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旅行とはまた違うハラショーな週末の過ごし方 - 貴方はどう過ごしましたか?
タワーリシ各位、今週もお疲れ様でした。週末が来ると本当にほっとしますね。


先々週は学生時代のインカレサークルの友人を訪ねてイタリアに飛び、先週は大学のロシア科の同期が訪ねてきてベルギー・ルクセンブルクを駆け回るという週末だったため、今週末こそはゆっくり出来て文字通りホッとしています。


お昼までぐっすりと眠り、洗濯機を回してから鬱陶しいほどに長くなってしまった髪を切りに出かけ、帰りにスーパーマーケットで食材やお酒を買ってきてのんびりと家で過ごす・・・これもまたハラショーな週末の過ごし方であることには変わりありませんよね。タワーリシ各位はいかがお過ごしでしょうか?


私は特段の用事もなかったので、夕食は何にしようかと思っていたところ、「そうだ、Pappa al pomodoroにしよう!」と閃いたが最後、インターネットでいくつかのレシピを漁り、ふむふむ大体こんなものかと自分なりの解釈を入れて衝動的にチャレンジしてしまいました。Pappa al pomodoroとは先日フィレンツェに行った際に食べたトマトスープベースのパンおじやのようなもの。(http://daikon-actor.jugem.jp/?eid=86)面倒くさがりな僕でも出来るはず、と果敢に挑戦です(笑)


というわけで、330mlのビールを飲みながらお料理開始。BGMは「君がいた夏」です。


用意したものは以下。分量などは色々なWebページを参照にして「大体こんなもんだろ」としてありますので、ちゃんと作りたい人は自分で調べたほうがいいと思いますよ(笑)


トマト・・・3個
人参・・・写真くらいの大きさ1本
パン・・・多分何でも平気だけど、本来は固くなってしまったパンを使う料理らしいです。
たまねぎ・・・中1個
にんにく・・・2かけら
チキンブイヨン・・・1片
オリーブオイル・・・「だいたいこんなもんだよね?」という位
その他調味料・・・塩・胡椒・バジルなど


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スーパーマーケットで集結させた精鋭たち。準備は万端のようですね・・・


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ビールを飲みながら危なっかしい包丁さばきで下ごしらえをしていきます。パンは一口大に切るべし!


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人参は決して嫌いではないですが念のためすりおろしました。にんにく・たまねぎは持てる技術を駆使してみじん切りにしたつもり。トマトは湯むきをしました。しかしこのトマトの湯むき、初めてやったのですがなかなか面白いですね。こうも簡単に皮が向けるといくつでもやってしまいそうです。



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まずはオリーブオイルとにんにくをコラボさせて、その後人参とたまねぎを投入して炒めます。ジュージューという音色と共ににんにくのとっても良い匂いがしてきました。



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どうかな、野菜にはそろそろ火が通ったかな?というところでパンを投入。しばらく炒めます。ちなみに右上の彼は東京にいる時分から共に過ごしてきた白くま君です。



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ひと通り炒めたら水を加え、パンをほぐします。少し水を入れすぎた感がありましたが、パンが崩れるようコンロを強にして放置。沸騰したら弱火にして10分くらい引き続き放置しておきました。



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そうこうしているうちに、湯むきしたトマトを細かくします。後でわかったことですが、もう少し細かくしておいたほうがより良かったかも。



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パンもいい具合になってきたみたいです。右上の白くま君も暖かい眼差しで見守ってくれています。



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白くま君が見守る中、豪快に湯むきポモドーロを投入!白くま君の表情も心なしか期待に満ちている気がしますね。ここにブイヨンを1片投入し、塩・胡椒を適度に振って味をつけます。



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時々適度にかき混ぜながら中火でぐつぐつと煮込んで行きます。何か隠し味を使わなきゃ面白くないってんで、お約束のワインと、本日スーパーで目にとまって即買いしてしまったトマトビネガーを垂らします。これはきっと美味しくなる予感・・・



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トマトやら調味料やらを投入し、たまにかき混ぜながら約40分煮込むと、かなりいい感じにトロトロしてきました。もしかすると水が少しだけ多かったかもしれませんが、おじやと呼べるくらいの粘り気が出てきています。白くまくんの表情も何だか待ちきれなさそうですね。



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そんなわけで、こんな形で食卓にのぼったお手製Pappa al pomodoro。まあ、もちろん本場のものとは異なるとは思いますが、アツアツでとっても美味しい。見た目が少し寂しかったので余ったパンを少しちぎって投入。そしてこの後バジルをかけて食しました。トマトビネガーのせいか酸味が効いていて、そしてにんにくがうまい具合に自己主張していてとっても美味しい!もう少し完成度を高めれば人をお招きして振る舞えるかもね!



