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アントワープ、あん時の思い出と共に・・・そしてカロリー超過へ・・・
タワーリシ各位、


気がつけば既に9月も半ばに差し掛かり驚く限りですが、少しは日本も涼しくなってきたでしょうか?


8月にはスペインで100人規模の大きな会議があったものでまとまった夏休みがとれませんでしたが、最近夏休み消化令が発令されたため年休を小分けにとる計画を立てては実行している次第でございます。


さて、そんな9月のある日、学生時代の友人(以下仮にХさんとします。ミスターならぬミスX)から連絡があり、ブラッセルを訪れるので時間が合えば会おうとのこと。9月2週以降の金曜日は全て年休の予定でしたので、これ幸いとばかりに金曜日を利用して共に観光に繰り出してきました。


訪ブラッセルは初めてではないとのことでしたので、どうせなら行ったことがない場所を、ということでまずはアトミウムへ。お迎えにいく最中に労働組合のデモで道路が大混雑していて予想以上に時間がかかってしまったのは申し訳なし!



この写真は以前撮ったものですが、この時は下を通り過ぎるのみでした・・・


今回はこのとっても不思議な物体に登ってみるぞということで、アトミウムの裏手でチケットを購入し、高速?リフトで地上102mの高みを目指すのでした。


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展望階からの景色はこんな感じ。この日はどんよりとしていて、ご当地の典型的なお天気でした。このアトミウムは1958年に万博の際のモニュメントとして建造されたとのことですが、僕の頭の中には何故か「百万人のロシア語」という教科書でВДНХ (Выставка достижений народного хозяйства)の話題が出てくる課のことが浮かんでいたのです・・・


既述のデモ渋滞のこともあり合流がお昼近くだった我々は、展望階より更にもう一階上にあるレストラン「RESTAURANT DE L'ATOMIUM 」の一隅、街の北部がばっちり見渡せる席に腰掛けたのでした。


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レストラン内部はなかなか明るくて、窓も大きいためどこからでも見渡す景色が広がります。我々が入った後からどんどん混雑してきて大賑わいでした。


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銀色の球の中心にある厨房の上には特等席と思しき席が・・・ミスX曰く、景色は全然見えないよね、と。なるほど、と妙になっとくです。


実に約5年振りの再会(!)ということで、昼食はゆったりとおしゃべりをしつつ「ビジネスランチ」なるメニューとベルギービールを頂いたのですが、ウェイターのサービス精神が旺盛で、見渡す景色を背景に記念写真撮影のオファーが・・・いや、普段僕は写真に写っちゃいけないと自分で思っているんですが、この時ばかりは撮ってもらっちゃいました。久しぶりに写ったんで魂を抜かれないか心配だった以上に、オッサンになった自分が恥ずかしかったなぁ(まる子の父ヒロシ風に笑う)


満腹したあとは同じく高速リフトで降下したのですが、そのままエスカレーターや階段をつかって銀色の球体の見学コースに雪崩込みました。エクスポのことやらデザインのことやら展示されていたみたいですが、なぞるようにスルーしたので詳細情報はなし。詳しい人は教えてください(笑)


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見学の最後の降りエスカレーターは、まるでSF世界のような光のイリュージョンが見られます。前のおばちゃんもこうしてみるとすごい迫力ですよね。懐かしの「ねるねるね〜るね」のCMではないです。念のため。


そんなわけで、アトミウムを軽やかに見学した我々は、さて次はどこに行こうかと迷ったわけです。コーケルベルグ大寺院という世界で5番目に大きい寺院(何の範疇で5番目か知らないのですが笑)に行こうとも思ったのですが、ブラッセル市内は件のデモがあるかもしれない・・・ということで、ブラッセルは外しちゃえ、ということでアントワープ行きを決定しました。


車のアクセルを踏み込んで40分ほどした頃でしょうか、気がつくと我々はアントワープの中心部を走っていました。思ったよりもずっと近かったです。これまでの経験で大体わかってきたことですが、大体どこでもグローテ・マルクトという石畳の広場が街の中心にあり、そこに市庁舎がある。その付近から聖堂やら寺院などの有名観光スポットも広がっているということです。


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ということでアントワープの市庁舎です。万国、とまではいかないまでも、かなりの数の国旗が掲げられています、が!何故か日本の国旗はなし・・・何故・・・?


