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ブルガリア週末紀行 其ノ六 写真で見る「夜の」ソフィア、そしてブルガリアヨーグルトを求めて・・・
夕刻、リラの僧院からソフィアに戻ってきましたが生憎の空模様。一旦ホテルに戻ってゴロゴロしつつ夕方はどうしようか考えます。


ホテルでもらった地図の裏を見てみると、「おすすめレストランマップ」みたいなのがあり、件の「幸せ寿司」も載っているじゃありませんか(笑)他にも色々と見渡してみると、アメリカンステーキ、タイ料理、イタリアン等が目につきますが、ロシア料理店は載ってないんですね・・・その代わり、昨晩行ってみたら移転していたレストランが載っていました。


これは行くしかないでしょう!ということで更にもう少しゴロゴロしていたらウッカリうたた寝をしてしまいました。慌てて起きたのですがまだ19時台だったので無問題でしょう。


どうやら雨はあがったようですが、辺りは既に真っ暗。夜のソフィア観光も兼ねてホテルを出ます。今回は写真多いし長いよ!(笑)


夜の街を長く歩くことはあまり好ましくないことは当然認識していたので、基本的にカロリーをいい感じに消費するくらいの早歩きで闊歩し、カメラはストラップを手首に巻いてポケットに隠し、撮る瞬間だけ出す。財布は胸ポケットに入れて後ろのポケットには空のデジカメケースを入れる、時々後ろを振り返って辺りを見回し、傾奇者が近くにいないか確認する・・・などなど、・まあ、この東洋人フェイスで一目瞭然だとは思うのですが、これまでの諸国滞在の経験からばっちり対策を取って行ったつもりで歩いていると・・・


人が全然いない・・・首都だよね、ここ?


土曜日の夜なのに街に人が全然出ていません。確かに歩いていた辺りは街の中心部で行政的な機能も兼ねているとは思いますが、ここまで人がいないと逆に怖くなっていつもよりいい具合に汗をかいてきました。人がいないならいないでいいのですが、何かあった時に助けを呼べないのはまずいぞ・・・と静かな圧力を感じながら歩みを進めます。


そうは言っても昼間とはまた違う感じにライトアップされたソフィアの街は、雨上りの路上の照り返しで光が拡散して何だか幻想的な雰囲気・・・


というわけで、以下夜のソフィアの街並み、加えて「ブルガリアヨーグルトをたずねて数千歩」の模様をお送りします。


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左手に現れたのは聖ヨシフ・カトリック教会です。正教やイスラム寺院に囲まれていても、カトリック教会も立派に立っているんですね。誰のコメントでしょうかね(笑)


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これはどこだったか思い出すのに少し時間がかかりましたが、半地下にある聖ペトカ教会の脇から老舗デパートЦУМを激写した図です。


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ЦУМの脇を通っている立派な回廊?本当に人がいません・・・石柱の陰にご用心!?


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昨日の昼間に何回か通り過ぎた旧共産党本部・・・不敵な笑みを浮かべて立ちはだかっているような気すらしましたが、ま、単に気のせいでしょう。ここの通りを左にひたすら歩いて行くとブルガリア料理のレストラン・クラチマ・プリ・ヤファタ(Кръчма при Яфата)にぶつかります。


レストランは3階建てになっており、1階の席に通されたのですがほぼ貸切状態。ウェイターのお兄ちゃんの家族と友達の家族?と思われる一組を除いては私だけです。後からアメリカ人らしき家族がやってきましたが。


ウェイターのお兄ちゃんも注文がない時はそこのテーブルに座ってビールを飲んでいたようなので、悪いなあと思いつつ料理を注文。まあ普通に考えたら勤務中にビール飲んで友達と盛り上がっている方が問題でしょうね(笑)


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今回のウォーキングは早歩きだった上に緊張感、雨上り後の湿気もあったから結構効果はあるはずだぜ・・・ということで地元のビールザゴルカ(Zagorka)で乾杯。力が抜けたせいか結構ビールが利きます。と、ここで一句!



