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スウェーデン週末紀行 其ノ三 大国時代の象徴、戦艦ヴァーサ号の悲劇
(5月4日のお話の続き)



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ユルゴルデン島に上陸してみると老若男女がいっぱいいました。「まさかみんなヴァーサ号か!?」とも思ったのですがどうやら違うようです。


船着場のすぐ近くにチボリ公園という名の遊園地があり、そこに遊びに来るお客さんで賑わっていたのでした。


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チケットセンターには多くの人が詰めかけています。フリーフォール的な乗り物や、回転空中ブランコ的な乗り物、一周のルートがありえない形になっている絶叫系マシンなど、市民を楽しませてくれる遊具が結構目につきましたよ。


我々はあまり人通りのない水辺を歩いてせっせとヴァーサ号博物館を目指しました。


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ハーバーって感じでいいですね。博物館を見学した後でこの青空のもとビールを飲むことを心に誓いました。


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10分弱くらいで博物館が見えてきました。入り口は右手からぐるりと回り込んだ辺りにあります。こちら側からではわかりませんが、かなりの数の訪問者がいました。


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入ってみると凄い迫力でどど〜んと出てきましたよヴァーサ号が!


ヴァーサ号は17世紀当時のバルト海最大の戦艦だったそうですが、1628年8月10日に処女航海にでて、残念ながらわずか数百メートル進んだところで沈没したという何とも愛らしい戦艦です。


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大昔の潜水器具に違いないですね・・・左側の図から海中でも息を出来る仕組みが読み取れる気がします。しかし潜るだけで視界も何もないみたいですが、何のために使うのでしょう・・・?


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博物館内は6階ほどの階層があり、様々な高さと角度からヴァーサ号を見ることが出来ます。


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この小舟が登場する間もなく本線が沈没してしまったのですね・・・


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船内の構造を示した模型。人々が忙しそうにあくせくしているのが伺えます、が、こうなる間もなく沈没してしまったのですね・・・


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結構細かいところまで凝っているのが伺えるのですが、これが裏目に出て沈没してしまったのですね・・・


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この甲板の上を乗組員が元気に駆け回ることもなく沈没してしまったのですね・・・


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「沈没してしまったのですね・・・」と書くのはこれでもう5回目にもなるのですね・・・


ものの本に書かれていることによると、沈没した日のうちに事故原因究明委員会が発足、真っ先に艦長の飲酒、操船ミスが疑われたとのことです。その後もなんやかんやあったそうですが結局その当時は原因不明であったとか。まあ、見た感じ「本当にこれが浮かんだの?」というようなところもあり、単に重くて沈んだんじゃないの?と思っていたら後の方に「原因はやはり大砲などの積載量の多さであったことが判明した」とありました。やっぱりね。


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世界中からやってくる訪問者を魅了し、またその好奇心を満たし続けるヴァーサ号。「実際の海では不幸にも沈没してしまったけれど、これから先はずっと人の海の中を立派に航行していくんだな・・・」なんて考えると何だか胸を打たれてしまいました・・・カッコよくしめたようでしまってない感じのフレーズですかね(笑)


ヴァーサ号博物館を見学した後は途中まで道を引き返し、水辺の脇のカフェに腰を下ろしました。


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いつかのセーヌ川沿いでもやりましたが、この世界をビールに透かして見てみるのもなかなか面白いものですよ。


快晴の空の下、ビールグラスを傾けつつ今後のプランについてああだこうだ言った我々は、キリンさんの提案でエステルマルム市場というところにランチを摂りに向かうことにしました。


これまで来た道をトコトコと戻りフェリー乗り場を目指したのですが、なんと、既のところでフェリーに乗り遅れてしまいました・・・仕方がないので近くの停留所からトラムにて移動することにしました。停留所に券売機もなかったのですが、車両内にチケットを売る女性がいたので問題なし。


トラムはユルゴルデン島から北上し、橋をわたってストックホルム本土?に入ります。地図を見ながら「この辺りで降りたら近いかな?」と思われる辺りで下車。


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トラムから下車したところのすぐ向かいにあったドラマティスカ劇場。大した迫力ですね。こういうのが出てくると俳優魂を揺さぶられます。


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そして、劇場から少し進んだところにあるこのお店(笑)既にこちらの生活に溶け込んでいて非常に安定感がありますね。エステルマルム市場に行くためには右側の通りを進んで行けば着きます。