写っている噴水はブラボーの噴水といって、街の名前の由来になった伝説を表しているそうです。お馴染みの地球の歩き方の記述をかいつまむと、古代ローマ兵のブラボーさんがシュヘルドという川で猛威を奮っていた"巨人の手 - ant"を切り取って"投げた - werpen"らしく、ここからアントウェルペン(蘭語)となったらしいです、へえ。(アントワープは英語)巨人、どうなっちゃったんでしょうね・・・


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ギルドハウスが青空を切り取っています。まるで僕らを歓迎するように空模様が回復してきたんですよ。真ん中の人はムーンウォーク中ではありません。念のため。



広場から程近くにあるノートルダム大聖堂。ベルギー最大のゴシック教会なんですって。入場料を払う時、受付の紳士にめちゃくちゃ流暢な日本語で応対して頂き恐縮してしまいました・・・訪れる日本人も多いんでしょうね。



内部は静まりかえっていて、毎度の事ながら日々のカロリー超過など、何でもいいので懺悔したい気分になりました・・・


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内部では画家ルーベンスの最高傑作を味わうことが出来ます・・・観る側次第でしょうけどね


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聖母被昇天(1626)ペーテル・パウル・ルーベンスの業によるものです。聖堂内部には日本人のツアー観光客の方々もいらっしゃったようで、ところどころガイドさんの説明を聞かせて頂いてありがたい限りでございました。


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大聖堂を出ると、前方に人だかりが。「ちょっと奥様方、何のバーゲン?」そう、僕だって日本人なんだ・・・


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入る前にも見ましたが奥様方が群がっていたのはこちらの「ネロとパトラッシュ」記念版です。なんと日本語が書かれていました!がしかし、私は「フランダースの犬」については詳しく知らず、これまでの認識は「可愛そうな少年と犬の、ラストで泣ける物語」という具合のものでしたので筋金入りのファンのように歓喜することはなかったのでした。


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そうか、そうだったのか・・・!本文はフラマン語でもわかったぞ・・・!日本人会とかじゃないんだね・・・!


その後、ミスXの要望でルーベンスの家を見に行こうってなことでアントワープの街をてくてく歩きます。陽が出てきた上に結構な紆余曲折があったもんだから汗ばんでしまう程でしたが、アイスを食べてリフレッシュしたのでOK(なのでしょうか?)


そうさ、色々な回り道が人生を豊かにしてくれるさ・・・こう言うとなかなか響きはいいものですが、オランダ語しか記述のない街を歩くのはなかなか難しいものでした。


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アイスクリームという名の魔法の杖を片手に辿りついたルーベンスの家。残念ながら開館時刻を過ぎてしまっていましたが、せめてもの悪あがきに扉に空いている小さな穴から内側を覗き込んでおきました。画家のアトリエ兼住居だったそうで現在は市立美術館なんですって。


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ルーベンスの名はお恥ずかしながらベルギーに来るまで存じ上げませんでしたが、画家であったばかりではなくなんと7カ国語を自由に操る外交官だったそうです!別に自分のことでも何でもないですが、いやあ、これだけでかなり印象が変わりましたよ僕は。


その後、アントワープ中央駅を目指すべく、ブランドショップ街やら目抜き通りであるDe Keyserlei通りを闊歩し前へと進んでいきます。街の印象としては珍しい色の建物が多く、アンティークショップも多い。街並みそのものもアンティークっぽいので、やはり西洋の建築様式などをよく知っていればもっと楽しめたのかな、と感じました。


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中央駅に至る前のメトロ「Opera」から程近くにあるオペラハウス。前の車通りは結構激しそうですが、それに負けずどっしりと居を構えています。演劇ではなくとも、やはり劇場はいいものですね。


オペラハウスを過ぎるあたりから中央駅の建物が見えてきて、「おお、駅だ駅だ」なんて近づいて行ったのですが、駅から左に目線をずらすと・・・


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かなり回転スピードの早い観覧車が得意げに僕らを見下ろしていたのです・・・!常設じゃないと思うのですが、どうなんでしょう?


