・・・夫が帰宅し、リボン付の奇麗な小箱を妻に差し出す。
妻がその箱を開けるとそこには「夢占い」という本が入っていた。


・・・ダイヤモンドリング買ってこいよ!(笑)夢の意味なんか本気できいていないのに、この鈍感な亭主には感服致しました!しかしどこか自分に似ている所があるので愛らしい、なんてね(笑)


さて、そんなわけで世の中には様々な3月8日模様が溢れていると思いますが、最後にカクテルの作り方を紹介して終わるとしましょう。


Коктейль "Прощай, 9 марта".
Выпивается вечером восьмого.
Рецепт крайне прост: 1 литр водки, 1 литр пива.


カクテル「さらば3月9日」
3月8日の晩に飲まれている。レシピは極めて単純:ウォッカ1リットル、ビール1リットル


・・・どんな辛いことがあったかは知りませんが、これを飲めば間違いなく9日とは別れを告げたも同然でしょうね(笑)


我々は3月9日に別れを告げることもなく、また明日も頑張って参りましょう!


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写真で恐縮ですが、全ての女性の方々、このお花をご覧ください(笑)以前北海道に旅行に行った際、北海道庁旧本庁社の庭で撮影したものです。特にカメラが趣味ってわけでもないですが、よくとれたのでお気に入りの一枚です。奇麗だと思いません?

author:駆け出し俳優, category:日々是小咄 - その他, 22:13
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今いる環境の中で出来ることを精一杯するだけ
JUGEMテーマ:2011 地震(東北地方太平洋沖地震)


・・・気がついてみると地震から既に今日で17日が経過してしまいましたね。


震災の日、私は東京にいましたが、これほど大きな揺れは初めて経験しましたし、非常な恐怖を感じました。


私の実家は東京の西のさらに西にあるため、幸い家族・親戚に被害がなかったことが何よりです。
それでも、鉄道の不通、食料・ガソリンの不足、継続する計画停電が大変だと家族や友人がこぼしていました。


私の会社の建物は築約40年?程らしく、余震が来るたびに一同肝を冷やしてヘルメットを装着しながら仕事をしてきましたが、ここ数日でようやくだいぶ落ち着いてきました。そのかわり、ニュースでも報道されていましたが「地震酔い」のような症状を口にする人が周りに割と多く、私自身も果たして本当に揺れているのかわからなくなってきている、というのが正直なところです。


依然として被災地では多くの方々が避難生活を送っており、死者・行方不明者の数は増加していっています。また一方で、奇跡的に助かった方々の話題や、震災復興に向けた内外の活動など、前向きな報道が増えてきていることも事実かと思います。


ただ、福島の原子力発電所の話題だけは見えない放射性物質の拡散の危険性や電力不足と絡め、緊急事態が続いています。随分と辛辣な批判も目にしたり耳にしたりしますが、現場にいるのは自分たちではありません。泣きたいのを、逃げたいのを必死で我慢して、事態の収束に不眠不休で取りかかっている人たちの事を考えると、原発や放射性物質に対するリテラシーの低い私なんぞがとやかく言う事は出来ないということを切に感じます。


自分は今いる環境の中で出来ることを精一杯するだけ。


職場でも家でも節電を心がけ、ミネラルウォーターや食料を買い占めず、自らの仕事を精一杯やる。いつもは決して振り返らずに退社している私ですが、私の業種は震災復興に関わりがありますので、こういう時こそがんばる。


偉そうなことは何も言えないけど、被災地の外側にいる私たちの小さな積み重ねが積もり積もって大きな力になって被災地に届くことを祈って明日もがんばります。(そんなにすごい笑いが届くかどうか自信は持てませんが、順次アネクドートも再開していきたいと考えています)



 


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author:駆け出し俳優, category:日常の一幕, 23:21
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