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オランダ週末紀行其ノ一 不思議な街アムステルダム
「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」


・・・こちらはかの有名な源氏物語「桐壺」の冒頭ですが、今回の週末紀行は4月7日のこと、連日の晴天とは異なりそれは寒い1日の始まりでした。今回の紀行はアムステルダムおよびキューケンホフ探訪がメインです。


メンバーは駆け出し俳優の他、イケメンの同期2名。クリーニングに出しておいたスーツ2着を朝イチで取りにいき(←これ結構大事)、その後軽快にアクセルペダルを踏み込みスタート。赴任以来何度か裏切られているカーナビを頼りに運転を代わりながら北上していきます。


途中なんとなく木が少なくなってきたかな・・・と思ったらやがて周りが牧場と化し、羊や牛の姿が見られる。そうこうしているうちに街っぽくなってきたか?といった具合でアムステルダム中央駅の近くのパーキングに到着です。ブラッセルから2時間程でしょうか。軽快にとばしてきました。


だいたい中央駅の近くには地下パーキングがありカーナビにも情報が入っているので、駐車事情などに疎い外国人には心強い限りですね。



地下パーキングから上がるといきなり運河のようなところにでたのですが、その向こう側にあった駐輪場。アムステルダムはまさにチャリの街と言っても過言ではないと思います。中国とかは行ったことないのでなんとも言えませんが、とにかくみんながチャリで右往左往していました。書いてある通り、兄ちゃんも姉ちゃんもチャリが大好きなのでしょう。



上がアムステルダム中央駅ですが、なんだか見覚えがある駅だと思う方はいませんか・・・?そうです、アムステルダム中央駅は東京駅のモデルになったと言われているんですってね。嘘かほんとか知りませんが、かつて東京を横断して通勤していた時分が懐かしいです。


我々は例の如く旅人達のバイブル「地球の歩き方」を握りしめ駅前の通りを南南西に進みました。駅の程近くなのにオトナのミュージアムがあったり、投票でオランダトップになった「小便小僧」という名のフライドポテト屋があったりと、とにかく街も人の往来も賑やかな通りです。そして我々がオランダ唯一の高級百貨店と言われるバイエンコルフを通り過ぎて出た先は、ダム広場。アムステル「ダム」とか、ロッテル「ダム」とかに関係あるのでしょうか?ゲルマン語に詳しい方是非教えて下さい。


さて広場では何やら凄い人だかりが・・・




広場ではMっ気のある?オッサンが自分の体を縛ったり窮屈な囚人服のようなものを身に着けたりして、「脱出ショー」ならぬ「脱衣ショー」のようなものを熱演していました。脱衣まではいかないのですが、苦しそうにもがいては数々の縛りを脱出していき、最後には見事自由の身になっていたようです。ちなみに後ろに見える建物は王宮だそうです。


広場の反対側では大人が大勢集まってピローファイトをしていました。マスコミも来ていたようなので何かの行事だったのでしょうか?おかげで枕の中身の羽毛が辺りに漂っており、まるで雪のようでした。なかなか面白いことをするんですねオランダの皆さんは。


お昼ご飯はさっき通り過ぎたバイエンコルフのお向かいのDe Roode Leeuwというオランダ料理レストランにて。ご当地ビール「アムステル」、グリーンピースのスープ、チーズのかかったチキンソテー的なものを頂きました。これまで私の周りでは「オランダ料理?マズいよ」みたいな話が多かったのですが、決してそんなことはなかったと思います。でも、アムスっ子にはすみませんが、ビールはベルギーの方がオイシイです・・・



3人でシェアしたニシン。マーストリヒトでも食べましたが、ニシンはオランダ名物の1つらしいですね。ロシアでもよく食べていた大好きな魚の1つですが、とても美味しかったです。下のビーツもね!