そうだ、英国に行った時にはロンドンアイに乗ってロンドンの街を見下ろした僕、ラトビアに行った時にはクレーンに吊られて酩酊しながらリガの街を見下ろした僕、今回アントワープに来て街を見下ろさない理由があるもんかい!ということで、ミスXの了解のもと、息を整えて突撃しました(笑)ちなみに僕は高いところはそこまで好きではないです・・・


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「はっはっはっ!アントワープの観覧車の名前はダイアモンドってか、こりゃ傑作だ!」という声が聞こえるかどうかは不明ですが、クスリと来てしまったこの観覧車。結構なスピードで5周くらい?回りました。ハッチ大作戦じゃないです。念のため。


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ひと通りアントワープの街をぐるりと見渡し・・・


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すぐ隣の壮大な中央駅の建物を見下ろし・・・


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束の間の童心からアラサーの現実に帰った我々は駅構内をうろちょろし、ホールで写真撮影などしてしまうのでした。中央のゲートを抜けるとドームに覆われたホームに出られます。


ミスX曰く、映画の撮影とかに使われそうだね、と。なるほど、と素直になっとくです。


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今入ってきたゲートをホーム側から撮った一枚。中央のハト?は何者なのでしょうか?アントワープファンの方、ご存知でしたら教えてください!


いや〜、そんなわけで旅の目的も果たし、よく歩いたねということで段々お腹も減ってまいりました!アントワープに来る途中に「ベルギーにスタバはあるのか」という話題が出たのですが、なんと中央駅の構内にスタバが我が物顔で営業をしていることが帰り際に発覚(笑)ミスХはご当地タンブラーを購入し、水分不足気味だった僕はスパークリングウォーターを。


さて、あとはミスХご希望のフレンチフライを食べに帰るのみです。最初に到着したグローテ・マルクトから結構歩いてきたので、帰りはメトロで帰ろうとということで先程のOperaから地下に潜りました。実はこの後券売機で様々な実験をしたり、「そうさ、色々な回り道が人生を豊かに・・・」のくだりがもう一度あるのですが、何とか無事に出発点まで舞い戻り、アントワープの街に別れを告げます。


ミスХは夕食前にピエールマルコリーニのチョコを買うことをお望みだったので、閉店時刻の20時に間に合うか微妙でしたが復路は最高時速160km程の速やかな安全運転で帰りました。残念ながらまさにタッチの差でグラン・サブロンにあるお店は閉まってしまったのですが、気を取り直してディナーへ出かけました。


お目当ての店はグラン・プラスから程近いイロ・サクレ地区にあり、予約も無しに飛び込んだのですがノープロブレムということで着席。なんと隣に座っていたまあまあいい歳のカップルはロシア人でした(!)我々の黒パン臭が導いてくれたのでしょうか・・・(笑)


そんなわけで、学生時代のあれやこれやを語り、社会人生活のあれやこれやを語り、隣の2人のあれやこれやに聞き耳を立てて盛り上がったディナーですが、この日の食卓を輝かせてくれたヒーロー達を以下紹介します!!!