この料理は翌日になるともっと美味しい上に、冷蔵庫で数日間保存可能らしく、冷たくなっても美味しいとか。ビールを飲み、おつまみやら何やらを食べながらゆっくり作ったのですが、朝・昼と食べていなかったので一層美味しく頂きました。体も温まって汗が出る程でしたよ。


ちなみにフィレンツェで食べたのは下のような感じです。同じ名前でもお店によって味も見た目も千差万別なのかもしれませんが、こうして見ると今日のとは結構違いますね(笑)


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乗っているフライドたまねぎがにくいですが、こちらの方がより水分が飛んでいて、固体に近かったです。それ故今日作ったのは水が少し多かったかな、と思ったのです。


面倒くさがりな僕がふとした思いつきからここまでやったのはなかなか珍しいケースかと思いますが、たまにはこんな週末の過ごし方もいいでしょう!明日は日曜日、どうせお店なんかも閉まっていますので、目覚ましもかけずにゆっくり眠って来週への英気を養いたいと思います。


タワーリシ各位にもハラショーな週末をお祈り致します。面白い話があったら是非お知らせくださいね!


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author:駆け出し俳優, category:衝動的クッキング, 23:59
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ロシア的退社を決め込んだ日は、ムール貝を蒸してみたくなることもあるもんさ。但し僕は貝になりたいとは思いません。
タワーリシ各位、本日もお疲れ様でした。


本日は久し振りにロシア的退社を決め込み、19時前に帰宅することが出来ました。残業は短かったのですが就業時間中に根を詰め過ぎたため、今日はもういいだろうということでオフィスを飛び出しました。


空模様も宜しくなかったのでたまに早く帰った日にはゆっくりしようと思っていたのですが、「そうだ、週末にスーパーマーケットで衝動買いしたムール貝がある。よし、蒸してみよう」と閃いたが最後、インターネットでいくつかのレシピを漁り、ふむふむ大体こんなものかと自分なりの解釈を入れて衝動的にチャレンジしてしまいました。


というわけで、白ワイン蒸しにするので白ワイン(ただしチリ産)を飲みながらお料理開始。BGMはまたしても「君がいた夏」からスタート(笑)


用意したものは以下。分量などは色々なWebページを参照にして「大体こんなもんだろ」としてありますので、ちゃんと作りたい人は自分で調べたほうがいいと思いますよ(笑)まあ、難しいところは特にないと思いますが。


ムール貝・・・1kg
白ワイン・・・1本
水・・・コップ1杯ほど
たまねぎ・・・中2個
にんにく・・・3かけら
オリーブオイル・・・「だいたいこんなもんだよね?」という位
ムール貝用のハーブ?みたいなもの・・・1袋
バジル・・・適量


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今回はこの間のPappa al pomodoroより簡単かな、と思っていたら・・・



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ムール貝をキレイに洗うのが結構しんどかったです。冷たい水をたくさん使う立ち仕事、貝の表面の汚れや、隙間から出ているヒゲ?のようなものを一生懸命に除去し、すすいだりかき混ぜたりを繰り返すこと10数分・・・全国の兼業あるいは専業主婦の方々、台所仕事お疲れ様です!



