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ロシア週末紀行 其ノ二 夢も現もモスクワに・・・
タワーリシ各位、長く思われた1週間もいよいよ週末まであと1日ですね・・・今日は久しぶりにロシア的退社を決め込んだので週末モスクワ紀行の続きを更新しますよ・・・


(11月9日のお話)


朝起きてみるととってもいい天気でした。ブラッセルよりコンディションがいいってのも頷けてしまうくらいの空です。


ミーシャとアリョーナと合流して早速我々は街歩きを開始しました。今回の旅は「再会」が主な目的なので、友人や知人に再会することが出来れば場所はどこでもいいんですが、どこに行こうかってな話になったので思わず「まずは劇場をみにいこう」と提案しました。ということで早速ベラルースカヤ駅(Белорусская)からメトロに乗ってチアトラーリナヤ駅(Театральная)を目指します。そうです、この名前の通り劇場広場ってのがメトロ駅を上がってすぐのところにあるのです・・・


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はいっ!というわけで私が是非とも見てみたいと思っていたのがこのボリショイ劇場の本館です!私がモスクワにいた時分は改修中だったのですが、2011年に漸くオープンしたのです。私は新館に1回だけ行ったことがあるのですが、その時の演目は「蝶々夫人」。正直言って眠かったのを覚えています・・・(笑)


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ボリショイに向かって右手には、ЦУМツム(中央百貨店)がありますよ。冷やかし程度に入ったことは何回かありましたが、買い物をしたことはありません。今回は入りませんでしたが、きっと何もかもが高いんでしょうねえ・・・


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あまりにも空が綺麗なのでボリショイの写真を何枚も撮ってしまいました。


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劇場広場1番地!


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ボリショイ劇場に向かって体を90℃右に傾けると、そうです、マールイ劇場が見えます。こちらは別に形がまあるいわけではなく、ボリショイ(大きい)、に対しマールイ(小さい)という意味の劇場なのです。ボリショイ劇場ではオペラやバレエを演るのに対し、別名で「オストロフスキーの家」とも言われるこのマールイ劇場は演劇の劇場です。つまり、私にとってはこちらがまさに聖地なのです。駆け出し俳優なのですからこの場所に来ない理由はありませんよね。


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どうやらマールイ劇場は場内の一部と通路を改修中であった模様。一緒に写真を撮ろうと思っていたA・オストロフスキーの像も覆われていました。


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とりあえずKACCAの状況をみにいくよ・・・


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"Горе от ума"のポスターと徒に時を過ごす警備員。ユーリー・ソローミン氏が男前に写っていますが、ファームソフ役でしょうか?


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劇場の座席表を見るだけでワクワクしてきましたよ・・・「どうせ観るならいい席で」をモットーに行動した留学時代を思い出します。


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チケット販売窓口には既に地元劇場ファンたちが列を作っていました。しばし最後尾に並んでマンゾク。


マールイ劇場を出ると、さて次はどこに行こうかって話になったのですが、もういっそのことアルバート通りまで歩ってしまおうってな話になりました。ロシア人はどこへでも歩きでいってしまう逞しい民族なのです(笑)


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劇場広場からОхотный ряд(アホートヌィ・リャト)方面にトコトコ歩いて来ると、Государственная дума(ロシア連邦議会の下院)があります。ゴスドゥーマとか国家ドゥーマとか言われるんですよね確か。トップにはロシア国旗がはためいています。


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こちらで議員さんたちが口角泡を飛ばしながらニェットだとかニチヴォーだとかザズダローヴィェとか言ってるわけですね・・・


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このすぐ近くに天下のモスクワ大学の旧館があって、当時私はロシアCISの日本語弁論大会のモスクワ予選を見に来たことを思い出しました。入り口がわからずに「ここでいいのかな?」とモタモタしていたら後ろからなんと宇宙飛行士の野口聡一さんがやって来たのです!彼はこの日ゲストとして弁論大会に呼ばれていたものの、司会の人が最後まで紹介するのを忘れていたという何ともウッカリな目に遭わされたのでした(笑)


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もう少し進んだところにあるこの建物はかの有名なレーニン図書館です。全ロシアCISの日本語弁論大会の本戦会場でもあるこの図書館、私もかつてリャザンとノボシビルスクのタワーリシ各位が3名出場するってんで、上述のモスクワ予選とはまた別の日に意気込んで応援しにいったことを思い出しました。全ロシアCISともなると出場者のレベルの高さは凄まじく、しかも留学未経験者がほとんどでした。ロシア人や中央アジアの方々の言語運用能力が本当にうらやましいと感じたものです。