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ようやく-erの付く月になったので思わず注文してしまいました。僕は牡蠣が食卓に登るような家の出自ではなくむしろあまりいい印象を持っていなかったのですが、2月にベルギーに来てから好きになってしまいました。郷に入っては何とやら、ではないですが、ロシアに行って初めてイクラを好きになったのと同じようなものです。ちなみに僕は牡蠣フライは嫌いです。


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ミスХはムール貝の白ワイン蒸しに待望のフレンチフライ、僕はサーモンのクリームソースを注文。


そして、我々は劇的ビフォア・アフター的な魔法を目にするのです・・・


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どうやったのかは知りませんが、フレンチフライを除く全ての料理が神隠しのように消えてしまいました・・・高校1年の時の英語の教科書に出てきたOptical Illusion(錯視)でしょうか・・・?変わったことと言えば・・・そ、そう言えば、体重が少し重くなったような気が(笑)・・・冗談はさておき、ミスХも見事にムール貝を完食!ここまで綺麗に食べてもらえるとこちらも嬉しい限りですよ。


さて、この辺りで非常に頭を悩ませる問題が1つ、、、そうです、デザートに何を頼むか、です。前にどこかでお話をしたことがあったかもしれませんが、僕はベルギーの典型的なデザートである"Dame Blanche"が大好きです。白いバニラアイスに熱したチョコレートをかけて食す・・・しかしこれを頼むとカロリー超過は一目瞭然だ、、しかしせっかくの楽しく美味しいディナーの機会を無駄にはしたくない、、


こんな迷いの中、一筋の光のようにどこからともなく声が聞こえてきたのです・・・!「君はデザートはどうするの?ええと、僕はダンブロンシュにするよ」と確かに聞こえたのです!先程魔法を目の当たりにしたばかりなのに、今度は幻聴?はたまたこれはデザートの神様が僕にささやいているのだろうか・・・?そんなことを考えながらふと気づくと、隣のカップルのうち男性の方が、ロシア語で女性にそう聞いているところでした(笑)そりゃ聞こえるわけですよね!しかし、このロシア人・・・かなり心得ていらっしゃる、、、


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というわけで、隣のタワーリシにも象徴的に背中を押してもらって結局「ダンブロンシュ、シルヴプレ」という悪魔の呪文を唱えてしまいました・・・「OKだよ」と答えたウェイターのお爺さんの笑顔は悪魔のそれか天使のそれか、もはや判別はつきませんでした・・・でも、とっても美味しかった!翌日の土曜日は罰として夕方まで断食しましたよ(笑)ちなみにミスХはご覧のソルベを頼みました。


デザートが運ばれて来ても諸々のお話が尽きることはありませんでしたが、学生時代にロシアを軸として築くことが出来たつながりが今回このような機会にまでつながって全く幸いなことです。ミスХの活躍はもちろんのこと、懐かしい人物やキャラクターも登場して、各人なりのアップデートがあったのも良かった。今回の機会を活かして連絡をくれてありがたい限りです。ロシア関係のつながりは今後もますます大事にしようと思いました。


いきなり行った割には楽しめたアントワープ観光、僕のカロリー超過を除いては万事OKだった(と信じている)各種お食事、こういった経験は全て人生を豊かにしてくれる大事な瞬間ですし、こうした場面があるからこそ日々の困難にも立ち向かえるというもの。ロシアが引き合わせてくれた数々の縁に感謝しつつ、今週もポジティヴに頑張っていきたいところです。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ベルギー, 07:42
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ベルギー地方都市ハシゴ周遊 其ノ一 ナミュールに行くもシタデル(城砦)に入れず・・・
タワーリシ各位、気がつくと10月も半ばだというのが信じられない限りですがお元気にお過ごしでしょうか?
 