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「まあ、こんなもんでしょう」ってな具合に洗い上がりました。



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キレイになった貝を放置する傍ら、既に切り慣れた玉ねぎをにんにくのかけらと共にオリーブオイルで炒めます。いやあ、にんにくのパワーは素晴らしいですね。今回は3かけら投入したので家がにんにくの館とならぬよう換気扇も忘れずにね(効果のほどは知りませんが)。



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そして玉ねぎがシンナリしてきたところで放置されて待ちきれなくなっていたムール貝を怒涛の如く鍋に投入し、その後に水、白ワイン、そして専用と思われるハーブ類を投入。手元が狂って結構白ワインが多くなってしまいました・・・



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そんなわけで、コンロを強めにセットし蓋をして再び放置。右上にいるのは毎度お馴染み、白くま君です。僕に似て寡黙なんですよね、、ふふ・・・


蓋が段々曇って来ていい具合に蒸され始めたか・・・?と思い様子を見ると明らかに白ワイン臭い。これは入れすぎたなと思ってほんの少し蒸し汁(と言っていいのでしょうか?)を捨てて調整。この調整が功を奏したのか、その後はコトコトしてきていい感じに事は進みました。



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そんなわけで、こんな形で食卓にのぼったお手製ムール貝の白ワイン蒸し(ワイン多め)。もちろんレストランで食べるものとは若干異なるとは思いますが、身がプリプリでとっても美味しい。白ワインもチリ産ですが悪くないじゃない!専用ハーブも流石に専用だけあっていい風味を醸し出しています。「ムール貝を1kgなんて、あんた、クマのような胃袋の持ち主かい?」と聞かれそうですが、うるせえ、誰がクマだ!


まあ、1kgと言っても殻も結構ありますので、意外と食べられてしまうと思いますよ。レストランで注文するとペアで必ずフレンチフライが出てくるのでかなりお腹いっぱいになるはずです。


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「おいおいムール貝ってのはお前さんよお、ホークなんかじゃあなく、こんな具合に殻で身をつまんで食うってのが、どうも此方の粋ってもんらしいなあこりゃあ」・・・噺家さんのニュアンスが通じれば良いかと(笑)



そんなわけで、帰ってきて白ワインしか飲んでおらずお腹もペコペコだったので、冷めないうちに美味しく頂きました。玉ねぎも柔らかくて美味しかった。血液がサラサラになることでしょう。


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今まで貝が泳いでいた海に月が映って綺麗ですね・・・?いやいや、これはいつもの魔法を使った後の景色です。


山生まれなもので日本にいる時は貝なんかほとんど食べなかったですし少し苦手ですらあったのですが、ムール貝やら牡蠣やら、ローマにおいてはローマ人のように振舞うのも悪くないものです。ちなみにイクラも以前は嫌いだったのですがロシアに行って大好きになって帰って来ました。まさに可能性は無限大。


これから冬に向かって寒く暗く、天気もあまり良くない日が多くなると思いますが、たまに早く帰った日にはこんな風に宵を過ごすのもいいでしょう!そしてこれに加えて是非とも語学をやりたい。遅くに家に帰ってきて外国語学習を継続するのは容易でないことは誰しも頷けるかと思いますが、先日モチベーション維持のためには「その言語を話す人に懸想する」とよいという、大変素晴らしいアドバイスを受け感激したことがありました。本当にいいかどうかよりも「懸想」という自分の中で忘れていた言葉を思い出させてくれたことが嬉しかったという少しヘンな体験。


ということで今週も残り2日、仕事では殻を打ち破りつつ、退勤後は懸想しつつ頑張っていく所存です(笑)


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author:駆け出し俳優, category:衝動的クッキング, 22:41
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よく火が通った牡蠣とかけて、土日ATMの手数料と解く。その心は?
どちらも、はらいたくはないでしょう・・・!


・・・些か単純かつヒネリのないなぞかけだったかもしれませんが、タワーリシ各位、今更ですが新年おめでとうございます。年末年始、飲めや歌えやで楽しく過ごされたことと存じます。


私はと言えば年末は欧州ムードで業務を終了し、21日にベルギーを出発、モスクワ経由(これ大事!)で東京へ、年始は3日に東京を発ってモスクワ経由(これ大事!)でブラッセルに戻り、4日から出社というスケジュールを送りました。日本滞在中にお忙しい中時間を割いて下さったタワーリシ各位、楽しい一時を本当にありがとうございました。大学のロシア科やらサークルやら地元やら会社やら社外の勉強会やら、方々に顔を出して休んだ気がしない期間でしたが、かなり濃密な時間を過ごすことが出来て何よりでした。


