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オーストリア週末紀行 其ノ一 単なる偶然か、あるいは運命か?ウィーンで忍び寄る露西亜の影
タワーリシ各位、今週もようやく折り返し地点を過ぎましたが・・・まあ敢えて多くは言いますまい。


もう随分前のことのように感じますが、5月半ばの連休にウィーンの辺りをふらふらして来ましたので、毎度のことながらその模様をゆるくお伝え致したく存じます。


(5月18日のお話)


さて、今回やってきましたのは中欧オーストリア、音楽の都ウィーンに初上陸です。毎度のことながら直前まで地図とにらめっこして連休をどう過ごそうか迷っていたのですが、エクスペディアで検索すること数回、ルフトハンザで割とリーズナブルなチケットがあったのですぐさまウィーン行きを決定しました。エストニアやリトアニアも考えたのですが、直行便がなくチケットも高めだったのでまたの機会にします。



大きな地図で見る


今回はほとんど下調べもしておらず不安な面もあったのですが、ほぼきっかり正午に着陸すると、とりあえずウィーン国際空港を出てバスターミナルで市内に向かうバスを探します。


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幸い空港を出てすぐの場所にバス乗り場がありますので、後はお目当ての行先に向かうバスに間違いなく乗り込めばOKでしょう。


ホテルの最寄りバス停だけは調べておいたので、恐らくこれでいいんだよね・・・?と思ってバスに乗り込んで発車を待っていると、前の席の女性が丁度私と同じ行先に行けるかどうかをウィーン市民の方に聞いていました。これでとりあえずホテルの近くまで行けそうです。


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バスで市内に向かう道の左手には、工場見学マニアがうなる程のプラントが立ち並んでいましたよ。


市内に着く頃には空模様が怪しくなってきており、バスを降りると何と雨まで降ってきました。まずはホテルにチェックインしてから行動プランを考えよう、ということで、某Booking.comにて調べた地図をもとに「う〜ん、ホテルはこのへんかなあ?」と思う辺りを歩き回ったのですが、ホテルがなかなか見つからない・・・


そうこうしているうちに雨脚が強くなってきてしまったため通り沿いのレンタサイクル屋に飛び込み、ホテルのある通りを尋ねます。すると、先ほど降りたバス停からすぐ近くにホテルがあることが判明しました・・・逆の方向に歩いていればすぐだったのですね・・・まあ、こんな数々の回り道が人生を豊かにするってものでしょう(笑)とホテルにチェックイン。


荷物を置いて地球の歩き方を持って早速街歩き!・・・というわけにはいかず、雨も降っていたのでベッドに横になってしばしウトウトしてしまいました・・・折角1週間が終わったのだから土曜日は休めばいいものを、連休があると無理して週末紀行をねじこんでしまうため、休む時間が少々不足していたのです(笑)


ひと眠りすると雨も上がり、空には太陽が顔を出していました。休息も取れたので街歩きに出かけることにします。街の中心までは充分歩ける距離なので、いつもの通り西へ東へ歩いて行けばいいか・・・なんて考えながらホテルを出てビックリ!!


なななんと、ホテルの斜向かいにロシア食材店が居を構えており、無言で私を睨みつけていたのです、、いや、ロシア風の不愛想で私を歓迎してくれていたと言った方が近いでしょうか・・・?生憎お店は閉まっていたみたいなのですが、これは単なる偶然か、あるいは運命か、今回の旅は何か起きそうな気がします・・・



先ほどまで雨が降っていたとは思えない空模様。汗ばむ程の日差しです!


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建物と建物の間の通路の側面に大きな時計があり、カメラを向けているとその向こうにあったお店を見てまたもやビックリ!!!


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なななんと、図らずもロシア料理レストラン「スタリーチヌィ」に遭遇してしまったのです!「タワーリシ、ウォッカの一杯も飲んでけよ」と言わんばかりに扉も開いてます・・・これまた単なる偶然か、あるいは運命か、、ただならぬ旅の幕開けです・・・


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名も知らぬ広場ですが、ここの右の道をちょっと奥にいったところに、地球の歩き方にも載っている「Figlmüller(フィグルミュラー)」というヴィーナー・シュニッツェルの人気店があります。なんでもこの店のシュニッツェルは皿からはみ出すほど大きいというので、目の色を変えてお店に見にいってみたのですが、物凄い混雑していて行列も出来ていたので入る気にはなりませんでした。というわけでからっぽの胃袋をさげて街歩き続行です。


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Quo vadis? え〜と、これからシュテファン寺院の方へ向かうところです。


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路地をとことこ歩いて行くと、どどんとシュテファン寺院が姿を現しました。建設そのものが始まったのは12世紀だとか。第2次大戦で被害を受けたそうですが、ウィーンやオーストリアの粋なナロード達の寄付により再建されたそうです。


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下から見上げても大した迫力ですね。


早速寺院の内部に入ったのですが、どうやら私は正面から入らなかった模様。内部の見学をするより先に、塔に昇るチケットを購入しエレベーターの前に並んでいたのでした。そんなわけで、以下、塔の上から激写した写真を紹介します。


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屋根のモザイク?の色遣いが独特でとても不思議な印象を受けました。


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先日のストックホルム市庁舎の塔もそうですが、やはり高い場所から街を一望するというのはいいものですね・・・


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寺院の脇には沢山の馬車が観光客たちを待っています。


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ウィーンのパノラマも気分爽快で気持ちいい!


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が、しかし、エレベーターを降りると通路が一部金網で出来ている箇所があり下が見えています。来る時も帰る時もこれはなかなかスリルを感じましたよ・・・


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ハプスブルク家の紋章(鷲)だそうです。


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昔の人が造った建物を見る度に毎回思いますが、何世紀も前にどうやって造ったんだろう?と思わずにはいられない業が各地に散りばめられていますね。日本にいた時は神社の境内の木彫などを見てはしばしば似たようなことを考えておりました。



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北塔の上には大きな鐘が吊られていました。ドイツ語がお出来になる方、是非ともなんて書いてあるのか教えて下さい。


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こんな鐘です。どんな音で鳴るのか聞いてみたいですね、というか鳴らしてみたかったです。


塔に昇ってパノラマを楽しんだ後は地上に降りて内部を見学です。こちらの地下には地下墓地(カタコンベ)があり、黒死病で亡くなった方々の骨と、歴代皇帝の内臓を収めた壺が保存されている、とものの本に書かれていました。ちなみにペストはドイツ語だそうです。


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どこかのライブで観た「エソラ」の照明のような色合いです(笑)


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奥に見える祭壇が18世紀に造られたバロック様式、であるとか・・・正面入口の門はロマネスク様式で建てられたそうですが、寺院全体はゴシック様式で建て替えられた云々、であるとか・・・


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本日英語のガイドツアーは行われないそうですので、見たことを自分なりに感じ取ろうと思います。英語ツアーがあっても参加したかどうかはわかりませんけど、こないだのストックホルムみたいなのもなかなか楽しいものです。


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こんなにカラフルに彩られている聖堂は初めてですね。いつもこうなのかな・・・?そんなわけないですよね?


