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ウクライナ週末紀行 其ノ四 チェルノブイリの祈りと体重増加の焦り、とは言いつつもそれほど焦っていない自分への焦り(2日目)
ペチェルスカ大修道院からバス、メトロで来た道をを引き返し、ХрещатикからМайдан Незалежностіへ乗り換え。そこから北に2つ目のКонтрактова Площаで下車します。


既に14時過ぎだったので結構お腹が空いていたのですが、レストランに入ると何だかんだで時間がかかってしまいそうだったのでどうしようかと迷っていると・・・シャウルマ屋が目に飛び込んで来ました!1度は食べたいと思っていたので速攻で駆け寄って「おやじ、シャウルマ1つ」とすぐさま注文します。18グリヴナ也。久し振りに食べたシャウルマはとっても美味しかった!・・・でも夢中で食べてしまったので写真はありません(笑)もしまたチャンスがあれば撮ることにしましょう。(シャウルマをご存知ない方は、ケンタッキーのツイスターを思い浮かべて下さい。あれの中身がチキンではなくてケバブのようなエスニックになっている、中毒性のある食べ物です)


さて、チェルノブイリ博物館は駅から10分もしない距離にあります。2006年に来た時は随分迷った気がしたのですが、今回は難なく到着。URLは下記の通り。英語のページとバーチャルツアーもあります。http://www.chornobylmuseum.kiev.ua/index.php?lang=ru


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入口の脇にはチェルノブイリ原発事故が発生した年である1986と書かれた車両が並んでいました。


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ウクライナ語では「チョルノーブィリ」といったところでしょうか。


中に入ってみると中学生か高校生と思しき団体がいて非常に混雑していました。キエフより北方のチェルニーヒウから来たそうです。


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1階のフロア脇には3.11.の東日本大震災に対する応援メッセージが「キエフの栗の木より」として掲げられていました。



中央のスクリーンには震災の悲惨な場面が映し出されており気が沈みましたが、この温かいメッセージを読んで感激を覚えました。1969年までキエフには街の紋章はなく、「鎌と鎚」(ソ連の国旗・国章と同じ)だったそうですが、その後に栗の木がキエフのシンボルになったそうです。見て快く、その葉と花が非常に整然とした形であるのが理由であるとのこと。つまり街全体で震災復興を応援してくれているのですね。被災地にもきっとこの祈りは届いている筈です。


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本格的な展示は2階から始まります。


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概してこの博物館の展示からは恐怖感や不気味さ、焦燥感のようなものを感じる部分がありました。史上最悪の原子力事故とされているので無理もないでしょうか。


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立ち入り禁止区域地図、でしょうかね。


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内部はあまり説明が豊富でなく、展示された資料などから各々がその威圧感を感じ取るといった具合です。


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時計の1時23分は4号炉で原子力事故が起きたまさにその時刻を指し示しています・・・


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汚染地域地図ってやつでしょうか、、、


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こちらは、線量を測る器具ですよね?何の説明もなしにホール真ん中に立っていました。


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広島の皆さんからの応援メッセージも展示されていました。


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左側の天使と右側の作業服、、何だか不気味なコントラストです、、、


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Blue areaと呼ばれるホール。無数の子供たちの顔写真や、清掃作業、診療・治療などに関わった方々の様々な場面の写真が展示されていました。


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え〜とすみません、名前を失念しましたがウクライナ人の方が描いた「絆」のプラカード。


チェルノブイリ博物館でも結構ゆっくりしてしまいましたが、史上最大の事故の博物館とあって各地から訪れる人があとを絶たない模様でした。ホール入口近くのゲストブックに記帳する際にパラパラとめくってみたのですが、様々な国の方がメッセージを残しており、その中にはもちろん日本人も含まれていました。


実は今回キエフに来る際にチェルノブイリ・ツアーに申し込もうかどうしようか私は非常に迷っていたんですね。震災後の福島をこの目で見たことはないのですが、事故発生から26年目のチェルノブイリを目にすることで、様々な条件は違えどひょっとして未来の福島の一部分が垣間見えるんじゃないかと思ったのですが。今回は非常に悩んだ挙句、「僕、長男だしまだ独身だから」という理由(笑)で市内観光をすることにしたのです。それでも、またチャンスを見つけていつか訪ねてみたいな、という気持ちは少しあります。