息子が父親に尋ねる。「お父さん、酔っぱらうってどういうことなの?」と。
父答えて曰く、「いいかい、ここにビール瓶が2本あるだろう?これが4本に見えたら、それはお前が酔っぱらっているということなんだよ、わかるかい?」と。
息子答えて曰く、「そうなんだ、でもパパ、ビール瓶はここには1本しかないよ?」と。



私には幸い1杯に見えてましたけど・・・(笑)


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こちらの料理は昨晩ご覧頂いた通りのШопска Салатаですが、何もかけないで食べてもチーズが濃厚なのでとても美味しいですよ。今から魔法を使ってこれを一瞬でテレポートさせてみたいと思います・・・


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料理を一瞬で消した代わりに、上の写真では空っぽだったビールを半分まで注いでみました・・・結構テレポートも骨が折れるんですよね(笑)


途中、アイドルのそれと聞き間違う程の美しい歌声が聞こえてきたので前方を見遣ると、ウェイターのお兄ちゃんの娘さんか、あるいはお友達の娘さんが歌を歌いながらダンスを披露してくれていました。まあ、私にではないことは勿論なのですが、歌声と笑い声に邪気が無くていいなあ・・・私も歩んだ道によってはこのくらいの女の子に父親になっていてもいい年齢かな、とも思いかけましたが、いやいや、ま〜だ早いだろうということで現実に戻りました。酔ってますが。


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将来はダンサーかアイドルか、そんなことを考えている父ちゃん母ちゃん、爺ちゃん婆ちゃんがいることを考えると様々なことが相まって目頭が熱くなります・・・(笑)


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さて、続いて出てきたのは、ご当地名物?マスの切り身です。マス類のことをブルガリア語でПъстърва(パスタルヴァ)というそうですが、聴いた感じパステルヴァに聞こえたんですよね・・・モスクワ学派とレニングラード学派ではないですが、詳しい方はどうぞ教えて下さい。


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そうこうしているうちに、「マス類」もビールとともに消えてしまいました。写真で見ると一瞬ですが、実際はあれこれ考えたりしてかなりゆっくりと食事を楽しんでいます(笑)


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そして・・・この「ぶんぶく茶釜」みたいな器の中に入っているのは、Кавърма(カヴァルマー)という、肉、野菜、卵、その他香草を炒めたような煮たような料理。エスニック系の料理を好むタワーリシ各位ならきっと気に入ること間違いなしです。


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カヴァルマを消し去るために最後の死闘を繰り広げ、何とか封じ込めることに成功しました。チェーホフなみにシンプルな表現ですが「美味しかったです」。とっても美味しくてもオーチンはつけないんだろうな・・・


東京にいる時に一度だけ、「ソフィア」というブルガリア料理レストランを訪れたことがあったのですが、その時に飲んだ塩が入っているヨーグルトがいたく美味しかった記憶がありましたので、「お〜い」とお兄ちゃんを呼んで「ヨーグルトはある?」と聞いたら英語のヨーグルトが通じない。そこで、ブルガリア語でヨーグルトはキセロ・ムリャーコ(Кисело мляко)ということは知っていたので、「Do you have Кисело мляко?」と聞いてみたら、通じたようで「おお、あるある。蜂蜜とナッツが入ったスペシャルがあるけど、それにする?」と。・・・塩が入ったのが飲みたいんだけど、スペシャルだからトライしてみるか、ということでそれをお願いしました。


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そして数分後に運ばれてきたのがこれ・・・確かにスペシャルっぽいけど、ドリンクじゃなくて固形じゃん!しかしながら一口食べてみるとその思いは一瞬にして喜びに変わりました。甘くないヨーグルトに蜂蜜が非常にいい効果を醸し出しています。チェーホフなみにシンプルな表現を繰り返し恐縮ですが「もちろん美味しかったです」。ここでもオーチンはつけないんだろうな・・・


いや〜お腹も一杯になってかなりリラックス出来たぞ〜ということでお勘定を済ませたのですが、帰りも歩いて帰ることを考えると若干心配でした。


ところが、レストランを出たところで私は気づいてしまいました・・・来る時は視界に入っていなかったスーパーマーケットが、通りの反対側にものも言わずに居を構えていたことに・・・!


私は、車にぶつかっても跳ね返しそうな勢いで通りを渡り、(まあ、車はほとんど走ってないんですけど)店内に押し入りました。ヨーグルトの市場調査です。


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正面の棚のほとんどは皆様よくご存じのDANONE勢が高シェアを叩きだしていたので、ターゲットは左側のローカルメーカーのヨーグルトです。



3.6・・・4.5・・・数学は苦手でしたがXやYが入っていなければ何とかなります。山羊のヨーグルトもあるよ・・・私は吟味の上に吟味を加え、4つのヨーグルトをレジに持ち込んだのです。


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ちなみにビールコーナーも調査してみましたが、ロシア、チェコ、ベルギーといった各地のビールが雑多に入り混じっている感じでした。


スーパーの袋に4つのヨーグルトを揺らし、結構な寄り道をして夜のソフィア散策を継続です。


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こちらも昨日日中に来た国立オペラ座。公演日は外したのかな?