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途中、こんなSUSHI BARを冷やかし・・・(営業してませんでしたけど)


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こんなアジアンレストランも冷やかし・・・(こちらは営業中)


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そして、どどーんと現れたのがご覧のエステルマルム市場です。ロシアやラトヴィアの市場を想像していたのですが北欧の市場はきれいですね。早速内部に突撃を試みました。


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内部は凄い人の入りです。少年合唱団のような方々がちょうど歌を歌っているところでした。入り口付近なので結構人の流れを留めていたと思います。


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お店の近くにはイス・テーブルがあり簡易レストランになっています。自分で注文した料理とお酒を持って思い思いの場所に座って食べられるのですね。


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新鮮そうな魚類が哺乳類である人間様に食されるために待っている図・・・


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ヨーロッパでは結構「Wagyu Beef」を見かけます。有名銘柄として定着しているのでしょうかね・・・?


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我々はここのお店のランチを摂ることにしました。当然スウェーデン語がわからないのでややハードルが高いかと思っていると、我々の外見を見て気を利かせてくれたおねいさんが英語のメニューを差し出してくれました。流石北欧。民の親切さと愛想がロシアとは格段に異なります。


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ご覧のメニューを白ワインと共に頂きました。スモークサーモンは普段も割とよく口にしますが、トナカイに加えてサーモンも是非食べたいと思っていたので満足です。


ランチを摂った後も市場内をうろちょろして方々を見て回ります。


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大物が1匹、何だか少し悲しげに横たわっていました・・・


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他のお店の脇に貼ってあった淡水魚一覧表。小さくてわかりにくいですが魚の名前が
10か国語くらいで表示されています。よく見たらローマ字表記ですが日本語もありました。私はこういうアイテムが大好きなのです。可能なら持って帰りたかった(笑)


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お店によって品揃えやオススメが違うのでしょうが、色々と質問出来なかったのが少し残念でした。


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皆さんお昼からとっても楽しそう。市場は活気に満ち溢れていました。


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マグロと醤油、ですかね。


市場でランチと白ワインを楽しみ満腹した我々は、腹ごなしもかねて街歩きを続行です。緩やかにガムラ・スタン方面を目指しつつ前進していくと、途中でキリンさんがNK(エヌコー)というデパートを見るというので、ショッピングが苦手なわたくしはしばし別行動(笑)デパートのすぐ向かいにある王立公園を練り歩いてみました。


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もの凄い数の人で賑わっていたので何かと思ったら、どうやらフランス各地の観光地の良さを紹介・アピールしフランス旅行推進(振興)を目指すイベントのようなものが行われていました。


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奥の方ではなかなか素敵なジャズトリオ?が演奏していました。何故かは知りませんが近くにコスプレイヤーの方々もいてダンスを始めて楽しそうにしていました。チャンスがあればジャズもダンスも習ってみたいものです・・・


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さらに奥に行くとレストランもあり、また野外ステージも見えました。ライブ・コンサートも行われているのでしょうね。


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この王立公園はもともと貴族のための畑や庭園で一般の方の立ち入りは禁じられていたそうですが、1953年、ストックホルム市誕生700年祭の時に公開されたとのことです。


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決して本拠地に殴り込みに来たわけではありません。お庭を通らせてもらうだけです。


一通り公園内を見回ったところでキリンさんと合流。近くの家具ショップ?を覗きつつガムラ・スタン方面に向かいます。


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1890年生まれのオペラハウス。「寒く長く暗いこの街の秋から春を優雅に充実して過ごすために造られた」そうです。何だか外国語を日本語に訳したような文ですね。


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オペラハウスの向かいにはノール運河という運河が広がっています。結構流れが急な場所もありました。風が吹いていて意外に寒く感じましたよ。


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オペラハウス前でノール運河に向かって左を向いた図。中央に見えるのがグランド・ホテルです。スモーガスボード(ヴァイキング料理)で有名なレストランがこのホテル内に入っています。予約もしておらず結構いい値段(!)なので今回は本場のヴァイキングには挑戦しませんでした。赤坂にスモーガスボード専門店があるそうですのでご興味のある方は是非トライして感想を聞かせて下さい。


ゆるゆると歩いてきましたがこのノール運河の向こうがガムラ・スタンです。お昼前に訪ねたけどオープンしていなかったノーベル博物館にでも行ってみようかしらん、ということで引き続きゆるゆると運河を渡っていきます・・・


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - スウェーデン, 23:06
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