外に出ると雨が上がっていたので、周囲を見回しながら歩きでホテル方面に向かいました。雨の中歩き回り結構消耗したので、夕飯に出る前にホテルで一息つくことにします。昨晩はクリミア・タタール料理だったので、今晩こそはウクライナ料理を食べねばなるまい!ということで、毎度お馴染み地球の歩き方を捲り、それほど遠くないウクライナ料理レストランがないか探します。ちょうどホテルから歩いていける範囲にБудьмоというレストランを発見したので今晩はそこに突撃することにしました。チェルノブイリ博物館では若干沈んだけど、ここで挽回するぞ、ウラ〜!ってな具合です。



こちらが今回訪れたレストランБудьмоです。何故明るいのかというと、翌日の街歩きの際に通りかかってパシャリとやったからなのですね。ちなみにЛаскаво просимоとはウクライナ語で「ようこそ」の意。


というわけで、皆様毎度毎度恐縮ですが、我が乱暴な食欲が襲いかかったウクライナ料理を紹介させて頂きます!昼間シャウルマしか食べなかったんでかなりお腹空いてたんですよ、いやもうこれは食べ歩きブログと化したかな(笑)



皆さん、これが何だかわかりますか・・・?そうです、これはウクライナの麻薬ことサーロ(Сало)です。これは見ての通り豚の脂身の塩漬けなのですが、これにご覧のようにからしを少し乗せて食べると抜群にウマいのです!今回は翌日の観光もあるのでウォッカを飲みませんでしたが、これをつまみにすれば朝まで語り尽くせること間違いなしでしょう!ウクライナ人のサーロ好きは笑いのネタになるほどで、私が学生時代、ノヴォシビルスクにホームステイした先のお父さんは「ウクライナ人はサーロが好きすぎて1日でもサーロを食わないと死んじまうのさ、ひっひっひ」と笑っていたのを覚えています。(ここで突然、「そういえば最近、アネクドートの記事を全然書いてないなあ、、」と思い出す)


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リヴォフスキービールに、黒パンとサーロ、そして魚の燻製・・・何も文句はない筈なのですが、お向かいの席に座る人はいないんだなあ・・・「桜の園」のトロフィーモフの台詞 "Вот они тут, в кармане. (Тревожно.) А калош моих нет! "という気分でした(どんな気分だ笑)


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そして、こちらがウクライナ料理の大関、ボルシチです!まあ、大関かどうかは別として、もともとはウクライナ料理なんですよねボルシチって。にんにくオイルがかかったパンと一緒に供されました。寒い中を歩き回った体もこれで完全に温まります。


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それでもなぜかコースターはベルギービール(笑)


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そして、準備運動を終えた私がメインとして注文したのは・・・そう、キエフ風カツレツです!サーロ、ボルシチ、キエフカツ、もはやウクライナの三役と相撲を取った気分です(笑)博多でとんこつラーメンをすする、広島でお好み焼きを頬張る、北海道でジンギスカンを食べるのと同じように、キエフではキエフ風カツレツに喰らいつくのです。


いつもの通り調子に乗って注文したおかげでお腹はパンパン(笑)ウェイトレスさんもとっても親切で、地元の人も割と入っているみたいでした。大満足のウクライナ料理。アルコールも手伝ってかなりリラックス出来ました。


まあ、いつものことですが言わずもがなカロリー超過ですので、帰りはホテルに向かいつつも地下通路やフレシチャーティクをうろちょろして運動をしてから部屋に戻ることにします。日中はカバンやら傘やらありましたが、手ぶらでうろつくのは楽ですね。何かあった時にもすぐに逃げられますしね(追いつかれなければですが)。


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小雨が降っていましたが、写真左下のタワーリシ各位のアネクドート大会は終わる気配がありませんよ・・・


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ホテルに帰る途中のグローブスの中に入っている寿司屋。СУШИЯと書いてスシヤと読みます。トロなのかサーモンの握りなのかわかりませんがこのゆるキャラはなかなか可愛らしくて気に入りました。


天候が崩れ気味でしたがよく街を歩いたので心地よい疲労感を感じ、ホテルにつくとごろごろして間もなく消灯。日曜日(4日)の午前中の便でブラッセルに帰るので明日3日の土曜日で観光は実質最後です。最後の1日はどう使おうかな、と思案していたのですが、いい機会だし明日の昼過ぎには少し工夫してみよう、と、そんなことをぼんやりと思い浮かべながら眠りの世界に入って行きました・・・


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ウクライナ, 00:16
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