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照明の効果も結構利いている感じですが、独特の雰囲気の聖母像(?)


ウィーンの中心部にはRing(リンク)という環状道路があり、その内側に数々の歴史建造物がありますが、この一帯は「ウィーン歴史地区」として世界遺産に登録されています。


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寺院の脇にはご覧のように馬車がズラリと観光客各位を待っています。待っている馬車も多かったですが、お客さんを乗せて走っている馬車も至る所で見かけました。


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雨も上がったので寺院の前の広場もナロード達で大賑わい。


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雨上りのエッフェル塔前で粋なオッサンカメラマンから学んだ通りにしてみましたがイマイチかな・・・



西側から寺院を見た画ですが、ご覧の門が現存する最古の部分だそうです。それにしても人が多いですね。


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広場には移動販売のお菓子屋さんが来ていて賑わっていました。ええ、もちろん買いませんでしたとも。スウィーツより水分やアルコール分の方が好きなもので。


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寺院の脇ではお土産屋台が軒を連ねていました。お菓子を我慢した分ここでビールを買って飲みました(笑)


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色々な職業がそれっぽく、カッコよく描かれた看板?を売るお店。「ギタリスト」「釣り師」「俳優」など、色々と探してみたのですが、結局購入には至らず。そもそも自分のためにお土産を買うということは非常に稀なんです。


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青空の下、ウィーン野外ミニ管弦楽団が心地よい演奏で行き交う人々を盛り上げていました。流石音楽の都と言われるだけあって様になります。ひょっとしてビールのキャンペーンか何かと合わさっていたのかな?


汗ばむ陽気に加えてすきっ腹にビールと来たものでますます気持ちよくなってきました。さて次はどこに行こうかと、本を開いて地図を見たところ、近くにモーツァルトハウス・ウィーンがある模様です。高校の時の音楽の時間に鑑賞した映画「アマデウス」は結構印象的で、モーツァルトと聞くとあの映画の中に出てくるモーツァルトが自然に出てきます。


音楽の都に来た以上、音符が読めなくても行かぬ理由はないな、ということで、ビールをグビリと飲み終えてモーツァルトの家を目指します。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オーストリア, 23:57
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オーストリア週末紀行 其ノ二 歴史、芸術、音楽、グルメ‥全部は選べない?ウィーンの旅
(前回から結構間が空いてしまいましたが、5月18日のお話の続き)


モーツァルトの家はシュテファン寺院から10分もしないところにありました。


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こんな通りを進んで行くと・・・?


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こんな建物が見えてきました。


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モーツァルトハウス・ヴィエナ。なかなか素敵なロゴですね。


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1階にはCAFE FIGAROというカフェが入っていました。モーツァルト・ファンの旅人もたくさん行き交っていましたよ。


残念ながら内部は撮影が制限されているためお見せする写真がないのですが、モーツァルトが実際に住んでいたころの間取りやら暮らしぶりなどがオーディオガイドで楽しめます。カフェの名にもありますが、「フィガロの結婚」が作曲されたのもここの家だったそうで、ファンの皆様には堪らないでしょう・・・日本からの直行便があるウィーンとだけあって、ここの場所はとりわけ日本人観光客も多かったような気がします。


さて、モーツァルトの家を見た後は国立オペラ座でも見に行こうかってな具合に再び歩き出しました。


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シュテファン寺院の前からケルントナー通りを南に向かって歩いて行きます。それにしても本当に人通りが多い、そして暑い!


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ウィーンの街角ではあちこちでモーツァルト製品を目にすることが出来ます。実は私もモーツァルトハウスで数点買い物をしました。モーツァルトチョコは流石に買いませんでしたけどね(笑)


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国立オペラ座の近くはこんな感じです。


ロシア語をやっていなかったら、演劇やらオペラやらの劇場に夢中になることはきっとなかっただろうな、としばしば思いますが、実はモスクワにいた時分もオペラ・バレエは何回も観たことがなく、今思うとクラシックの知識を深めると同時にもっと色々観ておけばよかったなあ、とため息が出るばかりです。


私が初めてオペラと出会ったのは、大学1年生の時にマリインスキー劇場の来日公演で「エフゲニー・オネーギン」と「戦争と平和」をかの有名なヴァレリー・ゲルギエフ氏の指揮で観た時でした。その時は大学の学生特典か何かでリハーサルに応募して観に行ったのだと記憶していますが、その後にオペラを観たのは、モスクワ・ボリショイ劇場での「マダム・バテルフリャイ(蝶々夫人)」でした。この蝶々夫人がどういうわけか全然響かずあくびまで出てくる始末(笑)単に受け取る側に問題があったのかも知れませんが・・・


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今回はどうしようか非常に迷ったのですが、結局のところ「キタコレ!」と思う演目がなかったため、例の如くグルメツアーにするつもりで音楽の都に来てしまったのですよわたくしは!(笑)


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こちらはかの有名な「ホテル・ザッハー」、五つ星ホテルですよ。私のようないい水といい空気で育った東京の田舎者なんぞは決して泊まるチャンスのないホテルです。


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皆様もうこの名前からお察しの通り、ザッハートルテを思い浮かべて涎を垂らしていることと存じます!丁度写真のトラック?がホテル前に停まっていたのですが、ここの1階にあるカフェ・ザッハーにトルテを補充しにきていたのでしょうか?


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ホテルザッハーの辺りからオペラ座の裏手の方にも歩いて行ってみました。こちらは若干人でが少ないです。


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ホテル・ザッハーのすぐ近くにアルベルティーナという美術館があります。旧ハプスブルク家最大の邸宅であり、世界最高の版画素描コレクションを代表する国際レベルの美術館であるとか。まだ周囲は明るいですが私が行った時は既に閉まっていた模様でした。残念。


というわけで、お昼ご飯も食べていないのでソーセージスタンド的な場所で休憩。アルベルティーナの前にあるので次から次へと人がやってきます。きっと大人気のスタンドなのでしょう。


ここで私の前に並んでいたのが恐らくインドかどっかから来たと思われる青年。彼女と思われる女性は脇で待っていたのですが、青年は分厚いガイドブックを持っていてこのスタンドの情報を読んできた様子なのですが、宗教上の理由からか、ソーセージが何の肉で作られているかを非常に気にしているようでした。


「種類はきっとウィーンだからウィンナー・ソーセージだろうけども、ソーセージって牛と豚の挽肉とかになってんじゃないの??」と思っていたところ、青年がクルリと私の方を向き、「何かオススメはある?」とか聞いてくるんですよ。いや、あの、僕も今からオススメは何か聞こうと思っていたんですけどね・・・


というかこの東洋人顔のザ・東洋人にウィーンでソーセージのオススメを聞くんかい(笑)とツッコミを入れたくなってしまったのですが、そこは大人になって「すまん、僕も今日の昼に来たばっかで、しかもウィーンは初めてなんだ。とりあえずオススメを聞いてそれを頼むつもりだよ」と答えました。西アジアと東アジアでなにがしかの親近感を抱いてくれたのかもしれませんが。


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そんなわけでありついたウィーンのビール・ソーセージ・黒パンの3兄弟。非常に暑かったのでビールがとっても美味しかった!