腹ごしらえをした我々はとにかく歩いて歩いて街を見物しました。サンクトペテルブルクも負けるくらい運河がたくさんあり、そのそれぞれで水上ツアーがある模様です。カナルツアーの受付所はいくつもありましたが、観光客でごった返し、長い行列があるところと、待たずにすぐ乗れてしまいそうなところと別れているようでした。何が原因なんでしょうね・・・?船のスペックなのか、運航ルートなのか・・・



水上バスが街中を突き進む光景はいくつも目にしましたが、橋からそーっと飛び降りたら屋根に乗れるんじゃないかというくらい近くを通ることもしばしばなんですね。


そして我々は歩きに歩きました。多種多様のチーズを製造・販売しているチーズショップに行き試食品をかじったり、西教会の裏手にあるアンネ・フランクの家を訪ねたり(とは言うもののこちらは凄まじい行列だったので見学は断念)、中華街のような通りに迷い込んだり・・・そして、アムステルダムと言えばタワーリシ各位ご期待の、いわゆる「飾り窓」地帯も見学して参りましたよ・・・ひひひ・・・


行く前はどんな凄い所だろうかとイマジネーションを豊かにし、鼻息も荒く勇み足であったかと思うのですが、実際行ってみると観光客もたくさんいて割と賑やかでした。まだ明るいうちだったので照明効果などは感じられませんでしたが、確かに窓辺にはセクシーなお姉さん(とか、たまにおばちゃん?)が立っていて、目を合わそうものなら様々なサインを送ってきます。アジア系や南米系か?と思われるような風貌の方も結構いた模様です。


橋の真ん中でブルースを弾き語るミュージシャンに合わせてゲイのお兄さんがストリップをしていたのには、観光客も一同大笑いで写真を撮っていました。やはりここはオランダですね。


街では「コーヒーショップ」の看板をよく見かけ、「・・・この匂いって、やっぱりそうなの・・・?」というような匂いが漂っています。飾り窓が合法だったり、ソフトドラッグの使用が黙認されていたりと、他のヨーロッパの国とは一味違うオランダ、「知ではロシアはわからない」に通ずるものがあるな、とそんなことを感じました。



「おいおいマリオ、そいつはキノコ違いだぜ・・・」というルイージの声が聞こえてきそうなお店がありました。これ、メーカー側の対応とかどうなってるんでしょうね(笑)スーパーマリオワールドの冒険は、実はマリオの幻覚の中での話だった、なあんてね・・・


そんなわけで、トコトコ歩き回ってたら3時間以上も経っていたようです。外は明るいですが既に夕刻を過ぎていたので我々は予約しておいたホテル(中心部から少し離れたところにありました)に車をすっ飛ばし、何とか運河脇の駐車スペースを確保。色々と何かが足りない感じのホテルでしたが、チェックインをし、夕食を摂りに今度はメトロで中心部に出たのでした。辿り着いた先はこれまた運河沿いのうす暗い雰囲気のオシャレストラン。かなり込み合っています。


こちらのカフェに入って思うのですが、バーとして利用されているスペースと、そこよりも奥にレストランとして利用されているスペースがあるタイプの店舗が多い気がします。そして、値段はベルギーよりもいくらか高い。


お隣のテーブルでは女子会というか婦人会が開催されており、ああだこうだとこれまた大賑わいの模様。我々はまたも「アムステル」を頼み(というかビールはこれしかなかったっぽい)、私はまたもグリーンピースのスープ、そして一同揃ってステーキを咀嚼して消化したのでした。かなり歩き回ったせいか結構普通に食べられてしまいましが、カロリー大丈夫かな・・・



ステーキなんて出ない家庭の出身なもので、あごが疲れて疲れて仕方ありませんでした・・・(笑)ブロッコリーがいい仕事をしていましたよ。


胃袋を幸せで満たしてレストランを出た我々は、夜の街をしばし散歩し、タクシーをつかまえホテルの近辺へ。そのままホテル近くのバーになだれ込み、酩酊のもとに同期会続行です。アルコールで体の力がいい具合に抜け、昼間石畳を歩き回ったふくらはぎの疲れが心地よく感じられる、こうしてオランダ1日目の夜が更けていくのでした・・・


