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もう我慢ならねえ、生牡蠣と生ムール貝を喰いにいってくる・・・!
(12月1日のお話)


タワーリシ各位、ご無沙汰しております。気が付いたら師走に入ってしまいましたがお元気にお過ごしでしょうか?月日が流れるのが早くて全く驚くばかりですね。


私はというと相変わらず毎日ヒイコラ言いながら過ごしているのですが、11月の半ばに年休と週末・祝日をつなげて5日間ほどモスクワを訪ねてきました。実に約7年ぶりのモスクワ、青春時代の喜怒哀楽が詰まったモスクワは懐かしくもあり、また新鮮でもあったのですが、こちらについてはもう少しよく考えてから書くとして今回は牡蠣とムール貝のお話です。


ベルギーで有名なものといえば、チョコレート、ワッフル、ビール、小便小僧など枚挙に暇がありませんが、これらと並んでムール貝も日常生活の一部に入っていると言ってもいい程の存在だと思います。また、牡蠣についても、欧州にはフランスやアイルランドなど有名どころがあるみたいですが、ベルギーでもシーズンにはよく牡蠣を供していて、「牡蠣」という名のレストランもあるくらいです。


日本にいた時分は正直あまり貝は好きではなかったのですが、今では私もレストランで頼むのみならず、日頃から贔屓にしているスーパーマーケットで買ってきて自宅でシェフの真似事をしたりするほどにまでなりました。少し前にオランダでは牡蠣の養殖が盛んであり、ムール貝が生で食べることが出来る場所があるという情報(主に欧州暮らしの先輩諸氏のブログなど)を得ていたため、「これは是非とも自分でトライしてみたい!」と思っていたのです。


そんなわけで11月の激務(?)に加え、昨晩のヴァレリー・ゲルギエフ率いるマリインスキー・オーケストラのブリュッセル公演(これも別途書けるといいのですが)で拍手をし過ぎ、帰ってから興奮冷めやらぬ中ボジョレ・ヌーボーで乾杯したため若干お疲れ気味の我が身でしたが、お疲れ気味だからこそ亜鉛を補給すべく、アントワープでキリンさんご夫妻を拾って北の大地に向かって車を走らせて来ました。



大きな地図で見る


向かった先は上の地図のAのあたりにあるオランダZeeland州に属しているYersekeという街。Googleマップ上ではイアーセーケというカタカナ表記になっています。ブリュッセルからノンストップで1時間ちょいってところでしょうか。アントワープから北上し、オランダののどかな牧草地帯の中をすいすいと進み、ナビが案内するままに道をたどってやってきたYersekeは海沿いにある小さな街でした。小さな家々や道路の造りなんかも他の土地と異なり、何だか世間から隔離された感じすら受けます。


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お目当てにしていたレストランのあたりに到着して車を停めると、牡蠣の養殖場がありました。日曜日なので流石に人は働いていなかった模様。


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そして、こちらが目指してやってきたレストラン「De Schelde」です。欧州では日曜日は大概のお店が閉まっていますが、こちらは日曜日もオープンしていますのでご安心下さい。


お店の外に掛かっているメニュー表をしばしチェックした後に、3匹は意を決して入店しました・・・!日曜の14時過ぎということもあり店内は人がまばらでした。


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結構奥の方の席に腰かけましたが、テラス席も入れると50名くらいは入れるほどの広さでした。紙製のテーブルクロスに写真が載ってましたが、1945年創業なのかな?


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地元の熟年カップルと思われる方々数組がゆっくりとお食事を楽しんでいらっしゃいました・・・


ウェイトレスの方がやってきてメニューを渡してくれたのですが、いかんせんオランダ語がよくわからない。魚や食材の名前はわかっても調理法に自信がないので英語でこれとこれの違いは何か、というようなことを聞いてみると、牡蠣には生牡蠣とグリルした牡蠣があることがわかりました。そしてムール貝にはいわゆるベルギーでも出てくる蒸したもの(バケツみたいな鍋で出てくるあれです)と、Bakedと言っていましたが焼き(炒め)ムール貝があることがわかりました。


生のムール貝はメニューに表示されていなかったので恐る恐る「・・・生ムールは?」と聞いてみると「生ムールもPossibleよ」とのことですので、飢えた3匹は悩んだ挙句、生牡蠣とグリルした牡蠣をそれぞれ1ダース、ムール貝については焼きムールも生ムールも注文し、あわせてキリンさんたちはロブスタースープ、私はフィッシュスープを頼みました。


先に供された3種類のパンに喰らいつきながら待っていると、ウェイトレスさんがプレートを運んできました・・・


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というわけで、最初に来たのは生牡蠣です!結構身が大きくて丸いですね。食べた感想としてはもちろん新鮮で美味しかったのですが、とろとろというよりはかなり身がしっかりしていて、歯ごたえすらあるような不思議な感じでした。


そして続いて運ばれてきたのが・・・


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こちらの生ムール貝でございます!スシの国からやってきた以上、生でトライできるものは何でも試さないと気が済まないぜ!って性分では全くありませんが、シンプルにレモンをかけて頂きます。お味の方はというと・・・生臭くもなく、ほのかにしょっぱいというか、貝のエキスの味なのでしょうか。レモンをかけなくても全然いけてしまう味でした。


「へ〜これが生ムールかあ〜」とどんどん箸を進めていく3匹。


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フィッシュスープ。魚介類のエキスに溢れ、よく煮込まれていて美味しかったです。この器はどこにいっても見かけるので市場シェアは相当高いのでしょうね。会社の食堂にもあるくらいです。


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幸せな食卓、の一例?・・・しかしそこに君はいないんだね・・・(笑)炒めムールが遥か彼方に見えますね。


そして、既に生牡蠣と生ムールの話題に埋もれてうっかり忘れていましたが、グリルした牡蠣もやってきました・・・!