件の青年は周りにいた数名にも同じようなことを聞きまわっていたようでしたが、無事に宗教上問題ないソーセージが食べられていたらよいのですが・・・今思うと彼女が脇で待ってたのは「どうせ混ざってるんだから無理に決まってるわよ」というクールな女性的理性に基づく行動だったのでしょうか・・?いやあ、女性の理性もソーセージも奥が深い・・・(笑)


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すぐ近くで演奏していたバンド。ジャズっぽいのもやっていてクラシックだけじゃないということを静かに主張していました。実にかっこよかったです。


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アルベルティーナの入り口は2階にあるのですが、美術館は閉まっていても周りのベンチに腰かけたり、周囲を歩って見て回ったり、退屈することもなく時間を過ごすことが出来ます。私も写真のように2階部分から街を見下ろし、さてこれからどうしようか、今晩の夕食には何を食べようか、などとしばしぼんやりと考えを巡らせたのでした・・・


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オーストリア, 07:48
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オーストリア週末紀行 其ノ三 ウィーンのシュニッツェルか、キエフのカツレツか
(5月18日のお話の続き)


アルベルティーナの入り口の辺りからしばしホテル・ザッハー方面を見下ろして風にあたっていた私ですが、王宮もこの近くにあるとものの本に書いてあったのでそちらの方面に歩みを進めていきます。


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アルベルティーナ側から見たホテル・ザッハー。ご覧の通り、結構な大きさですね。150以上もの客室があるそうです。


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アルベルティーナの裏手を闊歩しながら上を見遣ると黄金の王冠が飾られていたのでパシャリ。これだけ後からそっと置いた感じですね。盗難とか、平気なのでしょうか・・?


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アルベルティーナから王宮に向かう途中にあるJosefsplatzという広場。写真の像は広場の名の通り皇帝ヨーゼフ2世の騎馬像だそうです。


が、受験に日本史を選択してしまったこのわたくし、ハプスブルク家とか神聖ローマ帝国などの歴史に詳しくないため、「へえ、そういや留学中サンクトに行った時にネヴァ川の近くでピョートル大帝の青銅の騎士をみたっけ・・・旅行に出た日には昼間レーニン図書館でロシアCISの日本語スピーチコンクールがあって、友人も何名か出ていて、打ち上げでしこたまウォッカを飲んでから夜行列車に乗ったんだよなあ・・・」なあんて回想が浮かんできてしまいました。


あの晩はお祝いのウォッカその他のお蔭でかなり酩酊して列車に乗り込んだうえ、コンパートメントに鍵をかけて寝てしまい、翌朝車掌さん(♀)がいくら起こしても起きず、いよいよ「いい加減起きないと、あと5分で列車がモスクワに戻っちゃうわよ!聞こえてる!?」みたいなことを言われて飛び起きたサンクト週末紀行の始まりだったんですよね・・・


車掌さん(♀)は"Так хорошо спали?(そんなによく眠れたの?)"なんて大笑いしていたのですが、慌てて飛び出したお蔭で車内に靴下を忘れ、雪の舞うサンクトペテルブルクの街を石田純一風に闊歩することになったのです・・・寒くて、冷たくて、でも今思い起こしてみると何だか暖かい思い出です・・・(笑)


まあ、サンクト紀行の思い出はともかくとして、旅に出た際は例の如く街歩きをして方々を観て回り、ご当地グルメを楽しむというだけで私は満足なのですが、ちょっとした歴史や文化に関する知識が旅を引き立てるというのは間違いありませんよね。


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そんなことに思いを巡らせているうちに王宮の前に到着しました。こちらのMichaelerplatzミヒャエル広場に面している建物が13世紀〜18世紀に建てられた旧王宮(Hofburg)、もう少し南西の環状道路沿いには19世紀〜20世紀に建てられた新王宮(Neue Burg)があるそうです。内部は博物館になっており、皇帝の部屋やら宝物殿やらあった模様ですが、時間も時間だったため入場は出来ませんでした。中央に見えるのがそのまんまですがミヒャエル門です。



ミヒャエル門に向かって左手には、結構迫力のある噴水彫刻?がありました。魂が抜かれることを恐れない皆さんはこの場所で写真撮影をされていた模様です。


この後はミヒャエル広場から少し北に歩き、Grabenという、通りと広場が合わさったような道を散歩しました。歩行者天国だったので人はとても多かったですが、日も傾いてきてふらふらと彷徨い歩くのにはよかったです。



通りの途中にあるこちらの建造物はペスト(黒死病)記念塔だそうです。14世紀に欧州でペストが大流行したそうですが、1679年にウィーンでも10万人もの死者が出るほどペストが猛威を振るったとのこと。レオポルド1世という当時の皇帝は、このペストが終息した際に神への感謝の意を込めて建築家たちにこの塔を造らせたそうな。


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Grabenをふらふらと歩いて来ると、シュテファン寺院のほうに戻って来ました。太陽の位置も変わって建物全体がとっても見やすくなりましたね。相変わらず人々の往来は多いです。


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途中でこんなレストランに出会いました。何というか、非常にわかりやすい、ポイントを押さえた看板ですね。


「よ〜し、今日はこのレストラン『FUJIYAMA』でスシとサシミをたらふく食べるぞ〜」ってなわけにもいかず、折角ウィーンに来たのでウィーン名物を食べようか、と本に載っているようなレストランを数軒見て回ってみたのですが、どこもナロードがいっぱいで行列が出来ているようなところばかりでした。私は行列や人ごみがあまり好きではなく、いくら有名店や人気店の料理でも長時間並んでまで食べなくてもいいや、と思ってしまうような人間なので、ひとまずホテルで一息ついてからまた夕食に出ることにしました。


別に今晩がウィーン最後というわけでもないので、ウィーン名物でなくてもよい、ということで、皆様も薄々感づいていられることと思いますが、ええ、やっぱりどこからか僕を呼んでる口笛がずっと聞こえていたんですよね・・・


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というわけで、ジャカジャン!昼間運命の出会いを果たしたロシア料理レストラン「スタリーチヌィ」にやってきたのです!


