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ラトヴィア週末紀行 其ノ三 リガ街歩き後編  初コイの街の味 もはや長編写真ブログ?
さてさて、ウズベク料理でしっかりと腹ごしらえをした後は引き続きリガ観光に繰り出しますよ!


件のウズベク料理屋から北に向かい路地という路地を通過しまずは火薬塔およびラトヴィア軍事博物館の方面へてくてくと歩いていきます。すると、あったあった火薬塔。外壁に17,18世紀にロシア軍が攻撃した7つの砲弾が埋め込まれているんですって。


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火薬塔と隣接してラトヴィア軍事博物館が居を構えています。内部には戦闘機や軍艦の模型や武器が飾ってあり、マニア受けする内容となっていましたよ。


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ラトヴィア軍事博物館に入って様々な展示を眺めてみましたが、内部はかなり専門的な事柄が多く取り上げられていました。上の日の丸はサハリンで勤務したラトヴィア人医師が日本人抑留者から贈られたものなんですって。まさか知り合いの方のお爺さんの名前とかないですよね?


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こちらは見ての通り城壁の一部でございます。軍事博物館から北に向かう道沿いにあるんですが、リガも13世紀から18世紀まで城壁に囲まれていたんですって。この通りの並びにはカフェやレストランが並んていてとても賑やかでいい雰囲気でした。


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城壁に沿って進んでいき、左に折れてこの門をくぐりました。こちらはスウェーデン門というリガ唯一の城門。地球の歩き方先生曰くこの門には悲しい伝説があるそうで、かつてリガのお嬢さんたちは外国人と会うのを禁止されていたとのことなのですが、ある娘さんがスウェーデン兵と恋に落ち、この門で密かに逢瀬を重ねていたと。しかし禁を犯した娘さんはある時とうとう捕らえられ、罰として門の内側に塗り込められてしまったといいます。それ以来真夜中にここを通るとその娘さんのすすり泣く声が聞こえるとか・・・


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とうとうやって来ました・・・ラトヴィア国立劇場です!旧市街の北の外れで密かにオフシーズンを過ごしていました。中に入ってその空気と雰囲気を味わいたかったのですが致し方なしですね。残念ながら俳優もいないみたいでした・・・たった1人を除いてはね・・・(笑)


雨が降らないのはよかったのですが天気はカンカン照り。時折キオスクで炭酸水を買いつつ街歩きをしますが結構体力を奪われます。旧市街の中心(中部)および北部はトコトコ歩き回って結構見て回ることが出来たので残るは南部でしょう、ということで地図とにらめっこし踵を返して南へ向かいます。


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南部に向かう途中のこのキリル文字を僕は見逃さなかった・・・「レニングラード」という名前のカフェです!


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「人はあんまり入ってないな、やっぱり夜にお酒メインなのかな・・・」なあんて思いながら歩いているとタワーリシに怖い顔で睨まれてしまいました!店の主人が窓から覗いていたわけじゃないんですね(笑)


1月13日通りという割と大きな通りを超えて中央市場の方へ向かっていくと驚愕の光景が・・・!


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なんとクワスのタンクが目に入ってきました!汗をかいてここまで一生懸命歩ってきた甲斐があったというものです。どんなお姉さんが売り子をしているのでしょうか・・・?


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"Девушка, дайте, пожалуйста, ноль-три!"(「お嬢さん、0.3のをお願いします」)というと、早速タンクからクワスを注いでくれました。よく冷えていてとっても美味しかったです。人によっては「よくこんなタンクから買って飲めるねえ・・・」という方もいるかもしれませんが、ニチヴォー主義なので問題なし。粋な体験をさせてもらいました。


外は暑くてかなわないので市場の内部へ。下のような巨大な建物が数棟並んでいて扱う商品も様々な中央市場。独特の活気に溢れています。


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モスクワにいる時分、何回か市場の天井が崩落する事故のニュースを耳にした事が有ったため少し不安でしたけど・・・


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売れ残りとかどうなっちゃんでしょうね・・・?


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内部にはこんなタンクもありました。こちらはクワス・バーですね。


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外ではスイカとメロンが売っていました。モスクワではよく街角に鉄柵のような囲いが設置されてその中にスイカが大量に積まれているのを目にしましたが、こちらではなかったようです。


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釣具屋も市場の中にありました!写真奥に写っているおばさんが店主で、若者に対してルアーの使い方や特徴をレクチャーしていました。リール付の降り出し竿を持ったオッサンを何人か見かけたので釣りもポピュラーなのでしょう。嬉しい限りです。


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屋外の市場を歩き回っているとドカンと目に入ってきたスターリン建築様式の建物。これ、科学アカデミーだそうです。ワルシャワに行った時は文化科学宮殿がありました。出来れば本場の外務省やモスクワ大学本館も見に行きたい!


