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リトアニア週末紀行 其ノ七 やっぱりリトアニアってじゃがいもの国じゃん・・・
(5月4日のお話)


昨日はシャウレイから帰って来てご飯を食べずにそのまま寝てしまったのですが、目を覚ますといい感じの空腹感・・・寝ている間にカロリーが消費されたことでしょう。二度寝してもよかったのですが、今日の夕方の便で帰るので、炭酸水をゴクリと飲んでからヴィリニュスの街歩きに出かけました。


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ホテルから歩いて数分のところにあったのはヴィリニュス大学。1579年に創立ですって。残念ながら日曜日は閉まっていて中庭に入ることが出来なかったのですが、歴史・言語学部がこの建物内にあるとか。リトアニアの大学の言語学部ってどんな感じなのか気になりますね・・


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というわけで、大学の中庭に入り口があるご覧の聖ヨハネ教会も訪れることが出来ませんでしたが、まあ日曜日には皆様休まれるべきですよね。こちらの鐘楼は63m、旧市街で一番高いそうです。


天気が良いので爽やかな空気の中を散歩するだけでとっても気持ちいいです。そのまま東へ進んで目指した先はというと・・・


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聖アンナ教会です。16世紀後半の建立とのことですが、33種類という異なった形のレンガが使われていて当時では類例のなかった傑作ゴシック建築であるそうです。


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こちらは聖アンナ教会を脇から見た図ですが、裏手にもう1つベルナルディン教会というのがあるんですね。


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内部は明るくて何でも気軽に神に打ち明けられそうな雰囲気だったのですが、昨晩は夕食を食べていないので沈黙を貫き通しました・・・(笑)


街の東側にはヴィリニャ川という小さな川が流れているのですが、川向うのウジュピス地区にはウジュピス共和国という共和国があります。15世紀頃から労働者や職人などが住み始めたそうですが、旧市街の発展からは取り残され廃れていたところに、ソ連時代になって芸術家や学生なんかが住みだしたそうな。住民は独立を宣言しているそうで、毎年4月1日の独立記念日には下の写真の橋に検問所が設けられるとか。地球の歩き方には「この日だけはパスポートを忘れずに!」なんて書いてあったので本当かいなと思ってしまいましたが、エキセントリックな輩が多く住んでいるということなんでしょうかね。


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共和国に入国しようかどうしようかためらったのですが、結局入国しませんでした。憲法とかもあるらしいのでご興味のあるかたはリサーチしてみて下さい(笑)


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こちらはウジュピス共和国の入口のすぐ脇にあるロシア正教会です。中をちらりと覗いてみましたが本気でミサをやっていてヘンな東洋人が入っていける雰囲気ではありませんでした(笑)


さて、カウナスではカウナス城を見学しましたが、ヴィリニュスにはゲディミナス城というお城があります。というわけで、更なるカロリー消費を達成すべく、丘の上にあるお城に徒歩で向かうことにしました。


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お城がある丘に南側から向かう場合はご覧の公園の中を通って行けます。


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「絵で見るリトアニア語」ってとこでしょうかね。


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途中で丘の上に建物があるのが見えました。


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もうすぐだ、がんばれ・・・確実にカロリーは消費されている・・・!


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ゲディミナス城とは言ったのですが、お城の大部分は19世紀初頭にロシアに破壊されてしまったそうです。ご覧の建物はかつての城壁の塔であったゲディミナス塔です。


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内部には過去の戦闘で使われた武具や鎧などが展示されていました。


三回ほど階段をあがっていくと、屋上に出て、そこからは勿論ヴィリニュスの街が一望出来ます!天気も最高、風も爽やかで気持ちいい!


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何だか、鳥になれそうな気がしてきませんか・・・?


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緑が多く、高い建物が少ない・・・といってもネリス川の対岸には高層ビルもありました。


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上から黄、緑、赤の三色旗です。


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高いところが大好きってわけではないですけども、やはりどこを訪れても街を一望出来る場所に行きたくなってしまいます。


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階下に降りる際には頭上にご注意下さいね。


ゲディミナス塔から出た後は、近くにあるリフトで登って来た方とは反対側の街の方へ降りてみました。


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これに乗って斜面を一気に下りていきました。


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下りた後に丘の上を見るとこんな感じです。


リフトで下りてきた辺りには工芸博物館、考古学資料展示館、リトアニア国立博物館といった施設が並んでいます。


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国立博物館前にて。光の射し方の感じとか、神懸っちゃってますかね。


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こちらはホテルから程近くの場所にある大統領官邸。


こんな風にあちこちふらふら歩いて過ごしていたのですが、実は是非とも行ってみたい婆所があったのを思い出しました。早速そちらへ向かうべく、初日にも歩いたゲディミノ大通りにやってくると、賑やかなスポーツイベント?が実施されている最中でした。


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ご覧の通り合気道のコーナー。


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続いてこちらは、何かの拳法でしょうね。


こうした催し物を通り過ぎてトコトコ歩いていくと、下のような建物が現れます。



写真の奥から手前に向かって歩いて来る感じになります。


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そうです・・・ここは別名KGB博物館、、ソ連時代にKGBの本部が置かれていた場所なのです・・・!