入ろうかどうしようか、どんな料理があるのか、お店の外に出てるメニュー表と睨めっこしてしばし気持ちを落ち着かせます。


結構色々な料理があるなあ、なんて思っていると、給仕の女性(後にマリーナという名前であることを知ることになる)が丁度お店から出てきたので、「Добрый вечер. Один холостяк, можно?(今晩は。独身1名、よろしいでしょうか?)」と問うてみたところ、意外にもあっさり、「え?もしかして今ロシア語しゃべった?」みたいなこともなく席に通してくれました。店内にはまだ2, 3組しかお客さんはいませんでしたが、恐る恐る足を踏み入れて席に着きました。


そんなわけで、毎度恐縮ですが皆様フォーク・ナイフとテーブルクロスのご用意を(笑)


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街歩きの疲れを癒しリラックスすべく、何はなくともまずはお約束のバルチカで乾杯です・・・


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最初に出てきたのは「イクラのブリヌィ(Блины с красной икрой)」です。実はキャビアのブリヌィもあったのですが、価格が10倍以上差があったので断念。って当然ですね(笑)イクラもとっても美味しかったので問題なしです。


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続いて出てきましたのが、前の写真でネクスト・バッターズ・サークルに入っていた「毛皮のコートを着たニシン(Селёдка под шубой)」です。これはもう学生時代から周りに触れ回っていましたが、ネーミングも然り、味も然り、ロシア料理の中で一番好きな料理と言っても過言ではない一品です。


店内には当然東洋人の顔はありませんでしたが、常連客ばかりかというとそうでもないようです。私の後に入って来て隣の席に座った男性はどうやらドイツ語で注文していたようなのでウィーンっ子の中にもファンがいるのでしょう。


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店内では金髪の女性とブリュネットの女性が交代でカラオケをやっていて、曲が終わるたびに拍手が舞っていました。今となってはカラオケなのか芸能活動なのかわかりかねますが、前の方の席に座ってお客さんと話もしていたようなので定期的なものなのかもしれません・・・


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ビールを繰り返しつつニシンをつまんでいたら、店内が暗くなりキャンドルまで点いてしまいました。結構いい雰囲気ですが、もはやどこに旅行に来ているのかわからなくなってきましたね(笑)


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前菜を食べ終わった後には、スープとしてお約束のボルシチを頼みました。照明のお蔭で赤くは見えませんが、よく煮込んであり具材のエキスが感じられる味でした。


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かなりゆっくりと食事を口に運んでいたのですが、気が付くと店内もかなり賑わって来ました。カラオケ?のお姉さんたちのパフォーマンスにも熱が入ります。


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そして、準備運動を終えた私がメインに頼んだのが・・・こちらのキエフ風カツレツ!ボルシチとキエフ風カツレツでウクライナ代表のダブルスが出来上がりましたが、もういよいよウィーンでもモスクワでもキエフでもどこでもいいです(笑)


カツレツと格闘していると、お店のマスターと思しき男性が物騒なものを持って近づいてきました・・・おいおいマスター、どういうつもりなんだよ?何かのマチガイじゃないの?と思いましたが、マスターは不敵な笑みさえ浮かべながらこちらのテーブルにやってきたのです。私は観念するよりほかにありませんでした・・・


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そんなわけで、頼んでもいないのに何故かマスターの粋な計らいでウォッカ一杯がサービスされたのでした(笑)これまでに結構ビール飲んじゃったけど、まあここで辞退するのも申し訳ないのでクイッと頂きましたとも。


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気が付くと店内は大盛況。いつの間にか横のテーブルには私とよく似た顔つきの2名が座ってウォッカを飲んでいました。よくあるアネクドートみたいにアルコールのせいで1人が2人に見えていたわけではございません(笑)ロシアも多民族国家ですから様々な顔をした人たちが暮らしています。ブリヤートとかカルムイクとか、あるいはロシアでないとするとキルギスとかの方だったのでしょうかね・・・?


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こんな風にして、多民族が入り乱れるレストラン「スタリーチヌィ」での夜は更けていくのでした・・・


結構飲んじゃったけど明日は大丈夫かな・・・?そんなことをぼんやりと考えながら夜風をかき分けホテルに戻りました。明日はバスを利用して少しばかり遠出をしてみようと思っています。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オーストリア, 10:54
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オーストリア週末紀行 其ノ四 というかスロヴァキア日帰り紀行 其ノ一だね
(5月19日のお話)


昨晩はウィーンに来たことも忘れてロシア料理店で静かにアツい夜を過ごさせてもらいました。二日酔いも特に問題ないので、今日は隣国スロヴァキアの首都ブラチスラヴァを目指してみたいと思います。というわけで、オーストリア週末紀行ですが、今回はスロヴァキア日帰り紀行でもあるわけですね。



大きな地図で見る

ご覧のように、地図で見るとウィーンとブラチスラヴァは100劼睥イ譴討い覆い鵑任垢諭9圓方を事前に調べてみたところ、鉄道、バス、船の3パターンがある模様です。ドナウ川を船に揺られていくなんて何てステキ!とも思ったのですが、結構料金が高い上に、いつもの通り直前に旅程が決定する旅なので、希望の往復時間のチケットを取ることが出来ませんでした。そんなわけで、バスでブラチスラヴァを目指すことに。


まずは地下鉄に乗ってバス乗り場のあるU3 Erdbergを目指します。


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ウィーンの地下鉄はこんな感じで結構きれいです。車両の内部も然り、でした。


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Erdberg駅についたら、乗って来た車両の進行方向にある出口を上がり、右に進んで道路を渡って地上に降りるとこんなチケット売り場があります。往復券で13ユーロくらいだったと思います。


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こんな様子で皆さんバスを待っています。ほとんどが観光客かな?中には土曜日の晩をウィーンで遊び倒してスロヴァキアへ帰るって感じのお嬢さん方もいましたけどね。


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幸い渋滞もなく、ウトウトしながら快適なバスの旅を1時間ほど続けていると・・・


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ドナウ川のすぐそばにあるバスターミナルに到着しました。ブラチスラヴァも快晴でとっても暑い!


早速付近を徘徊することとします。主な見どころとしてはブラチスラヴァ城と旧市街の街並みがあるそうですが、まずはすぐ近くのNovy most(新橋、でしょうかね?)という橋を渡ってドナウ見物です。


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高台にブラチスラヴァ城が見えました。「ひっくり返したテーブル」なんて呼ばれて親しまれているとのことですが、まさにそんな外観ですね。


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橋の中頃から見たドナウの流れ。こちらは上流側です。


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対岸の水辺にも行ってみました。サイクリングをしている人がとても多かったです。


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ドナウ川はドイツ南部のシュヴァルツヴァルトという森林地帯に端を発し、流域は10か国にもおよび黒海に注ぐヨーロッパで2番目に長い大河です(全長2850辧法え?それじゃあヨーロッパ1番の川は何かって?・・・そんなもん、母なるヴォルガ(全長3690辧砲坊茲泙辰討襪犬磴△蠅泙擦鵑!ちなみに我らがホームグラウンド多摩川は138劼任垢辰董ΑΑΑ幣弌


橋を渡って戻ってくると、今度は旧市街の方を目指して歩みを進めていきます。


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スロヴァキア語ではお城のことをHradというのですね。旧市街の見学を終えたらスロヴァキア城にアタックをかけてみるつもりです。


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こちらはペスト終結記念碑だそうです。ウィーンにもありましたが、各地でこういった記念碑が残されていることからするとペストの流行というのは当時の人々にとって本当に恐ろしい出来事だったのでしょうね。


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聖マルティン教会。14世紀初頭に建てられた初期ロマネスク様式の教会であるそうな。


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ちょうどこの辺りはお城と旧市街の間にあたるのでしょうかね。この不思議なモニュメントはホロコースト記念碑であるとかないとか。


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教会の中は見学しませんでしたが、脇を通って旧市街中心部を目指し路地を進んで行きます・・・


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路地裏マニア垂涎の1枚・・・?


