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ロシア週末紀行 其ノ五 再会、再会、ひょっとして僕が最下位・・・?
(11月10日のお話)


ミーシャとアリョーナに別れを告げた後、Улица 1905 годаの駅から地上に出ました。


この後の「再会」相手はZ氏といって、留学中に知り合ってからというもの、弾丸帰国の際に東京駅の近くでロシア人と酒を飲んだり、東京で働いていた時分に秘密結社みたいな活動の飲み会でご一緒させてもらったり、そして何よりもソ連コメディ映画の面白さを私に教えて下さった恩人?です。業界で有名かもしれないのであまり詳しくは書けませんけどね(笑)


この駅の近くのヒンカリ屋でヒンカリをかっくらう約束をしていたのですが、ここにきて携帯電話の調子がおかしく、何回コールしても繋がらないという事態に・・・駅前でウロチョロし電波を拾うべく努めたり、電源を切っては入れを繰り返すこと約20分・・・遅くなってしまい恐縮ですがようやく電話がかかり案内をしてもらってヒンカリ屋に辿りつくことが出来たのでした。


ヒンカリについてご参考:「もう我慢ならねえ、ヒンカリ作って食べてやる・・・!」


いやあ、実に2年振りくらいの再会でしょうか、愛娘まで連れて来て下さってすっかりパパになってしまったところを見せてもらって嬉しかったです。我々は早速ビールで乾杯し、ヒンカリを追加で注文したり、ハルチョー(グルジアのスープ)を啜ったりして話に花を咲かせました。


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お店で頼んだケバブの仲間・・・正確な名前は失念しました。グルジア料理に詳しい方、教えて下さい!


日曜日といっても子育て中のパパはなかなか忙しくどんちゃんやるわけにはいきませんでしたが、それでもこうして時間を割いて頂いて本当にありがたかったです。結婚して子供を儲け、しかも海外で子育てなんてとっても大変なこともあるでしょう、、でもきっとそれ以上に楽しいことも面白いこともあるのでしょうね、と、ビールで滲んだ意識の中ぼんやりと感じていたのでした・・・


少し遅いランチを楽しんだ後は、次の「再会」へ。学生時代にホームステイをさせてもらった仲間たちのもとへ向かいます。ホームステイ先というのはモスクワから200kmほど南東の方角にあるリャザンという街だったのですが、初めてのロシアだったこともあって何もかもが非常に刺激的でした。リャザンにステイした後シベリアのノヴォシビルスクでももう1件ステイさせてもらったのですが、色々な場面でリャザンとノヴォシの学生の性格がうかがえてとても面白かった思い出があります。リャザンはモスクワからそう遠くないこともあり、モスクワで暮らしているリャザン人と再会する運びとなったというわけです。


本日集まるのは滞在期間の前半にステイさせてもらったレーナ、後半にステイさせてもらったカーチャ、そしてみんなの人気者兼お調子者的キャラだったゴーシャです。ゴーシャと最初に合流してから待ち合わせの場所へ向かう予定だったので、電話をかけてどこへ行けばいいか尋ねると、今日本食レストランにいるから出来れば来て欲しい、と。


1905年通りから早速メトロで南に下り、ある駅前のタルゴーヴィ・ツェントルすなわちショッピングモール的な建物に入りました。メトロ利用の感覚も戻ってきて、もはやどこでもすぐに行けそうな気がしてきましたよ(笑)


3階に上っていくと、なるほど日本食レストランとは言ったものの若干「?」という趣のお店がある。中に入っていくと安定のアジア系店員に迎えられ、呼ばれた方向を向くと・・・そこにはゴーシャが居ました。そしてその隣にはロシア美女が・・・(笑)


私の中での彼のイメージはロン毛(今はこんな言い方しないか笑?)、メガネ、ゲーマー、の明るくて面白いヤツだったのですが、今は髪の毛は単発、メガネからコンタクトデビュー?そして世にいう「リア充」ってやつはこういうののことを言うのか・・・?と思ってしまうような感じでしたが、ガッシリ握手をして再会。話しぶりは昔のまんまだな(笑)