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オランダ, 23:56
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オランダ週末紀行其ノ二 チューリップ、スケベニンゲン川渡り?
またもやオランダ週末紀行其ノ二、二日目の始まりです。昨晩深酒と思われた酒も深酒にはならず、爽快な目覚め。


昨日の散策でアムステルダムを結構見て回れたということで、我々はカナルクルーズの予定を変更し、朝からキューケンホフへと車を走らせます。途中渋滞もなく、40分程で目的のキューケンホフ公園へ到着。いささか時期が早いとも思っていましたが、既に観光客の車やバスが続々と入園しているところでした。


キューケンホフ公園と言えばチューリップを始めとする700万以上の花が咲き乱れるヨーロッパでも有数の観光地。世界中から訪れる観光客が、最盛期には恐ろしい数になるのでしょうね・・・


いざ入園して散策を始めると、時期が早いとはいえ本当に多種多様なチューリップを始めとする花が咲いていました。私のように人ごみが苦手な人には最盛期の混雑は相当こたえるかと思いますが、花も好きで種類にも詳しい方はきっと一日居ても飽きない場所でしょう。



園内にあった風車小屋。のぼって公園一帯を見渡すことが出来ます。また、この風車の近くからチューリップをめぐる水路クルーズに申し込むことができ、歩いていくことの出来ない水路上からチューリップを楽しむことが出来ました。



クルーズ中に撮った一枚。この時期では部分的に花が咲いていない箇所もありましたが、天気もよくて気持ちのいいクルーズでした。混雑は必至なので先にクルーズに申し込んでおいてから園内を散策するのがいいかもしれません。



屋内でもたくさんの花が展示されていましたが、本当に数え切れない程多く、しかも綺麗な花ばかりでした。普段は冷静沈着を目標とする私ですが、この時ばかりはヒートアップしてシャッターを連打してしまいましたね。



園内には「あれ、ここって日本?」と思えるような場所がいくつかありましたが、そんな一隅で撮った一枚。お花見して思い出話をつまみに酩酊して、そんでもってアコースティックギターをかき鳴らして熱唱したかった・・・



「ああ、僕は君の全てが撮りたかったんだ・・・」といってシャッターを切ったかどうかは知りませんが、いつかのGWモテないトリオの北海道旅行で出会ったチューリップを思い出させてくれた一枚(笑)今では1人が結婚してNZに移住してしまったのでトリオからコンビに降格したはずです(笑)


ここだけで100枚近く写真を撮ってしまいましたので、気が向いたらFacebookの方にでもUPしようかと思っています。「駆け出し俳優」で検索してもし発見できた人は見てやって下さい。


キューケンホフ公園を堪能した我々3匹は、キューケンホフからさらに西南西に35km程のところにあるデン・ハーグへと車と走らせました。日本ではハーグという呼称が一般的かと思われますが、タワーリシ各位はハーグと聞いて何を思い浮かべましたか?・・・大変申し訳ないのですが小生が思い浮かべたのは高校の時の歴史で出てきた「ハーグ密使事件」のみ。しかも事件の内容や時期に関する記憶は皆無というダメ生徒っぷり(笑)


それでもなんでも街を歩けば何かにぶつかるでしょうよってなもんで、早速街の散策を開始しました。



デン・ハーグ中央駅。アムステルダムは憲法上首都と規定されているものの、歴史的な首都機能はデン・ハーグが担ってきたそうです。国会議事堂や各種官庁、国連機関である国際司法裁判所もここハーグにあるんですって。


地球の歩き方があれば、街歩きはどうにでもなってしまいますね。これ一冊と健脚があれば怖いものはなし!・・・ということで辿り着いたのが下のビネンホフです。



オランダ政治の中枢機関として機能しているビネンホフ。ここで政治に関する様々な討議や決議がなされているとのことです。街の印象としては、確かに文化を押し出すよりはどこかオフィス街といった様相の建物も多く、この日が日曜日だったせいか人通りもとても少ないように感じられました。