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Venturskaという通り。同じ通りですがここから少し北に行くとMichalskaという名前に変わる模様です。両側にレストランやお土産物屋があり、往来で賑わっている通りです。


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何とも魅力的な入り口のラウンジバー・MASQUERADE(仮面舞踏会)。まさかまだ営業してないよね・・・?


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Michalska通り。奥に見える塔のある建物がMichalska branaミハエル門です。日も高くなってきて汗ばむ陽気です。


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わかる、わかるぞ・・・ここは間違いなくお土産屋さんだ!文字は異なりますがたまにロシア語と似た語が登場するのもスラヴ語地域の旅の楽しみの1つですね。


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どうも、暑い中お勤めご苦労様です。


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この3人はロシア語を話していたみたいでしたが、このお嬢さんがたの向こう側にあるのがミハエル門です。もともと旧市街は城壁に取り囲まれておりいくつかの門があったそうですが、唯一現在まで残されているのはこのミハエル門であるとか。塔の部分は武器博物館になっているそうなので銃剣マニアの方にはオススメかもしれません。


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またも路地裏マニア垂涎の1枚!・・・かどうかはわかりかねますが、本当に歴史を感じる家々ばかりですね。


そんなこんなでとぼとぼ歩いていると、Františkánske námestieという広場に出ました。(フランシスコ広場ってとこでしょうかね?)


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広場の入り口にあった教会。写真の男性はムーンウォークをしているわけではございません。


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中に入ってみましたが誰もいませんでした。が、涼しいのでしばし瞑想。


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広場に入っていくとご覧のようにクマさんが歓待してくれました。僕は君の仲間じゃないんだけどね・・・


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クマさんの後ろには写真のようなモニュメントがありましたが、何であるかは不明。何かの泉でしょうか?ご存知の方は是非とも教えて下さい。


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広場ではこじんまりとしたマーケットが開かれていました。


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丁度日陰になっているので足を止めてしばし見てみたくなります。


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なかなか珍しいお土産も売っていたみたいですよ。普段自分用に何かを買うことは非常に稀なのですが、後で時間あったらまた寄ってみようかな・・・


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さて、そのまま進んで行くと旧市街の中心、フラヴネ広場(Hlavné námestie)にやってきました。


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カラフルな建物が多く、噴水もあって穏やかで美しい広場です。


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どうも、暑い中お勤めご苦労様です。警備兵の方でしょうか・・・?


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旧市庁舎の建物。塔の外壁は薄いレモン色、そして何という部分かわかりませんが、3つ並んでいる窓の外側のピンクと白の模様、何てカラフルな彩りなのでしょう!


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既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、日本大使館もこの広場に面して居を構えているんですね。1階はお土産物屋みたいですがいい場所にありますね(笑)


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この噴水はロランドの噴水(Rolandova Fontána)という名前だそうで、1572年に当時のハンガリー王マクシミリアン2世が公共の水汲み場として建設を命じたそうな。人気待ち合わせスポットの1つでもあるそうですよ。


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広場にはSUSHIレストランもあり・・・


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広場の近くの通りにはシャウルマ屋もある・・・朝ごはんも食べずに汗ばむ陽気の中を歩き回っていたのでお腹はペコペコです。どこかに腰かけてスロヴァキア料理を食べたいところです・・・


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ミハエル門をくぐって右に行くと「あれ、旧市街ってこの辺りまでなのかな?」と思うほど人通りがまばらになりました。


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Hurbanovo námestie。この辺りは通りが広く、トラムの線路も多く敷設されています。旧市街がここで終わり、というわけではないですが、見どころが多い地区からは外れてしまった模様ですね。


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トラムも走っていなかったので、少しお昼を過ぎてしまいましたが引き返してランチを摂りたいと思います。


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途中、何かの撮影クルーのような青年が2人、路地を映像に収めていた模様です。


観光客向けのお店でもいいので、何がしかのスロヴァキア料理を食べてみようと思い、ミハエル門の近くのレストランに腰を下ろしました。


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まずはチェコビールで水分を補給しながらリラックスしつつメニューと睨めっこし、ハルシュキ(Bryndzové halušky)という料理と、名前は失念しましたが「ミックスグリル串焼き」的な料理を頼みました。暑い中歩き回っていたのでビールが喉に沁みわたりました・・・


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さて1番手にやってきたハルシュキ。じゃがいもと小麦粉を練って作った団子状のもの(イタリアでいう、ニョッキ)を茹で、羊チーズのソースを混ぜ、カリカリのベーコンをトッピングして食すという郷土料理。


味は美味しいのですが、これだけでぱくぱく食べるものではなく、メインの付け合わせ的に食べるほうがいいのかな、と思いました。というのも・・・


1)ベーコンの脂とチーズ、少々の塩加減が合わさってなかなか美味しいのですが、チーズが濃厚で重い(クセのあるチーズが苦手な人は好まないかもしれません)。


2)もう1品頼んだ「ミックスグリル串焼き」的な料理が肉も野菜もたいそうなボリュームだったことが明らかとなった。


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というわけで、こんな料理が出てきてしまったのですが、意外に色々な種類の野菜が入っていて美味しく頂くことが出来ました。肉も野菜も細かく切ってよ〜く咀嚼して、かなり時間はかかったのですが完食。一方のハルシュキは少し残してしまいました。


些かゆっくりしてしまいましたが、お昼過ぎも街歩きを続行し、お城に攻め入るだけのエネルギーは充分補給出来ました。特に帰りのバスの時刻は決まっていないので、引き続きのんびりとブラチスラヴァの街を散策してみます。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オーストリア, 08:00
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オーストリア週末紀行 其ノ五 改めスロヴァキア日帰り紀行 其ノ二
(5月19日のお話の続き)


さて、お腹も一杯になりましたし、しばし休息も取れたので引き続きブラチスラヴァ散策を続けますよ。



あ、どうも、暑い中お勤めご苦労様です。迎えて頂いた上に帰りも送り出してもらって恐縮です。


お昼から午後にかけて随分観光客の数も増えてきたみたいですね。


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先程のMichalska通りを下っていると、ハープを弾いているハンサムな青年がいました。優しい音色に道行く人々が足を止めしばし聴き入っていましたよ。


さて、先ほどのペスト終結記念碑の辺りまで戻ってくると、何やらブルージィな音が聞こえて来ました・・・


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なななんと!木陰にお爺さんが腰かけて独りバンドを演っているではありませんか!