「いや〜、ゴーシャ、何年ぶりだっけ?」から始まって、お互いの暮らしぶりのこととか、家族のこととか、色々話をしました。ゴーシャのお父さんのルーベンさんはロシア初のエルビス・プレスリーのそっくりさん(ロシア語でимперсонатор)の仕事をしていて、留学していた時分にロシア初のキャデラック販売店がオープンするってな機会にオープン記念パーティに招待してもらった思い出があります。今では引退されてタトゥーを掘っているとか。相変わらずぶっ飛んでいますがお元気なことがわかって嬉しかったです。


他にも色んなことを話したのですが、気がつくと「あ、、これは待ち合わせ時間に間に合いそうにないぞ・・・」という時間に。というわけで早々にお店を出てゴーシャの彼女とさよならし、ゴーシャ・カーのアクセル全開で環状道路を一気に北上。待ち合わせ場所は泊まっていたホテルから程近くの路地裏にある隠れ家的なカフェでした。恐る恐る足を踏み入れてみると見慣れた顔が見えました・・・我々が遅れて到着したこともあり既に皆さんお揃い!


レーナもカーチャも元気そうで何より。お互い満面の笑みで再会を祝します。驚いたことに2人の旦那さんも来ていて紹介されました。そして、たまげたことにレーナは双子の母、カーチャは「もう明日にも出てきそうだよね・・?」というほどお腹がおっきい!それぞれの旦那さんもとってもよさそうな方々でしたよ。


ソフトドリンクとアルコールが入り乱れたおしゃべり会でしたが、カーチャ、レーナ、ゴーシャも長いこと会っていなかったらしく、お互いに近況を伝えあったり、共通の友人がいまどうしているかなどの情報交換をしたのですが、やっぱり話題はホームステイ中の思い出話に自然と集約されていきましたね・・・あれからいったい何年経ったのだろう・・・?まさかこんな形で再会出来るなんて、果たして誰があの時思っていたのだろう・・・?という気持ちです。


それぞれオーチンハラショーな人生を歩んできて変わってないわけはないんだけど、それでもやっぱりあの時リャザンで知り合った僕らの笑顔がそこにあった気がします・・・ビールを飲みながら皆の話に耳を傾けたり、錆びついたロシア語で奮闘してはあの頃みたいに笑っていましたが、やっぱりそれぞれ振るまいとか発言がオトナになってきている部分もあって、もう結婚して所帯を持つステップに(とっくに?)僕たちは差し掛かっているんだなあ、なんてぼんやりと思ってしんみりしてしまう場面もありました・・・


そして、色々と話を聞いていて思ったのは、モスクワであれば出来ないことはない、ということ。きっとお金さえだせばないものもないでしょう。留学中にも何か不穏な雰囲気を感じていましたが、モスクワにはダイナミズムというか、他の場所にはない何かが蠢いていて、ひとたびその流れに乗ってしまえば日本なんかとは比べ物にならない成功とか、富とかを手にすることが出来る。しかしその逆もまた然り。何をするにも極端な街といった具合です。


みなさまオトナなので(笑)流石に日曜の夕方にお上品にお茶をしたに留まりましたが、色々とよろしく伝えて欲しい相手の名前を挙げてもらってお別れをしました。次に会えるのはいつかな?次回は文字通り「家族ぐるみ」のお付き合いが出来れば嬉しいのですが・・・カーチャは間もなくお子さんが産まれるし、レーナは双子の育児に大忙し、ゴーシャはこの日の前日に「ヨリを戻した」らしい彼女のケアに奮闘(笑)とのことですが、それぞれの暮らしがこれからもオーチンハラショーであることを願わずにはいられません。私自身もいつまでも安穏としているわけにはいかないのですが・・・(笑)