14日は成人の日でお休みだったそうですが、日本では大雪が降ったそうですね。新成人の方々、滑り出しが良いのか悪いのかわかりませんが、まずはおめでとうございます。成人式が遠い過去のように感じられる自分自身に少し焦りを感じてしまいますね・・・


さて、ベルギーでもこの週末は雪が降りましたよ。それほどひどくはなかったのですが、いつものように土曜日に食材を買いに出かけてからは家で言葉も発することなく過ごしていました。おかげで洗濯と掃除が捗る捗る。洗濯物も食器も、洗ったら「しまう」を心がけることで随分違うということを実感しましたね。


今年度のカレンダーとしてはもう祝日がない模様なので、連休で飛び出す週末紀行はなかなか難しいかもしれません。それでも金曜の夜などを活用して近場には繰り出したいと思っていますが、今回のように出かけない週末はのんびりと料理をしたり、筋トレ(これ大事!)をしたりして過ごしたいと思っています。


そんなわけでこの週末はいつも贔屓にしているスーパーで牡蠣を衝動買い。牡蠣なんて以前は好きでもなかったのですが、広島旅行に行って宮島で食べた際にとても美味しく感じ、こちらに来て何回か食べるうちにみるみる好きになってしまいました。小さい頃は大嫌いだったのですがロシアに行って黒パンに乗せて食べたが最後、大好物へと変化してしまったイクラに似ています。これを応用すれば大嫌いだった人をいつの間にか人生の伴侶に出来るかもね(笑)


今回は牡蠣のみならず専用のナイフも買ったので鬼に金棒、しかし油断することなく慎重に剥きましたよ。以前にマイナスドライバーとミニナイフで挑んだ時は非常な労力を要する作業だったのですが、さて今回の状況之如何に?ちなみにチェーホフの短編にも「牡蠣」という題の作品がありますので、興味のある方は一読してみてはいかがでしょう?



というわけで、早速買ってきた木箱を開け、牡蠣の表面を洗います・・・



今回買ったのは出荷時にある程度洗ってあった模様。あまり骨を折ることなくキレイになりました。



最強の矛と最強の盾、ではありませんが、いよいよ対決の時です。牡蠣の表面は結構鋭く、軍手などをした方が安全でしょう。今回軍手はなかったので細心の注意を払って素手で対決。平らな面を上に向け(これ大事!)、マイナスドライバーで自分らしさの殻をこじ開け、すかさず牡蠣ナイフを挿入です。ビールも飲んでいるので酔拳か。



牡蠣ナイフ「ふふふ、手応えあったぞ・・・!」牡蠣「ま、参った・・・」実際には突き刺しただけでは勝負がつかないのですが、ここまで入ればしめたもの。殻の内側にナイフを滑らせ、貝柱を断てばジ・Endです。



上側の貝柱を切り離すことが出来たらもう片方、身の下側の貝柱も切り離します。



こんな風にして次々と剥いていきましたよ。前回のミニナイフでは相当骨が折れた記憶があるのですが、専用ナイフでトライし、コツをつかんでしまえば然程難しくありません。とはいえ、お店で出てくるようにキレイに身を取り出すのにはそれなりの熟練が必要なのでしょうね。



そのままビネガーでもかけて生で食したい衝動に駆られましたが、若干あたるのが心配だったのでご覧の食材と一緒に火を通すことにしました。「おやじ、オイスターをくれ」と外で頼むとまず生牡蠣が出てくるくらいなので生食も問題ないとは思うのですがね・・ちなみにまだ周りではベルギーで牡蠣を食べてあたったという人には出会ったことはありません。



スライスしたニンニクと刻み赤唐辛子をオリーブオイルで熱し、トマトを投入。トマトがいい具合になってきたら牡蠣も投入。牡蠣が熱がりだしたら白ワインを少量浴びせてやります。全て「ん〜まあこんなもんだろう」という塩梅でやっているので難しいことは何にもありません。