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牡蠣にエメンタールチーズ的な乳製品を乗せてオーブンでエイッと熱を加えたものみたいですね。こちらの牡蠣の方が日本の牡蠣に近かったというか、若干細長い形をしていた模様です。生食用と加熱用で牡蠣の種類にトレンドがあるということなのでしょうかね?欧州の牡蠣に詳しい方は是非とも教えて下さい。


結構大量に注文してしまったかな、と一度は思ったものの、あ〜だこ〜だいいながら結局出された貝料理を平らげてしまいました。あらゆる食材の中で一番亜鉛の含有量が多いと言われ、タウリンも豊富である牡蠣と、鉄分やビタミンB類が豊富なムール貝をたらふく食べたらなら年末までもう一頑張り出来るってなものでしょう!我々は大満足してお店を後にしました。


時間のせいかお客さんはそれほど多くありませんでしたが、お店を出る時に入り口の近くで日本人のお嬢さん?4名ほどが女子会をやっていた模様でしたよ・・・ベネルクスからやってくる日本人の方も結構いるのでしょうね。


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日曜日の素敵な午餐をどうもありがとう。また亜鉛補給しに来ますね。


レストランを出た後は牡蠣の養殖場を見学しました(といっても周りを散歩してみただけですが)。


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水中でカゴに入って静かに出荷を待っている牡蠣の様子が伺えます。どれほどの個数の牡蠣が眠っているのか想像もつきません・・・


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貝塚、には程遠いですね。牡蠣の殻って再利用とか、他に使い道があるのでしょうか?砕いたりすりつぶしたりして使えそうな気がするのですが。


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北海です。あっちは北東の方角のあたりかな。


あれ、ここはオランダなのになんかロシア的なものが目に入ったぞ・・・?と思って近づいてみると・・・


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なななんと!粋な牡蠣の養殖業者さん気を利かせてケースをロシア国旗の順番に並べておいてくれたみたいです!いや〜オランダでこのような待遇を受けるとは嬉しい限りです・・・


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おそらくこれが粋な業者さんの看板と思われますので掲載しておきます。取引に興味がある方は是非ご連絡をどうぞ。


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安心のジャパン・クオリティ・・・座高が低い人のためにシートが特注仕様になっているのでしょうか?(笑)


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このように並んでいる建物の中は何がどうなっているのでしょう?倉庫なのか、生簀の運営上の装置などが入っているのでしょうか・・・?


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防犯対策とかダイジョブなのでしょうかね・・・?盗っていかなくとも、その場で開けて食べられちゃったりとかしないのかな・・・


あれあれ、ここってオランダのはずだよね?またまたロシア的なものが目に入ったぞ・・・?と思って近づいてみると・・・


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なななんと!粋な牡蠣の養殖業者さん気を利かせてロシア国旗柄の・・・マヨネーズの入れ物?を放置しておいてくれたみたいです!いや〜オランダでこのような待遇を受けるとは嬉しいことこの上なしです・・


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このINGANGを下りていくと養殖業者直営の小さなレストランがあるみたいなのですが、この日はお休みでした。


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レモンはわかったけどワインは赤なの??てっきり白ワインとあわせるものだと思っていましたが・・・


天気は些かどんよりとしていましたが、のんびりと食事をし、のんびりと養殖場を見学し、小さな街を低速でドライブした後に我々はベルギーへと帰りました。


この日は日曜日で翌日はもちろん仕事。あれだけ貝を一杯食べちゃったからお腹が大丈夫かな・・・と一抹の不安を抱きつつ眠りに就いたのですが、翌朝起きてみたら何ともなかったのでああヨカッタ!また一週間がんばろう、ってな感じで出社しました。







ところが!!!ですよ・・・


月曜日の20時過ぎ、オフィスを出たあたりから風邪のひき始めのような症状に襲われ、明らかに熱が出てきた感じがしました。吐き気はないものの腹部に膨満感と鈍い痛みがあり、「こ、これはいかん・・・!」と思ってとりあえず帰って風邪薬を飲んですぐさま横になりました。その夜は寝ているのか醒めているのか、何とも形容し難い朦朧とした時間を過ごしましたが、無情にも朝が来てしまったので何とか起床。絶対休めない日だったので這って会社に行ったのですが、独り暮らしで風邪とかでダウンするとかなり凹みます・・・


出社してからはとにかく水分を補給し体内を浄化することを心がけました。そして、まさかとは思っていたのですがなんとこの日のお昼前にキリンさんからも「大当たり」との連絡が!本当にお気の毒かつ申し訳ない限りです。夕方近くにはいくらかマシになってきたので助かったのですが久しぶりの体験でした。覚えている限り、人生で2度目の「あたり」ですかね。


牡蠣については生もグリルも3人等しく食べていたと思うのですが、生ムールについてはパクパク食べていたのは私とキリンさん・・・やはり生ムールが原因なのでしょうか・・・?


ということでタワーリシ各位、くれぐれも二枚貝の食あたりにはお気を付け下さい。メニューにないメニューを頼む時は自己責任で宜しくお願いしますね!


「これを機に少し食事に気をつけてカロリーを低減しようかな・・・」とか、「次回、牡蠣だけ注文して何ともなかったらやっぱりムールが原因だってわかるんだけど、次回それであたったらやっぱり牡蠣だったんだな・・・」とか、まあいつもの通りあれやこれや考えながら12月の寒い夜は更けていくのでした。


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author:駆け出し俳優, category:日常の一幕, 23:50
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