夕食は特に予定がなかったはずなのですが、少し前に登場したえなりかずき君の身長を伸ばし8:2か7:3でイケメン:えなりを調合した感じの爽やかな先輩からお誘いがあったので、ありがたくこれをお受けしお宅の近くへと向かいました。といっても帰り道にゴーシャにメトロ駅Смоленсая(スモレンスカヤ)の近くで落としてもらっただけなんですけどね。


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スモレンスキー・パッサージュ。欧州でいるギャルリーみたいなもんですかね。暗くなってからこの辺りに来たことはなかったのでなんだか新鮮でした。


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泣く子も黙るロシア外務省。ご覧の通りこちらもスターリン建築様式。27階建てですって。


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今晩はご夫妻の提案によりモスクワにてスシの洗礼を受ける運びとなりました。ご覧のイル・パチオ(Ил Патио)もプラネタ・スシ(Планета Суши)もチェーン店ですが、スシ屋の方はこれまで入ったことはありませんでした。イル・パチオの方は留学中にもよく行っていたのですが、泣いたり笑ったりのドラマがあるのでここでは敢えて書きません(笑)


お店に入ると2階の席に通されたのですが、割と空いていておしゃべり・お食事・アルコールを好き放題楽しむことが出来ましたよ。


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ああだこうだ言って色々注文した結果出てきたのがこんな感じのスシです。板さん?と思われる輩も安定の東洋人顔をしていました。味は悪くなかったですよ。


えなりセンパイとは大学は違うものの学生時代から親しくして頂いており、カラオケで熱唱する華原朋美には定評があることで有名でした。なんだかんだで社会人になってからもオフィスが歩いて5分くらいの距離にあったもんで、お昼のチャイムと同時に付近のカラオケ屋を目指して夢中で駆け抜け、いわゆる「昼カラ」を何回か一緒に楽しんだ間柄です。「昼カラ」に行くリーマン稼業の方がどれだけいるか存じ上げませんが、昼カラは限られた時間の中で実施する上昼食の摂取も同時に行うため、基本的に1番を歌い終わった時点で演奏中止、相手が歌っている間にパクパクする、といったなかなか忙しい試みです。実は弊社の昼休みは45分間だったので結構大変でしたが、それでもカラオケに行った後の午後は業務効率が改善した気すらしました。


そんな楽しい思い出の数々もあったもので、奥様も含め非常に打ち解けリラックスした状態でスシと歓談を楽しむことが出来ました。お誘い頂いてまっことありがとう存じます。


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ええっと、スクリーンに映っているのはかの有名なオバマ大統領・・・んなわけあるかい(笑)当地でアメリカの話題は禁物でしたね(なんて言ってるけど、ホント?)ロシアではよく音楽番組の間なんかに視聴者から届くSMSメッセージを放映していて、この時もノロケメッセージとか、小生に対する励ましメッセージとか送ってもらってハラハラしたりして楽しかったです。


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散々楽しんだ帰りには近くのメトロまでお見送りをして頂いてありがとうございました。おまけにシャウルマをテイクアウトでご馳走になりまことに恐縮してしまいました。もしえなり夫妻がベルギーに旅行に来た際はムール貝を少なくとも2キロはお土産に持たせたいところです(笑)


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地下鉄スモレンスカヤ駅の構内。モスクワの地下鉄駅巡りは人もまばらになる午後9時以降がいいなんて言われていますが、強ち冗談ではありませんよね。それぞれの駅によってその名前にちなんだエピソードとかバックグランドがあると思います。こうしたリサーチが出来るモスクワ在住のタワーリシ各位がうらやましい限りですね!


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周りからの評価はいざ知らずですが、自分としては結構お酒に強いつもりなので結構しっかりした足取りで最寄り駅までたどり着きました。タイトスケジュールな1日でしたが、刺激に満ち溢れていれ本当に楽しかったですよ。ホテルに着いてからは例の如く炭酸水をがぶ飲みしてから眠りに就きました。この時点で2日酔いの兆候は皆無です(笑)


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ロシア, 06:00
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