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愛らしいビュロクラシーв России?

毎度毎度のことで恐縮ですが、今週もこの時間がやってきてしまいましたね・・・


これから月末に向けて忙しくなっていくと思いますが、また気を引き締めて日々取り組みたいところです。先週金曜日には大好きな蕎麦が打てずにがっかりしてしまいましたが、今週は皆様にも私にも良いことがあると信じて頑張って参りましょう。


最近は北方領土絡みの話題で何やら不穏な雰囲気が立ち込めているため、ますますロシアに対するイメージが悪くなってしまうことが心配です。学生の時に通訳のボランティアで国後島を訪れたことがあったのですが、元島民の方々も段々と少なくなってきており、本土から移住をしてきている方が多いな、という印象を受けました。時期は若干違えどロシア側の島民の方々にとっても島々は先祖の土地でしょうし、また日本側の元島民やその御子息たちにとっても先祖の土地であるということを考えると、移民の方々が増えてくると島の帰属問題・領土問題というものがどこか他人事(ひとごと)のようなものになってしまい、島の方々と言葉を交わす毎に、これはこの先時間が経てば経つほどどうにもならない問題と化してしまうことを感じて落胆して帰ってきた思い出があります。


私はあまり北方領土問題に関するこれまでの歴史的経緯などに詳しくありませんが、先日社外の人と話をしていてこのような話題になり、上記のこともあったため何と答えてよいか困ってしまったことがりました。ロシア畑で育った以上、この問題について意見を求められるような機会もこの先あるかとも思いますので、書物を読んだりその筋に明るい方に教えを請うたりして理解を深めねばならないと強く感じました。


さて、今日は領土問題には関係ありませんが、かのウラジーミル・プーチン首相がアネクドートを語ったという記事を見つけましたので、やや古新聞ですがそちらを紹介したいと思います。出典はいつもの"Комсомольская Правда"(コムソモーリスカヤ プラヴダ)紙から。


http://www.kp.ru/online/news/820312/


私は昼休みに会社で"Наука"(科学、学術)の項目の記事を、半分は信じて半分は「これはありえんだろ・・・」と思いながらよく閲覧しています(笑)



Владимир Путин рассказал анекдот: «Приходит шпион сдаваться…»
Премьер РФ признал, что проблема бюрократии и мздоимства - это исконная проблема России
Александр ГАМОВ — 27.01.2011 19:10


「ウラジーミル・プーチンが『スパイが自首をしに・・・』とアネクドートを語る。ロシア連邦首相は、官僚主義と収賄という問題はロシア古来からの問題であると認めた」 アレクサンドル・ガモフ(2011年1月27日 19:00)


шпион: スパイ
сдаваться: 降伏する、自首する
бюрократия: 官僚主義、ビュロクラシー
мздоимство:収賄
исконная проблема:古くからの問題



В четверг во время совещания Путин рассказал такой  анекдот, заметив при этом: мздоимство и произвол – хроническая болезнь нашей страны – и в царские времена, и в советское время.

木曜日の会議時にプーチン首相は、「収賄と役人の横暴は帝政時代においてもソビエト時代においても我が国の持病である」と指摘し、以下のような小咄を語った。


произвол: 恣意、(役人などの)横暴
хроническая болезнь: 持病



- Расскажу вам чекистский анекдот. Приходит  на Лубянку шпион и говорит:  «Я хочу сдаться». «Вы американский  шпион?» - спросили у него. «Да», - отвечает он. «Тогда вам в  пятый кабинет». Пошел в пятый кабинет. «У вас оружие есть?» - спрашивают у него. «Есть». «Тогда вам в седьмой кабинет». Он пошел в седьмой кабинет. «А средства спецсвязи у вас есть?» «Есть», - он отвечает. Ему говорят: «Тогда идите в двадцатый кабинет». Приходит он в двадцатый. У него там спрашивают: «А задание у вас есть?» Шпион говорит: «Есть». «Так идите и выполняйте, - говорят ему. – Чего вы людям голову морочите и мешаете работать».

皆様にソ連の秘密警察の勤務に関する小咄を披露しましょう。

ルビャンカにスパイがやってきて言う。
「自首したいのですが」
「あなたはアメリカのスパイですか?」と彼は尋ねられた。
「そうです」と彼は答える。
「では第5執務室へどうぞ」
スパイは第5執務室へ向かった。
「武器は持っていますか?」と彼は尋ねられた。
「はい」
「では第7執務室へどうぞ」
スパイは第7執務室へ向かった。
「特殊通信機器は持っていますか?」
「はい」と彼は答える。
「では第20執務室へどうぞ」と彼は言われる。
スパイは第20執務室にやってきた。そこでこう尋ねられる。
「(スパイの)任務はありますか?」
「あります」とスパイは言う。
「それなら行って任務を遂行して下さい。皆を馬鹿にして仕事の邪魔をしているのですか」


чекистский: Чека(ЧК)(の勤務員)の
ЧК= Чрезвычайная комиссия по борьбе с контрреволюцией, саботажем и спекуляцией: 反革命・サボタージュおよび投機取締非常委員会(1918年から22年まで存在したソ連の秘密警察の名称) と研究社露和辞典にある。

Лубянка: ルビャンカ。ЧК、КГБ(KGB)があったモスクワの地区の名称。
оружие: 武器
средства спецсвязи: 特殊通信手段


・・・プーチン首相がこのアネクドートを語った際の周囲の反応がとても気になりますね。しかしこの小咄はロシアのお役所業務をとてもよく表していると思います。私も留学中にロシア語講座の手続きやらビザの更新やらであちらこちらを回りましたが、まさにこの通りでした。「〜の件については何時に〜へ行け」と言われて行ってみると、「それについては何時までに〜で受け付けている」などと言ってたらい回しでした。また、たらい回してなくとも異常に時間がかかる。何か書類などの手続きを進める時には、それこそプーチン首相の言うとおり賄賂を握らせないと相当の時間がかかるんですよね。皆様自分の担当範囲外のことについては「知ったこっちゃないわ」という顔をして対応するものだから腹が立つこともしばしばでした。ロシア生活でも最後の方はもう諦めてこういうものだと考えていましたが、初めてロシアに降り立った人はシェレメチェボ空港から出るまでの手続きでいきなり「洗礼」を受けるわけです(笑)本当に愛らしいですね、ロシア(笑)


まあ、こんなことを思い出したり考えていると明日からの会社での決裁や種種の手続きが非常にスムーズに感じられていいかもしれません(笑)また頑張っていきましょう。


思わず買ってしまいましたが最近はビールの缶に桜のデザインを施すのが各社で流行っているのでしょうか?まさか、受験に合格した諸君が大学生になって酒を覚えて買ってくれるように?(笑)ロシアではビールではなくとも、ワインやシャンパンの一本でも持っていけばきっと大抵のことは特急対応でやってくれるんでしょうね(笑)


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author:駆け出し俳優, category:日々是小咄 - その他, 23:57
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