当方は相変わらず平日はひいこら言いながらサラリーマンたることを噛み締め、週末は自由気ままに出かけたり料理をしたりして過ごしています。ただし、流石にブラッセルの天気も雨や曇りが多くなってきたため、これから先は出かけるのも億劫になっていくかな、と感じている次第でございます・・・
 

先の日記にも書きましたが、9月末から先日まで、学生時代の同期であるDaikiがフランス旅行の傍らブラッセルにも訪れて私の家に滞在していたんですね。週末を利用して一緒にベルギーの地方都市にも足を伸ばして来ましたので、今回はその模様をお伝えしようと思います。

 
今回の行き先はNamur(ナミュール)とDinant(ディナン)というベルギー南東部の都市です。それぞれブラッセルから南南東に約70km、100km程の位置にあるため、この2つの都市をハシゴしました。


まずはE411というハイウェイを軽快に駆け抜け南を目指したのですが、まだ午前中なのに途中で反対車線が尋常でない程に渋滞している・・・道路工事の影響ですね、、帰りもこの道なのでとても心配ですが、まあ今は目的地に向かうのみとして車を走らせます。


道も込んでいなかったため1時間弱で難なくナミュールに到着。ムーズ渓谷という渓谷地帯だけあって街の中心に向かって下っていき、ナミュール駅を目指します。


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街の中心部のショッピングセンター?の駐車場に車を停めました。そこからの1枚。ここから少し西に行くと駅があります。


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駅前はかなり混雑しているのでうまい写真が撮れませんでした・・・


サンブル川とムーズ川という2つの川が流れているナミュール。古い街並みそのものが綺麗なのは言うまでもないのですが、ここには何があるかというとシタデルという城砦があるのです。今回の旅はDaikiの要望になるべく沿う形で各地を巡ったつもりなのですが、10年ほどの付き合いの中で彼が砦に興味を持っていると知ったのは初めてでしたよ・・・(マニアかどうかは知りませんが)


大体こっちのほうだよな?ってな具合に旧市街の路地を歩き回り、実演販売などもあるかなり賑やかな土曜朝市?をやっている通りを散歩し、サンブル川のほとりに出ると、川を挟んだ向こう側にシタデルが見えました。


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シタデルは近くに見えても川をわたって南側に行かないと辿りつけません。


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川沿いの建物の扉に書いてありました・・・チェチェン、95って何を表しているのでしょうね・・・!?


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橋の近くには文化会館のような建物がありました。近代的な建造物も見られるんですね。


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右上に見えるのがシタデルですが生憎改修中・・・手前の広場では子供たちがなんと竹馬に興じています!


トコトコと麓まで歩いていったのですが・・・あれ、、改修中で中に入って登って行けない・・・?これを見るためにナミュールに来たのに登れないとは誠に残念!念のため南側からぐるりを回ってみたのですがどうやら駄目そうです。ムーズ川のほとりで我々は絶望した、なんてことは全くありませんが、シタデルが駄目なら次のシタデルを目指してディナンに向かうだけです。


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ムーズ川は結構大きな川で、辺には船が何艘か佇んでいました。天気も良くていい日です。


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何だか凄い建物だなあ、と思っていたら、これ「考古学博物館」なんですって。かつては肉屋のギルドだったとか。


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劇場のある素敵な広場もありました。オペラでもバレエでも演劇でも、やはり劇場は胸を熱くさせてくれます。


さて、腹が減ってはナンとやら、とは言ったものですが、駅チカの駐車場に歩いて戻る途中にDaikiの提案でレバノン料理屋に入りエスニックな料理を食します。レストランというよりは簡易食堂のような感じでしたが店主も愛想がよく、通りかかる人々に次々に挨拶を交わしていました。肝心の料理のほうも味・ボリュームともに満足の一品。シャウルマに近い気配を感じましたね。


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これにナンの薄いようなパンと、お約束のフレンチフライがついて10€しないくらい。満腹でした!


ナミュールの街を満腹のうちに後にした2匹は一路ディナンを目指します。道は結構狭く、進路は先程のムーズ川に沿っていく形をとるのですが、これほどの山々がベルギーにもあったのか、と唸ってしまうほど見事な景色が続きます。踏み切りやセメント工場などまるで日本の田舎のような景色のところもあれば、整然とした斜面に何か農作物の畑なども見られ、起伏に富んでいますがナミュール−ディナン間のルートはかなりオススメですよ。


この日は天気が良かったのでなおさら素晴らしかったです。途中で止まって写真を撮ることはしなかったのでベルギーにいる方は是非行ってみると楽しめると思いますよ!