ギター、ハーモニカ、膝の上には鍵盤、そして足で演奏するミニ・ドラムセット・・・腰かけている台にはアンプが組み込まれているのかな?全てが完結していました。いやあ、美しい。


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いいねえ、と思いながら眺めていると、近くにいたアメリカ人と思しきカップルが華麗なステップで踊りだしました。奥様もノリノリでやってましたがなかなかステキなご夫妻ですね。2周目も踊ってたみたいだったのできっと好きで普段からステップを踏んでいるのでしょう。いやあ、羨ましいかぎりです。



こちらは先程いた場所から道を渡り、お城の方へ上っていく道の脇にある建物。完全に気配を消していましたが時計博物館です。ロココ様式という建築様式であるとのこと。ロココ様式、詳しくもないですがどこかで聞いたことがあったような・・・と思っていたら、「琥珀の間」で有名なサンクトペテルブルクのエカテリーナ宮殿もこの様式であるそうな。まあ、琥珀の間に行ったことはないんですがね・・・


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私の前には一人も見学者がいなかったようで、受付の女性は読書に熱中していました。「ドブリデン」と挨拶して入っていくと若干驚いたような面持ちで迎えてくれました。


私は時計には全く詳しくないのですが、ひょっとしてマニアの方もいらっしゃるかもしれませんのでせっせと写真を貼らせて頂きます。3フロアに渡って約60個も時計が展示されているそうですよ。


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時計を製造、整備する際の工具でしょうか・・・?


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時を刻んでいない様々な時計たち。


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こちらはかなり大きいですが、時計の仕組みのキモとなる部分、でしょうか・・・?



こちらのボードには人類の時間測定の歴史が記されていました。


紀元前35世紀   太陽、月、星を利用して時間を計る初の試み
紀元前15世紀     古代エジプトの日時計(現存する最古)
紀元前14/15世紀  古代エジプトの水時計(現存する最古)

紀元後13/14世紀 機械式時計の発明
         王冠歯車(スピンドルステップ)の発明

紀元後15/16世紀 時計製造にスプリングドライブを導入
         初の機械式腕時計の誕生

     1657年 Christian Huygensが振り子時計を発明
     1658年 Robert Hookがぜんまいばねを使用した振り子時計を発明
  1670-1671年 ロンドンの時計職人William Clementがアンクル脱進機を発明

紀元後17世紀    懐中時計の発明
     1715年 George Grahamが静止型脱進機を発明
     1721年 John Harrisonがグラスホッパー脱進機を発明
  1845-1847年 英国人Alexander Bainが電気時計を製造

紀元後20世紀    電子時計、クォーツ時計、原子時計の時代


マニアからすると「そうそう、あいつがあれ発明したんだよな〜、くぅ〜!」ってな事柄ばかりなのかもしれませんが、私にとってはわからないことだらけ。何だかとっても勉強になった気すらしてきますが、あくまで出典はブラチスラヴァ時計博物館ですので試験などの準備をされている方はご注意下さいね。


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上で記した時計の歴史を読んでから見るとまた違って見えてくるものですね・・・振り子時計なのかな?


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真ん中には砂時計がありました。砂時計なぞ久しく手にしていないです。


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これは毎時を音で知らせる機能がついた時計でしょうか?ベルのようなものが付いています。


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本当に様々な時計がありますね。あ〜あ、あの頃に戻れたらなあ・・・なんてね。


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こちらは時計と入れ物が合体しているのでしょうか・・・?ほとんどが疑問形ですみません(笑)


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腕時計があまり好きでないもので、いっとき懐中時計にハマりそうになった時がありましたが、何とか回避しました。


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時計も奥が深そうです・・・


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見学者が私以外誰もおらず、静寂の中で時計見学は続いていきます。


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これはかなりステキですね!貴族のお屋敷とかにありそうな感じの1台です。


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なんでも鑑定団みたいなのに出したらどれほどの値がつくんだろう・・・


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ソ連の勲章ではありませんよね・・・?


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結構端折ってる気がしますが、それでも本当にたくさんの時計が展示されていました。


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Figurative motifの壁掛け時計。鳥なのか、想像上の生物なのか・・・


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壁掛け時計にも様々なバリエーションがあって面白そうですね。個人的には右の時計に惹かれます。


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絵画に交じって完全に気配を消している時計たち。


とうとう私の後に見学者は1人も来ませんでしたが、おかげで時間を気にすることなく時計を見ることができましたよ(笑)


時計博物館を出た後は、お城を目指して坂道をせっせと上っていきます。


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坂の途中にあったレストラン。ウェイターさんの横の黒板に各国語であいさつが書いてあり、"Здравствуйте"があったのでパシャリ。まあ、このサイズだと見えませんけどね。


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上がチェコ語、下がスロヴァキア語です。意味はわからなくてもそっくりなのが見て取れますね。


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お城を囲む城壁の外側の道からはブラチスラヴァの街を見渡すことが出来ます。左側が旧市街のあたりですね。


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今日もドナウは流れています・・・当たり前ですが。


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ベンチに腰掛けて地元民のおしゃべりに耳を傾けていたら可愛らしいワンちゃんがやってきました。独り暮らしで犬でも飼ってたらさぞかし面白いだろうななんて思ったりもしますが、ペットを飼うとなると週末紀行が出来なくなっちゃうんだろうなあ(笑)


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「ブラチスラヴァ城」Национальный исторический памятникというところですか。


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お城に入る前に右を向くと見える建物が国会議事堂です。


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ご覧ください!見事にテーブルがひっくり返っています!空の青とお城の白い壁が爽やかでいいですね。


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敷地内への門はこんな感じです。ここの左手には博物館とカフェもあるんですよ。


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騎馬像の向こう側に中庭への入り口があるのですが、お城の内部ではいくつかの展示が為されていたみたいです。歴史博物館と、あと何だったか失念しましたけど。国旗もはためいていてお城にやってきた感はあるのですが、結構地味ですよね。


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お城の建物の東側には昔の教会だか聖堂だかの跡地になっている部分もあります。史跡マニアの方々にはこういうのはたまらんのかも知れませんが、残念ながら私には説明書きも読めませんでした・・・


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敷地内はちょっとした公園になっている場所もあり、犬を連れて散歩する人や読書をする人、愛を語らい合う人や観光客で大賑わい。うまい具合に人が途切れた瞬間を撮った一枚。このすぐ近くに見晴らしの良いレストランもあってとても良い雰囲気でした。


結局お城の周りや内部でうろちょろしたり、ぼんやりしたり、気持ちがよくて長いこと過ごしてしまいました。時計を見ると5時も過ぎたところだったのでウィーンに帰るべく、お城から坂道を下ってバス停の方へ戻りました。


ところが、なんと帰りのバスが次に来るのは1時間以上も後らしい・・・ここでずっと待っているのもなあ、と思ったので帰りは鉄道で帰ることにしました!