いやあ、炎天下の中ここまで歩いてくると流石に疲れました。歩いて引き返すのもだるい、ということで周りを見渡すと、ラトヴィア大学行きのトロリーバスが走ってきました。こんなこともあろうかと予めEタロンス(交通機関の回数券)を買っておいてよかった!というわけで早速トロリーバスに乗車。席も空いていたので座って街を駆け抜けます。


程なくしてラトヴィア大学の脇に着いたのですが、もう少し座っていたかったこともありそこでは降りませんでした。きっと巡回バスだからまた戻って来られるでしょう、ということで街並みを眺めつつそのままバスの旅。


ところが、です。段々バスは街から離れて行き、景色も寂しくなってきます。立ち並ぶ家々もダーチャのようなものが多くなり住宅と野原が多い地区まで乗ってきてしまいました。流石に少し不安になったので後ろのお姉さんに聞いてみると、街からはどんどん離れていて"Жилой район"に差し掛かっているとのこと。反対側の線に乗り換えた方がいいわよ、ということでお姉さんにお礼を言って降車。その後は特に問題もなく見たことのある景色の方に戻ることができました。今度はキチンとラトヴィア大学前で降りました。


バスに乗ってきたとは言え時刻は既に夕刻。一日歩いて結構疲れたので一度ホテルの部屋に戻って顔を洗ったりしてリフレッシュ、同時に本日の夕食につきどこで何を摂るかを検討します。ラトヴィア料理のレストランを地球の歩き方で探したのですが、いまいちピンと来ず。ホテルフロントに聞いてみようかと思ったのですが「それならうちのレストランで」となりそうだったので結局手ぶらで再び街を歩いて探すことにしました。


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近くの広場のカフェから音が聞こえてきたと思ったら・・・テレキャスターの硬い音が鳴り響いていましたぜ・・・!


ラトヴィアもいい時期に来られてよかったなあ、なんて思いながらトコトコ近くを歩いていたら、「Fisherman's son」という看板が目に入り「Latvian Fish Restaurant」なんて書いてある。釣り師の息子、ラトヴィア魚料理ときた、そしてウェイトレスは可愛いときたらもうここしかない!ということで、紳士的に「少し腰掛けてもよろしいですか」なんて聞いてテラス席に座りました。


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19時をまわっていてもまだまだ外は明るいですが、いい具合に気温が下がってきて大変よい心持ちでありました。


さあてどんな魚料理を頼もうかな思っていると、あれ・・さっきとは違うちょっとギャル?みたいなウェイトレスがメニューを持ってきました。ツンツンした感じでいい具合に愛想が悪い(笑)


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とりあえず地元のビールをくれということで出てきたのがこのLuksusというビールです。ビールを頼むとСветлое или тёмное?と聞かれました。ああ、そういや何回も聴いた覚えのある質問だなあ、なんて地味に感動。沁みわたるねえ!



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慌てん坊の誰かが待ちきれずに黒パンをかじってしまった模様。香草が練りこんであるような、とっても風味豊かな黒パンでした。食べてよし、嗅いでよし、撮ってよし、ですね。


それでは、ひと通りメニューと睨めっこをし、苦悩の末選び抜いた数々の魚料理たちを以下で紹介させて頂きます!昼間のウズベク料理は完全消化済み(笑)


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まず出てきたのがラトヴィアの川魚のブイヤベース。魚のエキスがたっぷり出ていてとてもオイシイ。黒パンもすすみ、結果としてビールもすすんでしまいました・・・


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続きまして、3種の魚のカルパッチョ。サーモン、ツナ、そしてカレイだそうです。珍しい味のソースだと思ったら梅ワインのソースだとか。ビールの色が変わったの、お気づきですか(笑)


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そして登場したオッシャレ〜なプレート。この魚は・・・なんと、鯉です!これまで鯉を釣ったことはありますが食べたことはありませんでした。初コイの味としては、さっぱりしていて身も柔らかくて美味、泥臭い感じはしませんでしたよ。どちらにしようか迷っていたもののもう1つがナマズのステーキですが、鯉で満足。


とっても美味しかったのでお皿を片付ける際にギャルのウェイトレスに美味しいと宣言しておきました。ラトヴィアでは鯉はポピュラーな魚でよく料理に登場するとのことです。「日本人は鯉を釣りはするものの一部地域でしか食べず、自分は生まれて初めて鯉を食べた。思ったより美味しくて選んでよかったよ」と言ったところ、それまでツンツンしていたギャルのウェイトレスが微かに笑って心なしか相対的にデレっとした感じがしました・・・いや、間違いない!だってその後、「デザートはいかが?メニューを持ってきましょうか?」って言ったんだもん!


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・・・そんなわけで快諾してしまい、カロリー超過はとっくにご存知だと思いますが、デザートとエスプレッソ。料理もデザートも全部うまかった〜!


テラスに座っての食事はとても気持ちがよく、料理も適度に時間をおいてサーブされたので合間に街行く人を眺めたり、あれやこれや考えたり、かなりのんびりと時間を過ごすことが出来ました。


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レストランはこんな場所です。私はオススメしますよ。


美味しい夕食も食べたしギャルのウェイトレスとも打ち解けられたし、ああこれでホテルに戻って気持ちよく眠れるぞ〜、なんて一度は思ったのですが、実はこの日観光を開始した時からずっと迷っていたことが1つありました・・・この機会を逃したら次にいつ出来るかわからないけどどうしようか、、、何だと思いますか?え?夜にキレイなおねいさんがいるお店に繰り出す?そんなたいそうなことじゃございません(笑)


まあとりあえず聞いてみよう、ということで、レストランを後にした私は期待に胸を躍らせてその場所へ向かったのでした。がしかし、今回は流石に長いというお便りが届いていますので、その模様はまた次回にでも!(笑)


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ラトヴィア, 23:32
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