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ウクライナ週末紀行 其ノ五 綺麗なおねいさんならまだしも、おっさんに狙われていたとはね・・・(3日目)
キエフ滞在3日目、朝起きるとどうやら雨は上がっている模様。まだ少し雲がありますがこれなら充分を街を歩けます。そんなわけですぐさま冷水の方をひねって無事に温水シャワーを浴び、街歩きに出発。


前回来た時に行っていない場所ももちろんありますので、カロリー超過を緩和すべく、とにかく歩き回りますよ今日は!


ところで昨晩考えていた一案というのは、初日に空港からホテルまで送ってもらった個人営業タクシーの運ちゃん・ユーリーを呼ぶこと。彼はアパートの日貸しと市内エクスカーションもやっているとのことですので、午前中は出来るだけ自分の足で街を歩き回り、午後の数時間を利用してキエフ・ドライブに連れて行ってもらう、と。自分が訪ねた場所の他に何か面白い提案を引き出せるかもしれないのでそれを期待しよう、ということです。既にユーリーとは13時に約束をしてありますので、それまでは縦横無尽にキエフを闊歩しますぜ。


昨日と同じく早足でメトロに向かい、Хрещатикから2つ先のУніверситетを目指します。モスクワにいる時分、不幸にも1度だけ地下鉄で殴られたことがあったのでメトロを利用するときは特に気が引き締まりますね。スリみたいな胡散臭いおっさんや、ハードロック・ヘビメタ信奉者のようなスキンヘッドの兄ちゃんがいないか常に気を遣っているのは意外に疲れます・・・


Університет駅を上がるとタラス・シェフチェンコ大通り(бульвар Тараса Шевченка)に出ますので、まずはこの通り沿いを東に進みウラジーミル通り(Володимирська вулиця)方面を目指します。


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タラス・シェフチェンコ大通りの並木道。両側の車道の交通量はかなりのものです。


通り沿いにはウラジーミル聖堂があるので立ち寄ってしばし内部を見学。


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ウラジーミル聖堂。黄色の外壁とはなかなかユニークな感じを受けました。バスなどで乗りつける観光客も結構多かったみたいです。


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内部はかなり迫力がありました。ちょうどミサ?がやっていて説教と思しきウクライナ語を聞くことが出来ました。実際は写真よりもう少し薄暗いかもしれませんが荘厳な雰囲気が漂っています。


聖堂を出てしばらく歩くとウラジーミル通りとの交差点に行きあたります。交差点手前の右側一帯が国立キエフ大学の植物園。交差点を右に曲がると大学の建物が見えてきました。


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はい、ということでシェフチェンコ記念キエフ大学。真っ赤とは聞いていたのですが、実際見てみるとまさに真っ赤ですね(笑)地球の歩き方に拠ると「ロシア皇帝ニコライ1世が徴兵拒否運動を起こした学生たちへの罰として、建物を血の色で塗り潰すよう命令した名残」だそうです。インパクトはかなり強烈ですね。


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大学の向かいの一帯は公園になっていて、その中央におわすのがこのお方。詩人のタラス・シェウチェンコ大先生です。ロシア語風にシェフチェンコと表されることが多いようですが、一応(というか正真正銘か笑)ロシア語学・ウクライナ語学のゼミ員だったのでここではシェウチェンコと記しました。順位をつけるのは難しいかもしれませんが、ロシアだったらプーシキン、ウクライナならシェウチェンコという具合でしょうか。


公園内の売店で朝食替わりのピロシキを1つペロリと食べてしまった後はウラジーミル通りを逆の方向に進み、そのまま北上します。フレシチャーティク通り(Хрещатик)は買い物やカフェなどで賑やかな通りですが、こちらウラジーミル通り沿いにはキエフの見どころが連なっていますので、初めてキエフに来た場合はこの2つの通りを歩けばバッチリ。結構時間もかかると思います。


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「ふふふ、カロリーが消費されているのをじわじわ感じるぜ・・・」とニンマリしながら歩いて行くとシェフチェンコ記念国立オペラ・バレエ劇場がありました。実は今回の旅程の中に演劇鑑賞も加えたかったのですが、原書で読んだことがあってわかるような演目がなかったため見送り。次回は音楽・バレエも選択肢にしたいと思っています。


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ウラジーミル通り沿いの建物は面白い色使いのものが多いです。この他にもカラフルな建物がいくつも見られました。


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こちらは黄金の門でございます。同じ名前のメトロ駅がすぐ近くにあるのですが、Університетからでも充分歩いて来られますよ。1240年に蒙古軍に破壊されバトゥ・ハンがこの門を通ってキエフ入城を果たしたとか。高校世界史で「13世紀はモンゴルの嵐」と習いましたが、スラヴ地域への理解を深めるためには要スタディですな。


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黄金の門を脇から見るとこんな感じです。中学生くらいの社会科見学?的な訪問者が多かったです。


黄金の門を過ぎるて500mほど歩いて行くとソフィア大聖堂が面しているソフィア広場に行きあたるのですが、この区間で私はドキリとさせられました・・・


人通りは然程多くないウラジーミル通り。先程から1人の男性が私の近くを行ったり来たりしているような気がしていたのですが、、、50代くらいでしょうか、手には畳んだ地図のようなものを持ってタバコを吸いながら歩いています。観光客にしては身軽過ぎるけど、いかにも街を見物しているような感じで時々立ち止まっては建物を眺めたりしています。この通りでずっと抜かしたり抜かれたりしてるけど、前を歩いてるあの人もこの先のソフィア聖堂に行くのかな、なんて思っていた矢先!なんとその人が横断歩道の手前でポトリと財布のようなものを落としたじゃありませんか!見た感じ透明のケースで中にはドル?が入っていたようでした。


親切な人なら「あの、お財布・・・」と言って落としたことを知らせるでしょうが、実は観光客を狙ったこの手口の詐欺がキエフでは多いんだそうです。「財布拾い」といってあたかも偶然に財布を拾った体で観光客に近づき、これは君のものではないかと尋ねている際に相方が登場、これは自分が落とした財布だけどどうやら入っていたお金が足りない、などといって難癖をつけお金を請求したりするそうです。私は幸い事前にこの情報を得ていたので、どきりとはしたものの「ははあ、こいつが財布拾いだな、残念だけどひっかからないぜ」と直角に進路を変更して迂回、通り過ぎる際にギロリと見遣ってやりました。こちらも急に進路を変えたのであちらも恐らくバレたと思っていたのでしょうか、そのまま脇の道へと消えて行きました。おそらく相方の車の方にでも向かったのでしょう。


ということでタワーリシ各位!キエフ旅行の際にはこういう輩に注意して下さいね。私も一瞬は「警察を呼ぶかここから立ち去るかどちらがいい?」なんて言ってやろうかとも思ったのですが、こういうケースは無視するのが最善の策でしょう。これまで平和に街を歩いて来ましたがやはり日本人(というか東洋人)は目立つのでしょう、余程気をつけねばならないなと再認識するいい機会でした。それにしても、財布を落としたのが綺麗なおねいさんだったらダメだったかもしれないですね。今回は相手がおっさんでよかった(笑)


さてさて、このようにして辛くも?難を逃れた私はソフィア聖堂のあるソフィア広場に無事にたどり着いたのでした・・・


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ウクライナ, 23:16
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