街中でついに見つけた標識。そうです、かの有名な「スケベニンゲン」はここハーグにあったのです!!!北海に面したリゾート地として有名とのことで、私がベルギーに赴任した際、尊敬するゾーエフ氏からこの地の存在を聞かされ本日に至ったというわけです。今回は海岸の方には行かなかったため、また夏季に再度こちらを訪れたいと思っています。


デン・ハーグの街並みが大体わかった気になった3匹は、名も知らぬ広場に面するカフェに座り込み、スープやサンドイッチで腹ごしらえ。その後、中央駅近くの地下駐車場に戻り、アクセルペダルを踏み込み次の目的地であるキンデルダイクへと向かうのでした。


キンデルダイクとはロッテルダムの南東13km程の位置にある集落で、風車がたくさんあることで有名です。19台ある風車網は、オランダ国内でも最大規模、1997年には「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」としてユネスコの世界遺産に登録されているんですって。


ここキンデルダイクはレク川とノールト川という川に挟まれた地区にあるとのことですが、実際車で走っていても、街の生活からは離れているという印象を受けました。駅もなく、すれ違うバスが住民の主な足になっていることが見受けられます。


そして、このキンデルダイク風車網にあと1kmチョイで到着かという時、今回の旅で最大の珍事が起こりました!



いつもどこに行く時も一緒の頼りないカーナビの画面ですが、先に進むべき道がない。そのかわりにこれまで見たことのない船のマークが出て、水の上を進むよう矢印が出ています。これまで幾多の迷案内をしてきてくれたけれども、さてどうしたものか。ルートを変更するようかと思いふと川面に目をやると・・・!?



「あれ・・・?何か船が近づいてきたけど・・・そうか!あれに乗って川を超えるというわけね?すごいじゃん!!!」てな事態に。前の車も大人しく待っているのでこれは間違いないでしょう。



そうこうしているうちにフェリーが接岸したので前の車に続いて乗りこんでいきます。おじさんも出てきて、料金は3名で3.7ユーロなり。かなり興奮しましたが、フェリーが岸を離れた瞬間はわからず、気がついたら動きだしていた、といった感じでした。


そんなレアな体験をした後、とうとう我々は目指していた風車網に辿り着きました。着いてみると観光バスやら乗用車やらで賑わっていたので、どうやら我々のルートが上記のような珍しいルートだったようですね。最初は驚きましたがこのルートで来られてよかったです(笑)



そんなわけで、いくつもの風車がある一帯を歩きまわって撮った一枚。風車網の手前の方にある一台は、5ユーロ(だったかな?)払うと内部の見学も出来、風車内の作りや実際にどんな人たちが風車とともに暮らしていたかを知ることができます。


実際に風車を利用して暮らしていた一家の写真などもあり、歴史の営みを感じる場面が多々ありました。地球の歩き方の記述では、この一帯では釣り糸を垂れている人も多いというような情報があり、釣り師の私はひそかに期待していたのですがこの日は釣り師に巡りあうことは出来ませんでした。この点は残念でしたが他の点は大満足。


今回の週末紀行ではアムステルダム、キューケンホフ、デン・ハーグと西南西に下りましたが、ロッテルダム南東のキンデルダイクに向かう際にルートがだいぶ東に戻り、帰りはE19という高速道路をひたすら南に向かって走りました。


一日で三か所を訪ねるのは大変かとも思いましたが、特に博物館や美術館などに入らず街を歩いて見物する限りにおいては結構できてしまうものですね。もっと建築やら歴史やらの知識を深めていけば、同じ場所でも全く違った見方が出来るのだと思います。


アントワープが見えてきたかと思ったら、程なくして会社の近くの景色が現れ、さらに見慣れた通勤ルートを通って皆無事に帰宅。多くの日本人と同様、「ああ、やっぱり家が一番だわ」なんてホッと一息ついたりもしましたが、こうして週末に充電(あるいは放電?)できればまた仕事もがんばれるというもの。


次回はどこに誰と行くかわかりませんが、なんて書こうとしたのですが、実は4月28日、29日でフランス・パリに行ってきました。今回の記事は4月7日、8日のことですが、日頃マメにブログを更新しない上に一週間の出張やらなんやらで更に遅くなってしまいました。まあ、記録もかねてまたマイペースに更新していきます。


そんなわけで、今後ともよろしくお願い致しますよ、タワーリシ各位!