ちなみにいつかの記事でも書いたかもしれませんが、その時の大会後の打ち上げでしこたまウォッカを飲んだ上、更に日本食レストランでもアルコールを摂取してから夜行列車でサンクト・ペテルブルグへ向かった思い出があるんですよ。あの晩は友人が入賞したこともあってかなり酩酊して列車に乗り込んだうえ、コンパートメントに鍵をかけて寝ちゃったもんで、翌朝車掌さん(♀)がいくら起こしても起きず、いよいよ「いい加減起きないと、あと5分で列車がモスクワに戻っちゃうわよ!聞こえてる!?」みたいなことを言われて飛び起きたのでした(笑)車掌さん(♀)は"Так хорошо спали?(そんなによく眠れたの?)"なんて大笑いしていたのですが、靴下をはかずに慌てて飛び出したおかげで雪の舞うサンクトペテルブルクの街を石田純一風に闊歩することになったのです・・・寒くて、冷たくて、でも今思い起こしてみると何だかとっても暖かい思い出です・・・(笑)


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さて、そんなこんなでやってきました歩行者天国アルバート通り。ソチ五輪の影響なのか、そもそもモスクワという街がオープンになってきているのか、街のあちこちに英語の看板も見られるようになってきたようです。ただしメトロ内はそうでもないので街中はともかく地下鉄はキリル文字が読めないと結構ハードルが高そうです。


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時期が冬ということもあるかもしれませんが、まだお昼前ということもあり人通りは少なかったです。確かこのあたりにВолконскийというサーモンサンドイッチがとっても美味しいお店があったと記憶していたのですが、どうやらなくなっていたみたいです。移転してしまったのかな・・・?


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お手軽にロシア料理が食べられるカフェ"МУМУ(ムームー)"。日本語だとモーモーですか。МУМУと同じようなロシア料理レストランでЁлки-Палки(ヨールキー・パールキー)というのもあるのですが、私はこっちの方ばっかり行っていました。ボルシチやらシャシリクやらよく頼んでいましたが、何よりも食べ放題のサラダバーを注文することが出来たのが大きかったです。おかげでビタミンはいつも満ち満ちていました(笑)


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「以前はもっと露店もあったし、鳥とか猫とかを連れた方々とかいたんだけどなあ、、」とか思いつつも「そうだそうだ、こんな風になってたんだっけ」と歩みを進めていきますと・・・


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はい。アルバート通りの中頃には、ご覧のワフタンゴフ劇場(Государственный академический театр имени Е. Вахтангова)があります。ここにはチェーホフの「かもめ」を一度だけ観に来たことがあったのですが、主人公のトレープレフが仮面を被っていたり、球体や四面体によるデコレーションばかりで「・・・なんじゃこりゃ?」と思いながら観ていたのをよく覚えています。


ちなみに私は演劇は単なる見習い(ホント?笑)、絵画はズブの素人で専門的なことはコメント出来ないのですが、劇の演出とか絵画なんかにおける象徴とか抽象(印象もそうかな?)というものは苦手です。人によって受け取り方や解釈は如何様にもなるし、よくわからないというのが正直なところです。それよりも写実的というか、劇だと当時の服装や建物の内装・家具などを出来るだけ再現するような様式に惹かれ、このためタガンカ劇場やユーゴザーパド劇場よりもモスクワ芸術座やマールイ劇場により頻繁に足を運んでいました。ところが最近では、例えば19世紀ロシアの生活が忠実に描かれていたとしても当然人によって受け取り方や解釈は様々で、また、例えばりんごが誰が見てもそれとわかるように描かれていても結局各人の捉えるリンゴは様々である、というようなことに思い当たり、?マークが頭の中で増加し立ち位置が少しぶれています・・・


そんなことを思いながらとぼとぼとアルバート通りを歩いていたせいか、もう少し先に行くとあるアレクサンドル・プーシキンと妻ナターリア・ゴンチャローヴァの像の写真もどうやら撮り忘れたようです・・・(笑)


お昼過ぎには赤の広場の中心で学生時代から大変親しくしていた日本人のタワーリシ各位とお会いする約束があったため、ここらで軽くランチでも、と思い辺りを見回したのですが、いざとなると「ここだ!」という所がなかなかない。結局我々が足を踏み入れたのは件のカフェ"МУМУ(ムームー)"だったのです(笑)さっきの写真の場所よりもう少し先にある店舗ですけどね。


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朝ごはんを食べていなかったこともあり、ご覧の通り黒パン、酢漬けニシン、揚げペリメニ、ボルシチ、そしてビールを飲もうか非常に迷いましたがコンポートを頂きました。揚げペリメニなんて初めて食べたのですがこんなものもあるんですね。まあ、その、何と言うか、揚げ餃子ですね(笑)


お腹も一杯になったのでこれで落ち着いて赤の広場に向かうことが出来ますよ。久しぶりのタワーリシ各位との再会が楽しみです!


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ロシア, 00:30
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