ということで、トラム、ロシア語で言うところのТрамвайに乗って中央駅を目指しました。モスクワ留学中には乗車中にトラムが故障して皆で降りて歩くという経験を何度か味わいましたが、今回は問題もなく駅に到着。安心のEUクオリティ、でしょうか?(笑)


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ブラチスラヴァ中央駅。どこの街でもそうですが駅の周りは本当に往来が激しいですね。


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こんな感じの窓口で切符を買います。「英語で平気かな?」と思ったら通じました。ヨカッタ。


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いやあ、日帰りだったけどブラチスラヴァはなかなか落ち着いていて素敵な街でした。暑い中あちこち歩き回ったので結構疲れました。いつになるかわかりませんが、次回来る時は是非ともドナウ川を船で下ってみたいですね。


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列車の中は幸い空いていました。ウィーンまでだらだらして過ごすよ〜


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途中で激しい雷雨になり一度車両が停止したのですが、夕立だったせいかすぐに持ち直し大した遅れもなくウィーンに帰ることが出来たのでした。


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ウィーンなう。の図です。


ウィーンについても特に当てがなかったので、とりあえずホテルに戻りました。ベッドに横になって一息つきながら、「明日帰るから今晩が最後の夜か、、夕飯どうしよう・・・」なんて考えていたら、いつもの通り?ウトウトと眠り込んでしまいました(笑)起きたころには20時過ぎでしたが、いい具合にリフレッシュ出来たので問題なし。


昨晩は皆様ご存知の通りロシア料理の夕べだったので、「やっぱりウィーンに来たからにはシュニッツェルを食わずに帰れるか!」と、結局ウィーン料理を追い求め夜の街を彷徨うのでした。「日光を見ずして結構と言うなかれ」という気分です。


というわけで、シュニッツェルにしようか、牛肉の煮込み料理ターフェルシュピッツにしようか、牛肉シチューグーラシュにしようかと、本に載っているようなレストランは歩いて回ったのですがどこも観光客でイッパイ。どうしようかと随分歩き回ったのですが、モーツァルトハウスのすぐ隣になかなか雰囲気の良さそうなお店を見つけました。


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お腹も減ってきていたので「独身1名だいじょぶですか?」と言ってエイッと飛び込んでみました。なかなか暖かい雰囲気の内装です。


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ビールが好きなんじゃない、、、ビールの向こう側のもう1つの世界を見るのが好きなんだ・・・


というわけで、本当に毎度恐縮なのですが、皆様テーブルクロスのご用意を!(笑)


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お魚のリゾット。リゾットなんておしゃれなものは今まで数えるほどしか口にしたことがありませんでしたが、普段お米を食べていないこともあってか非常に美味しかったです。お魚のエキスもよく浸みていましたが、レモンの効果でとてもさっぱり頂くことが出来ました。


そしてリゾットをクリアした私の前には、そう、キエフカツレツ・・・ではなく、シュニッツェル(仔牛のカツレツ)が立ちはだかったのである・・・!


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「な、なんて大きさなんだ・・・?」という声が聞こえてきそうですが、ヴィーナー・シュニッツェルは薄く切った肉をハンマーで叩き更に薄くしてから揚げ焼いて調理しているとのこと。実際に食べてみると日本の豚カツとかウクライナのキエフカツなんかと比べて非常に軽い口当たりでした。


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途中で年配のウェイター氏(給仕長とかかな?)がサービスだといってお酒を持ってきてくれました。ここで26年務めているそうです。お酒はプラムか何かのフルーツで作られているリキュールで、強かったですが美味しかったです。内側からカッと熱くなりました。


シュニッツェルを平らげて、ウィーンでのご当地グルメもしっかり楽しんだぞ、なあんて思っていると、働き者のウェイター氏がやってきて悪魔の言葉を告げました・・・


「デザートは、何をお持ちしましょうか?」


・・・やっぱり聞いてくれたのね。いやあ実はこちらもどうしようかと思案していたところなのですが、せっかくのウィーン紀行なので食べないわけにはいかないよねえ、、、


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というわけで、結局ザッハートルテを注文してしまいました。はっはっは、こりゃいつもの通りこれでカロリー超過だな(笑)と笑い飛ばしましたが、すでにシュニッツェルで超過していたかもね。甘さ控えめで大変よござんした。


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働き者のウェイター氏。色々とリコメンドしてくれてどうもありがとう。とても美味しい夜を過ごすことが出来ました。ご馳走様でした。


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後で調べてみたところ、レストランはKönig von Ungarn「ハンガリー王」という名前のウィーン最古のホテルのレストランだったみたいです。困った時のモーツァルトではないですが、モーツァルトを頼りにして入ってよかった!誰かウィーンに旅行に行く人がいたらオススメしてもいいと思えるお店でした。


帰りは少しでも腹ごなしをするべくあちこち迂回をしてホテルに戻りました。明日20日の夕方にウィーンを出発するので、午前中は少しばかり郊外の方にでも行ってみよう、なんてことを考えながら眠りにつきました。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オーストリア, 08:55
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オーストリア週末紀行 其ノ六 1粒で何度も美味しい旅
(5月20日のお話)


昨晩はシュニッツェルとザッハートルテでカロリーを充分摂取しましたので、今日は帰る前に歩いて消費するぜ!と意気込んでホテルをチェックアウト。


向かった先は郊外のシェーンブルン宮殿。歴代のハプスブルク家の君主が離宮として使用し、世界文化遺産にも登録されているという宮殿を見ずには帰れますまい。


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最寄駅はごらんのシェーンブルン駅。ここでメトロを降りたら地図なんかなくても皆様の歩いて行く方向へ向かえば間違いありませんよ。


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10分も歩いた頃でしょうか、このような入口が見えてきたので早速中に入ります。何だか空模様が心配ですが・・・


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いきなり宮殿が見えました。結構な迫力ですね〜、宮殿の外観はバロック様式、この庭園も然り、だそうです。庭園は1.7km2もあるそうですが、広すぎてどうでもよくなってきますね(笑)


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宮殿と庭園の模型。


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入ってすぐ左手にあるチケット売り場に入りましたが、すごい混雑具合です。自動券売機もあったのでそちらに並んだところ、何故かカードが読み取られず・・・止む無く有人のカウンターに行って宮殿内の見学チケットを購入しました。なんと今から1時間待ちですって。果てしなく広い庭園を見学して時間を潰すことにしましょう。


外に出るとパラパラと雨が降ってきてしまいました。幸い折り畳み傘を持っていたので傘を開いてあちこち歩き回ることが出来ます。


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お嬢さん方がぴょんぴょん跳ねていたので何かと思ったら宙に浮いた状態で写真を撮っていました。真ん中のお二人が宮殿をバックに見事な跳躍を決めています。


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こ〜れは一日あっても周りきれない広さですね・・・果たして次回はあるのかどうか(笑)


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自分の家の庭がこんなに広かったらどうでしょうね・・・サッカー、野球、花火、バーベキューもやり放題。野外ライブすらできますよね(笑)


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宮殿内の見学にはまだまだ時間があるので裏庭の方に行ってみることにしました。


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宮殿の裏側に出てみてビックリ!すごい景色です。遠くに見える丘の上の宮殿?までは結構距離がありそうですよ。まあ、どんなに遠かろうとも、カロリー消費のために歩いていきますけどね・・・