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オランダ, 00:44
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学者の「あっ、そうか!」とかけて、北海スケベニンゲン沖の釣行と解く。その心は?
どちらも、ひらめいた(閃いた、ヒラメいた)でしょう!


・・・些か単純かつヒネリのないなぞかけだったかもしれませんが、タワーリシ各位、お元気にお過ごしでしょうか?


こちらはと言えば、平日は相変わらず泣きたくなるような毎日を過ごしていましたが、先日竹馬の友のブログで釣りに関する記事を読んで以来釣りに行きたいという気持ちが収まらず、とうとう先の日曜日に会社のタワーリシと2人で釣行してしまいました。今回はその模様を写真付でお伝え出来ればと存じます。


行先はベルギーではなくオランダ。デン・ハーグ北西の沿岸に、リゾート地として有名なスケベニンゲンというビーチがあるのですが、そこから出ている釣り船を発見!これは乗るしかないでしょう、ということで前日のうちにデン・ハーグ入りしまして、日曜の朝7時15分にホテル発、8時には既に出航していました。


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天気は悪くないのですがめちゃくちゃ寒い・・・これから海上に出るんだよね・・・?


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まさに「釣り船」という感じです。甲板にはベンチがあるのみ・・・これは寒そうだぞ・・・


防寒対策として前週に温かいジャケットと帽子、スキー用の靴下は買っておきました。靴下は当然通常の1枚プラススキー用1枚。パンツは安心の?2枚重ね、上半身はジャケットを入れて5枚着込みました。上半身はともかく下半身は普段のズボン1枚なので寒い寒い!・・・しかしもうここまで来てしまった以上、後には引けないのです・・・


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レンタルしたロッドとリール。リールはなんと世界のDaiwaでした。テンビン?にあたるのでしょうか、底釣り用の仕掛けも購入し、スイベルと糸、オモリをつないで準備完了。


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生き餌はこんな感じです。イソメ、でしょうか・・・?うねうね体をよじるのを捕まえて、針にブスリと刺していくわけですよ・・・


かなり寒いですが天気は快晴。出港してから30分程した頃でしょうか、カピタンが出てきてもの凄い轟とともにイカリを降ろしました。その後、短く1回汽笛がなり、釣り人たちは各々の仕掛けを投入し始めました。


全部で20名弱の釣り人が乗船。友達同士や家族での参加がほとんどですが、おひとり様の釣り人もちらほら・・・ほとんどがオランダ人、ベルギー人がマイノリティである中、他の皆さんとは装備も異なり寒さに震えている東洋人約2名!・・・結構自分たちでは英雄的な業(わざ)を為したと思っています、そう・・・高校1年生の時、自転車で河口湖に釣りに行ったあの時のようにね・・・(笑)


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写真一番左の男性が通称「メタリカおやじ」です。ロッドにメタリカのステッカーが貼ってあり、見た感じ、顔つきなどもまさにメタラーでした。隣がメタリカおやじの友達。右側で座っている少年が通称「ヒラメ少年」。ヒラメを1枚、2枚と次々に上げていた強者です。


釣りは基本的に待ちの釣り。エサの付いた仕掛けを海に投入し底を取り、じっとアタリを待ちます。レンタルの道具は竿も糸も太く、繊細なあたりを竿先でとらえられず、結構苦労しました。


周りでは次々にヒラメが舞い始める中、私の竿にはアタリもこない・・・いや、こないはずはないのですが、上述の理由によりアタリが取りにくいのだ、と信じて我慢です。


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結構な枚数を上げているヒラメ少年は一緒にきたお父さんとその友達?と団欒を持ち始めました・・・こちらはボウズ回避に四苦八苦していたのに・・・(笑)ちなみにボウズとは一匹も釣れずにその日の釣行を終える恐ろしい事態のことを指し示す釣り用語です。


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いやあ、綺麗な海ですね・・・良くも悪くも寒さは伝わりませんが。