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近くにライオンの像があった聖ソフィア教会。イヴァン・ヴァゾフの墓もこの裏にあるそうです。


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こちらは、聖ニコライ・ロシア教会。昨日お話をさせて頂いた神懸った芸術家、カルチェフ氏が描いているのはこの教会です。


歩いているうちに、昼間おっさんたちがチェスに興じていた公園まで来てしまいました。


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公園の南側にはグランドホテル・ソフィアがあります。地面も濡れていていい感じ!


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日中とはまた違った表情を見せてくれているイヴァン・ヴァゾフ国立劇場。綺麗ですねえ。


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夜の大統領府前。ご覧の通りですが人通りは全くありません。


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夜の国立考古学研究所付属博物館。


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地下鉄の駅の周りや通路でも人通りは少なかったです。きっとそもそもこの地域の人通りが少ないのでしょうね。「治安に注意」と書いてある国立文化宮殿のあたりで皆さんたむろしているのでしょうかね。


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街の中心とも言えるスヴェタ・ネデリャ広場に面しているシェラトン・ソフィア・ホテル・バルカン。ここにはカジノすら付属しているのですが、入り口で覗いてみてもあまり賑わっている様子はありませんでした。


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すぐ近くにあるスヴェタ・ネデリャ教会。本当にどこを観ても人がいなくって綺麗なんですよね・・・


さて、気が付くと結構な場所を歩き回ってしまいましたが、街も小さいため次に来た時はソフィア案内も可能でしょう(笑)これで食べた分くらいは消費したかな、という淡い期待を抱きホテルに帰着。


それではここでメンバー紹介、ではなく、スーパーで買ったヨーグルトを紹介します。


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まずは向かって左手のヨーグルト番号No.1はヴェレヤというのかな、3.6%のヨーグルトです。右側のはNo.2にしましょう。アイランというDANONE社のヨーグルトですが、既にお気づきの通りアイランはどうやら飲むヨーグルトだったみたいです。


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続いて、No.3はシンプルに4.5と書いてあるヨーグルト。最後の右手No.4は羊のヨーグルトです!

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ちなみに、ご当地のヨーグルトのサイズはこちらが標準。私たちが想像するような小さいカップはない模様です。あんな少しじゃ足りねえよ、ってことでしょうか。想いが伝わってきますね!(笑)


ここに来てスプーンがないことに気づき多少狼狽するも、まずは飲むヨーグルトであるNo.1のアイランに口を付けます。うん、普通に飲めますね。ケフィールほど粘り気はありませんが、味は無糖で酸っぱいです。流石高シェアを叩きだすDANONE社といったところでしょうか。


そして、No.2のヴェレヤを開けて覗いてみます・・・


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あれ・・・なんだこの懐かしい感じ・・・若干乳清が浮いた表面・・・!?スプーンがないので器を傾けて頑張って味わうしかないのですが、これはまさしく某M社の味・・・!?いや、某M社がこの味に倣っているのでしょうか・・・?ともかくこのヴェレヤの味は僕らが知っているあの味に非常に近い!独りホテルの一室で強くそう感じたのでした・・・


続いてNo.3の4.5%のヨーグルト。これは乳脂肪分が高いので、上述のヴェレヤよりは濃厚で口当たりも若干硬かった気がします。酔いが酷いときに食べて寝ると翌朝完全回復していそうな味です。


そしてNo.4は珍しどころということで山羊のヨーグルト。これは好き嫌い別れる味だな・・・と思いつつも、羊肉も問題なし、パクチー、ウクロップ等の香草も問題なしの私にとってはこのヨーグルトも問題なしでした。ただし少し渋いような感じがしたので、これこそ蜂蜜とかジャム、フルーツと一緒に食べたらとってもオイシイのかな、と思いました。


こうしてソフィアの夜はゆっくりと更けていくのですが、流石に全部は食べられなかったのでそれぞれ冷蔵庫で一晩眠ってもらいました。腸の調子が超イイことになりそうな期待を抱きつつ、明日の午後にソフィアを発つので明日もペータルと交渉してどこかに連れて行ってもらおうかな、と考えを巡らしつつこの日は就寝。もちろんこれらは翌朝の朝食を犠牲にして全部食べました。コーヒーセットの脇に身を潜めていたスプーンを使ってね。


ちなみに、某M社のヨーグルトは2012年の情報で乳脂肪分3.0%であるとのことです。が、一般的なプレーンヨーグルトはみんな3.0%なのかな?某M社のWebサイトを覗いてみると、奥が深すぎて、そして想いが強すぎて全部読み切れないほど充実した情報があるみたいですよ。ヨーグルトびいきの方は是非ご覧下さい(笑)


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ブルガリア, 23:07
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