ディナンの模様は後半へ〜続く!(笑)


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ベルギー, 20:26
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ベルギー地方都市ハシゴ周遊 其ノ二 サックスと城砦の街ディナン
満腹のままナミュールから40分程車を走らせ道中の景色を楽しんできた2匹はディナンの街に差し掛かりました。どこに車を停めたものかと周囲を走りながら街並みを見るとかなりこじんまりとした印象です。


ナミュールでは見ることの出来なかったシタデル(城砦)を見ることが第1の目的だったため、道沿いに現れた標識に沿ってシタデルを目指します。駐車場のマークもあったのでこれは丁度いいということで坂道をぐんぐん登っていくと、砦ではなくてかなり牧歌的な景色が広がってきましたよ・・?・


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いやあ、凄い景色だ・・・でも、シタデルはどこだろう・・・?


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あらら、牛さんたちまで出てきて下さいました。自由気ままに暮らしている模様ですが、シタデルはどこでしょう・・・?


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すいません、日本人2名がお騒がせしたようで、総勢で挨拶に来てくれました。中には日本人に驚いたのかそのままオシッコをしてしまう方なんかもいて、恐れ入ってしまいました(笑)


思いがけぬ出会いに感激したのですが、これはどうやら道を誤ったぞ、ということでゆっくりと引き返して行くと、ありましたありました。来る時には見えなかったシタデルの看板が。本来右折するべきところを直進して来たためこのような場所に舞い込んでしまったというわけですね。


道を曲がってしばらく進んでいくと、駐車場とホテルのような建物が見えてきました。どうやらここがディナンのシタデルの入口のようですね。早速、近くに車を止めて散策開始です。


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歩いて行くと左手にフランス兵墓地なんて場所がありました。しかも日本語の説明付です。


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・・・兵隊さんとか写ってないですよね?少なくとも僕には何も見えません、、


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シタデルの内部にはこんな道を降りて行きます。子供がかなり多いな、と思ったら、ディズニーとコラボしてテーマパーク的な催し物も同じ敷地内の一隅で行われていたのでした。こうすれば更に人寄せ効果があるのでしょうね。


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内部には戦争で使った砲台や砲弾が並んでいます。伊達に城砦やってませんよね。左手前方にはベルギーの旗が翻っています。後で別の場所からもこの旗を見ますのでね。


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数十分おきに開催されている無料ツアーもあるそうです。1050年に城が築かれたそうですが、現在の姿は19世紀のものであるとか。


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お土産屋の内側にある小窓からの景色。どこか城砦の外側にパノラマがあるはずですが、ガイドツアーでないと行けないのかな・・・?


と思ったら、少し先の扉を入ると下に降りていく石段があり、その先には絶景のパノラマが広がっていたのでした!以下、シタデルから見下ろした街の景色です。


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雲は少し多かったですがとってもいい天気でした・・・


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川面に空が映っていますね。この1つ1つの窓の向こうには1つ1つの暮らしがあるんだなあ・・・


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かなり急ですがロープウェイもあります。こちらを利用すれば街の中心に下ることも、街から上がってくることも短時間で出来ますよ。乗りたかったのですが車を上に置いていたので今回はパスしました。


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ここから少し左に行ったところにレストランもあり、この日のような天気の日には気持ちの良いランチが摂れるんじゃないでしょうか。


いやあ、シタデル凄いぜ!と感服した我々は街歩きをするべく来た道を引き返し街の中心へと下って行きました。なかなか車を駐車するのが難しく、ぐるぐる回っているうちに橋に差し掛かり街の西側へ。川向こうのツーリストインフォ近くにキャンピングカーなどが泊まっているスペースがあり、うまくそこに駐車することが出来ました。


川向こうからは只今降りてきたシタデルとノートルダム教会のコンビが絵葉書のようにばっちりと見られます。毎度お馴染みの地球の歩き方にも「絵のような町」との記述があるくらいです。

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いい景色でしょう。シタデルの上の、先ほどのベルギーの旗がご覧頂けますか?