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「・・・警部、何分か前にこの場所にロシア人がいた模様です・・・!」


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仕掛けを投入して待っている間、金貸しの老婆の頭を斧で叩き割ってしまった後のラスコーリニコフのような心持ちでベンチに座って放心していました・・・たまにはこういうのもいいものですよ。


風が出てくると結構船は波に揺られるのですが、幸い酔い止めが利いているのか船酔いはナシ。それでも無意識に体のバランスを取ろうとするのか、足腰には結構響きましたね。船の後部には船室?といえるのかわかりませんが、4名程がやっと座れるようなテーブルがある小さな部屋があります。船が停泊している間はカピタンや航海士、販売係のおじいさん(いずれも海の男ですが60歳は超えていると思われる)が待機していて、アルコール、温かい飲み物、ホットドッグなどの簡単な食べ物、はたまた釣りの予備仕掛けなどを購入することが出来ます。カピタンはビール飲んでました。


カピタンや航海士のおじいさんは結構様子を見に来てくれて、色々とアドバイスをくれたり仕掛けを投げてくれたりするのですが、当然オランダ語しか話さないので意味がわからず・・・身振り手振りと表情で「食ったら竿先にアタリが出るから」とか、「少し遠くへほうれ」とか言っているのだろうと推測しました。その後、途中でポイントを変えたりもして北海の魚に挑みましたが・・・


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じゃじゃ〜ん!ということで、ボウズ回避の図です!2人揃って脱ボウズ、私はたった1匹しか釣れませんでしたが脱ボウズには変わりなし!


8時に出港した船は大体15時位に釣り場を離れ、15時30分過ぎには帰港しました。6時間以上も船の上で揺られていた上にお昼ごはんも食べなかったものだからお腹はペコペコ、体はへろへろで戻りましたとさ。


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港へ戻る途中、カモメの大群が船の周りで飛び回っていたのですがナゼ?エサを投げるでも、魚を投げるでもなかったと思うのですが・・・


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船から見たスケベニンゲンビーチ。左側の高いビルの下にはクールハウスという豪華ホテルがあるのが見えます。


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陸の近くには大中小様々な船舶が停留しています。流石にロシア船はないよね・・・


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我々が帰港すると、朝に違うポイントに出た別の船(底釣りではなかったみたいですが、何釣りだったのでしょう?)も少し前に戻ってきていた模様でした。港には家族が迎えに来たり、観光やお散歩の市民なんかもいて、寒いですが割と賑わっていました。


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お腹もペコペコだったのでドックの周りのお店のメニューを見て回り、そのうちの1つに雪崩れ込みました。


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いや〜ボウズじゃなくてよかった・・・それにしても北海はあまり魚種が豊富ではないそうです。今回もきれいにヒラメばかりあがっていました。


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フライドポテトを率いて出てきたWagyu(和牛)ハンバーグ。冷え切った体に内側から熱が戻るのがよくわかりました。美味しかった!


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港にはアウトレットショップがあり、何故か見慣れた日本語のカタカナが書いてありました。スケベニンゲンは海で泳ぐほど暑くならないみたいですが、シーズン中は非常にたくさんの人で賑わうことでしょう。


さあて、釣りあげたヒラメを持って帰ってムニエルに・・・!なあんてことも考えたかったのですが、2時間ドライブの上にバケツもない。クーラーボックスと氷なんて当然あるわけないので、近くに車を停めていたヒラメ少年一家にあげてしまいました。ヒラメ少年たちは3名でかなりの数を釣り上げていたようですが、それでも、「どうもありがとう、よい週末を!」なあんて言って帰っていきましたとさ。


翌日は月曜日、また仕事か・・・と思うといつもの如く憂鬱でしたが、まあこれも致し方なし。いきなり行ったにしては予想以上に楽しめた北海スケベニンゲン沖釣行でした。情報はあまり豊富ではないかもしれませんが、色々な釣りをこれからも開拓していきたいところです。そんなわけで、またいつものように頑張っていきましょう!


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - オランダ, 22:30
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