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裏庭にでて振り返るとこんな感じです。2階部分に上がってみることにしました。


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さて上がってみるとこんな感じ。景色を眺めている人、記念写真を撮っている人、アラサーのうちに結婚できるか心配していた人など、様々な人間模様がうごめいていたみたいです(笑)


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みなさん丘の方を眺めてそれぞれああだこうだ話している模様ですね。私もこれから向こうの方に行ってみます。


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かなりたくさんの庭師がいるのでしょうか・・・ヘリコプターなんかで上空から宮殿も含めて一帯を眺めてみたいですね。


宮殿と庭園群は世界文化遺産として登録されているそうですが、なんとこちらには日本庭園もあるそうです。今思うと見ておけばよかったかなあ、とも思いますが、旅の最終日で若干時間が足りなかったのが残念。


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当日はジョギングをしている人がかなり多かったです。皇居ランニングならぬ宮殿ランニングですね。


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丘のふもとには噴水がありました。彫刻は静かに王朝の盛衰を見届けてきたのでしょうか・・・


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両脇から丘の上を目指してのぼっていけるのですが、彫刻の裏側にも道が続いていて、回り込むことが出来ます。


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私は左側から彫刻の裏手に回ってみました。もう随分行っていませんが、マネージ広場(Манежная площадь)近くの彫刻のようなイメージ?


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真ん中の彫刻の裏手から歩いて来た方向を見るとこんな風に見えます。


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さて、それではカロリーを消費すべく丘をせっせと登って行きますよ。さっきから雨が降ったり止んだりしているので折り畳み傘が非常に役に立っています。


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丘の上に着く頃にはいい感じに息があがってしまいましたが、宮殿の前に池があったんですね。晴れていたらもっと素晴らしかったでしょう。


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結構高いところまで来てしまったんですね。宮殿のみならず街並みもパノラマで見えました。


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雨も少し強くなってしまったのでこれにて宮殿の方に戻り、宮殿内部の見学に行きました。


宮殿内の見学は日本語のオーディオガイドが利用可能だったので助かりましたが撮影禁止なので写真はありません。私はロング・ツアーではない通常の見学コースを申し込んだのですが、それでも20を超える部屋の見学が出来て結構なボリュームだったと思います。


毎度のことながら世界史には弱く(じゃあ何に強いの?なんて聞かれてもこまってしまうのですが笑)、マリア・テレジアとかフランツ・ヨーゼフとかの名を聞いても「あ〜あれか!」とならないのが残念でしたので、ハプスブルク家絡みの歴史を少し読んでみようと思います。まあ、予備知識や先入観を持たずして何かを感じることも大事なことだとも思いますけど(笑)


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帰りに宮殿の近くで撮った1枚。Было просто замечательно, мы были очень рады.もしもう一度ここに来る機会があった時には日本庭園と動物園に真っ先に行きたいと思います(笑)


さて、シェーンブルン宮殿も観たし、あとは少し遅いランチをゆっくりと食べていつもの生活に帰ろう・・・なんて思ってメトロで街の中心部の方へ戻ることにしました。


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地下鉄の車両内は概してきれいです。ナロードたちも基本的に静かでお行儀がよい。


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オペラ座の近くのケルントナー通りの方まで戻って来ましたよ。


というのも、一昨日見かけたのですが、もし開いていたら入ってみたいな、というお店がこの近くにあったのです・・・


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日本食レストラン「TENMAYA」にやってきました。普段和食は全然食べないくせに、おまけに旅先で日本食とはどういうことか、と問われそうですが、まあ特に強烈な動機があるわけでもありません。


ただ、4月に1週間ほどミュンヘンに出張に行ったのですが、その際に市内に全く同じ名前の日本食レストランがあって、お偉方のおもてなしやら、ストレスフルな仕事の後の憩いの一時(笑)などでお世話になったもので、「ひょっとして名前が同じってことは、系列店なのかな・・・?」と思った程度の理由なんです。


そんなわけで、ウィーン最後の食事は我が祖国の味を楽しませて頂きました(笑)


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アサヒ・スーパードライの辛さにはベルギーやドイツのビールも一目置いてくれるでしょうね・・・


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お寿司も普段はあまり食べることはありませんが、とっても美味しかったです。オフィスなんかでは「よく和食を食べなくて平気だね」みたいなことを言われたりしますが、自分は「えんがわ」が大好きで食べたいと思っていたことを忘れていたことを急に思い出しました。


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次に日本食を食べるのはいつになることやら・・・もしかしたら来週かもしれないし、3か月先かもしれない、ということで大好きなお蕎麦も注文しました。関東出身のせいか、どうもうどんと蕎麦があると蕎麦の方を選んでしまいますが、そもそも麺類が好きなのでうどんも大好きです。でも、蕎麦はうどんの比じゃないくらい好きなだけです(笑)


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TENMAYAは漢字では天満屋です。日本人以外のお客さんもたくさんいて繁盛している様子でした。やっぱりミュニックのお店のことが気になったので、出がけに一番美人と思われる日本人のウェイトレスさんに日本語で聞いてみたところ、わざわざマネージャーにも確認してくれたのですが特に関係ないんですって。漢字も同じなので絶対に何かあるはずだと思ったのですが。何だか不思議な気分です。


お店に入った時は既に少し遅いランチだったのですが若干ゆっくりしすぎたかな?空港へ向かう電車に乗るべくメトロで中央駅に向かいました。


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空港から市内に来る際はバスで来たのでどうもシティエアポートトレインへの乗り方が不安だったのですが、乗り場の近くに行くとどうやらほんの少し前に列車が発車した模様でした。次に来るのは30分後、というような感じだったのですが、30分待ってから更に空港へ移動となるとちょっと時間が厳しいか・・・ということで、仕方がないのでタクシーを使ってびゅーんと空港へ向かいました。いつかの広島旅行でも展開したタイムイズマネー方式のソリューションってやつです。


運転手さんもこちらが日本人とわかると色々話しかけてくれてあっという間に空港についてしまいました。


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午前中のうちは天気が不安定でしたが、お昼過ぎからは見事な青空が現れました。果たしてもう一度このウィーンの空を見にくる機会があるのでしょうかね・・・さらばウィーンとウィーンっ子たち(と、ロシア料理店スタリーチヌィの皆さん)、ということで飛行機に乗り込みました。


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さてこうしてまた普段の生活に戻っていくわけですが、今回は振り返ってみるとかなり多様性に満ちた旅だったかもしれませんね。ロシア料理店でロシアを感じ、日帰りでスロヴァキアの街並みにも触れ、もちろんウィーンの観光と料理もしっかりと味わい、最後には祖国に思いを馳せる・・・


既に帰りの飛行機の中では例の如く「明日は、本当に月曜日なのか・・・?」という自分への問いかけが浮かんできましたが、実は連休だったので火曜日であることが判明しました。1日稼働日が少ないだけでもいくらかほっとしますね。週末紀行で充電した分、また仕事にも精を出していく所存です。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オーストリア, 08:40
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