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ここディナンは、なんとあのサクソフォーンの発明者であるアドルフ・サックスという方の生まれ故郷だそうですよ!僕は高校時代に吹奏楽部ではなく軽音楽部に所属していましたが、それでも胸が熱くなりました。


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先程来るまで渡ってきた橋を歩いて引き返しますが、橋の両側には様々なデザインのサックスが飾られています。台には国名が書いてあったので、アドルフ・サックスにちなんで各国から各々のデザインで寄贈されたんじゃないでしょうかね。1つ1つ写真に撮っている人もきっといるんじゃないでしょうか。


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橋の上からのムーズ川。水の中にはもう1つの世界があるようです。


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同じく橋の上からシタデルとノートルダム教会をパシャリ。教会の壁の色と断崖の色がうまく調和しています。


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・・・ということで、ムシュー・サックスの家。A.サックス氏が外のベンチに腰掛けていました。本当は氏の隣に腰掛けて写真でも撮りたいところだったのですが、僕はアマチュアギター奏者なので辞退。僕がサックス奏者だったらサックスを持ち込んででも撮ったことでしょう(笑)


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サックスの家を通り過ぎてしばらく進むと綺麗な広場に出ました。この像はJoachim Patinirという15世紀初期フランドル派の画家だとのことです。ディナン生まれらしいですが、美術にトンチンカンな私は全く存じ上げません・・・カメラを向けて写真を撮っていると柱の後ろから可愛らしい姉妹がひょこりと顔を出してスクリーンに入ってきました。ちなみに左奥の兄ちゃんはエンストしたらしく、押し掛け乗りを試みるもうまく行かずに渋々足で漕いで去って行きました。


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広場から更に足を進めると先程シタデルに向かって上がっていく途中に通った交差点に出ました。交差点には噴水とサクソフォンのモニュメントがあり、「おお、ここがサックス縁の地か」と感じられます。虹が出たのですかさずパシャリ。


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アドルフ・サックスへの敬意を込めてディナンドリーで再現したサクソフォンのモニュメント。ディナンドリーとはこの地方の特産である真鍮細工のことだそうです。



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結構車通りが激しいのですが、うまいこと車が少ない時に撮影出来ました。なかなか素敵な場所ですよね。Daikiが見つけたのですがこの近くの保険屋の宣伝文句に「あなたのサックスにも保険をかけます」と書いてありました。これはニンマリしてしまいますね。


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これまで通ってきたのはこのアドルフ・サックス通りです。ええ、そのまんまです。


こんな風にしてシタデルなりサックスなり、こじんまりとした街ですが上からも下からも街歩きを楽しむことが出来ました。若干陽も傾いてきたので車に戻るべく来た道を引き返します。


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ノートルダム教会の前を通り、通ってきた橋を再び渡ります。先程上で見たロープウェイで降りてくるとまさにここに出てくるんですね。


橋を渡りきって車に戻った我々は、ディナンに別れを告げブラッセルの家を目指して出発しました。ナミュール、ディナンとハシゴの旅でしたが、僕はディナンの方が随分気に入りましたね。ナミュールは残念ながらシタデルに登れなかったのですが、もし登れていたら2本の川が広がるまた違った景色が見られ、また違った印象になっていたのかなと思います。


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帰り道も軽快に車を走らせていたのですが、朝出てくる時に見た辺りの工事がまだやっていて結局かなりの渋滞に巻き込まれてしまいました・・・が、これだけ楽しめたので問題なしでしょう。砦とサクソフォンに興味がある人は、是非ともディナンを訪れるべし!オススメですよ。


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author:駆け出し俳優, category:週末紀行 - ベルギー, 00:00
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