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入口は大通りから少し奥まったところにあるのですが、ここまで来て異変が・・・?


なななんと!張り紙によると5月4日と5日は閉館であることがわかりました。私とほぼ同時に初老の夫婦もこの扉の辺りにやってきたのですが、驚きと落胆の表情で顔を見合わせていました。残念ですがこればかりは致し方なしですね・・・


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ここでは多くの人が政治的理由で逮捕・拘留され、拷問や懲罰を受け処刑も行われていたそうです。建物の外壁にはご覧の通り亡くなった方々の名前が刻まれています・・・


開いてないものはしょうがないので、やってきたゲディミノ大通りを引き返しました。これでもう一度ヴィリニュスに来る理由が出来たぞ・・・とポジティヴに捉え、ランチでも食べようかと歩いて行きます。


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というわけで、ボクシングのコーナー。決してセクシーなお姉さんがいたから撮ったわけじゃないんだからね!


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リトアニア人も卓球をやるんですね。似非経験者の私としては混ぜてもらいたかったです(笑)


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大学1年生の時のロシア語の授業で「あなたはどんなスポーツをしますか?」「私はチェスをします。あなたは?」みたいなやりとりが出て来て「ハァ?チェス???」となったのは私だけではないはずですが、こちらでもチェスは立派なスポーツと認識されている模様です。


ゲディミノ大通りの終わりまで来ると、大聖堂の前を通り過ぎ、王宮の脇を通り過ぎてPiliesピリエス通りにやってきました。


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リトアニア最後の午餐は何にしようか・・・なあんて、もう既にアレにしようと決めていたのです・・・!というわけで、同じ通りにあるForto Dvarasというリトアニア料理レストランにて最後の午餐を摂るに至ったのでした。


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レストラン内部は暖かい雰囲気で、ウェイターも丁寧に英語で対応してくれました。


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まずは自家製ビールで今回の旅が無事かつオーチンハラショーに終わりつつあることに乾杯(笑)


そして、リトアニア料理レストランにまた来たということは、私が何を注文するかはわかったも同然ですよね・・・?


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はい、その通りです!最後にどうしてもこのスープ、平たく言うと冷製ボルシチがもう一度味わいたかった。やっぱり僕はこれを飲むためにリトアニアに来たんだ・・・安定のじゃがいもも併せてサーブされました(笑)


ところでメインは何にしようかと思ったのですが、今回はツェペリナイではなく、ブルヴィニェイ・ブリーナイBulviniai blynaiというじゃがいものパンケーキのような料理にしてみました。結局何を頼んでもじゃがいもがやって来るという始末ですけどね(笑)


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こちらがBulviniai blynaiです。サワークリームと一緒に頂くのですがモチモチとしていて美味しい。上に乗っかっている物体は・・・茹でた豚の耳です。豚の耳なんて普段あまり食べる機会はないと思うのでどんなもんだろうと思って咀嚼してみると、ふわふわトロトロ!素人の私でもコラーゲンの含有量が大変なことになっているのを感じざるをえない食感でした・・・(笑)ちなみに豚の耳以外にも何種類かのソースやジャムと一緒に食べる食べ方がある模様でしたよ。


最後の午餐に満足した私は、残った時間でカロリー消費をすべく、お近くの観光スポットをもういくつか巡ってから空港に向かうことにしました。


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こちらは精霊教会といってリトアニアのロシア正教の中心的教会の門です。


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教会の外観はご覧の通りですが、その造りからは正教っぽさがあまりうかがえません。正教というとどうしてもあのクーポル(ネギ坊主)を期待してしまうのですが、今回は期待外れでしたね。


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こちらは旧市街の南部にある「夜明けの門」です。もともと9つの城門があったそうですが、現在残存している唯一の門であるとか。


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ご覧の聖母のイコンは奇跡を起こす力があると信じられていて、熱心にお祈りにくる信者が多いとのこと。


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門をくぐって外側から見てみるとこんな感じです。右手に続いている城壁は中世からのもので、1503年からタタール軍の侵入に備えて作られたものだそうです。


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門の上の方にはリトアニアの国章(Vytis)がありますが、ソ連時代にはここでしか見られなかったそうです。


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帰りの便はエア・リトゥアニカというご当地の航空会社を利用してブリュッセルまでひとっ飛び。カウナスにもありましたが、こちらにもリトゥアニカの模型が飛んでいました。


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KGB博物館に行けなかったのは残念でしたが、それを差し引いてもヴィリニュス、カウナス、シャウレイでの体験・出会い・グルメその他は非常に多様性に満ちていたとつくづく思います。何かのきっかけでリトアニアネタの話題が出たら(まずないと思いますが)もう熱く語れちゃいますね(笑)


帰りの飛行機に乗るということは其れ即ち非日常から日常へ舞い戻ること、といつも機内で思うことですが、こんな風にして週末紀行で充電したからこそ平日もがんばろうという気になるもの。「笑点」と「真相報道バンキシャ!」は久しく見ていませんが、また適度に放電しつつがんばっていきましょうね、タワーリシ各位!


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - リトアニア, 15:00
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