はい、そんなわけでバジルを散らせばあっという間に独り寂しい食卓の出来上がりです(笑)洗濯も済ませてリビングの掃除もしておいたので何だかクリーンな気持ちで頂くことが出来ましたよ。火を通した身はぷりぷりしていてとってもおいしかったです。パスタに乗せてもよかったかな。


1月は年始ということもあり平日は非常に忙しいので、週末こうしてのんびりと料理をしたり、筋トレ(これ大事!)をしたりしてゆっくり休めたのもよいことでしょう。会社では風邪やらインフルやらの話もちらほら出始めている模様ですので、手洗いうがいをしっかりして病に倒れることなく牛歩戦術で頑張りたいと思います。業務には今まで以上に真摯に取り組み、毎日少しずつでもいいから筋トレ(これ大事!)をする。こうすれば、継続は力なりで少しずつ世界が変わり、そして己も変わっていくかも!?


2013年、あれこれ考えたりぼやいたりする僕らを待ってはくれない毎日。「外見はクールに、しかしながらうちに秘めたるものはアツく、それでいて芯はシベリアのようにヒンヤリと」というモットーを忘れず、ロシアを牽制しつつも色々と世界を広げていきたいところです。今後ともよろしくどうぞ。


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author:駆け出し俳優, category:衝動的クッキング, 06:00
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「もう我慢ならねえ、ヒンカリ作って食べてやる・・・!」
皆様、大変ご無沙汰しております。1週間もまだ始まったばかりですがいかがお過ごしですか?

 

私はというと相変わらず毎日ヒイコラ言いながら過ごしていますが、柔道の応援に行ったりかくかくしかじかで記録的な大雪に合わせて日本に一時帰国してたりなんかして刺激的(?)な日々を送っております。書き出したロシア週末紀行も後が続かずにどうしようかなあ、なんて考えてもいたのですがまずはペリメニだよペリメニ。Пельмениは複数形、単数形はПельменьでしょうがそもそも単数形で使う例ってあるのでしょうか?

 

シベリア風水餃子なんて説明されることが多いみたいですが、留学中に寮で冷凍ペリメニを食べたり、たまの外食で頼んだり、色々な場面で私の食欲を満たしてく れたこのペリメニ。日本でお客に行った際に作ったことはあったのですが、一から自分で作ったことはなかったのでいつか作ってみたいと思っていたのです。

 

実はこのペリメニ計画、もう半年以上も前からあったのです。いつも贔屓にしているスーパーマーケットで木製のまな板もめん棒も購入済だったのですが、いざ小麦粉を買う段階で強力粉・薄力粉の区別が判らず、またフランス語・オランダ語もわからないため保留状態だったのです。

 

ところがこの週末、いつもは温厚な私でもさすがにもう我慢ならなくなったため、掃除洗濯を怒涛の勢いで終わらせた後にいつも贔屓にしているスーパーマーケットに車を走らせ必要な材料を調達。小麦粉はパッケージに「はい、僕がこれからやろうとしているのはこの作業です」というようなイラストが描いてあるものがありましたので、それを買いました。


さて、冷凍食品として売られているペリメニは「独身者の理想の夕食」とまで言われているそうで、冷凍ペリメニはいまやロシアの冷凍食品市場でも一番高い割合を占めるとか占めないとか。理想とまで言うかよって気もしますが、早く出来て美味しい点が理想に限りなく近いのでしょうかね。

 

というわけで、もう何度目になったでしょうかこの衝動的クッキング(笑)毎度のことながら写真にてこの模様を紹介してみようと思います。学生時代から尊敬する同志ミハイルにペリメニ作りについて先日相談したところ、「今でこそ冷凍ペリメニが出回っているが、もともとは早い料理のイメージはなく、むしろ手間がかかる苦労の料理で、普通は家族のみんなで作る料理。その一方で、みんなで長い時間一緒に作っている間に家族のコミュニケーションが深まり、冗談から問題まで色々な話をして関係も強くなるもの」とのお言葉をもらいました。

 

さすがミーシャは良いことを言いますね!ペリメニ=家族、ペリメニの生地のもちもち感は人と人をつなぐんだなあ・・・なんて思いながら己の身を振り返ってみたところ、こちとら独り見習い料理長、独り見習いウェイター、独り皿洗いなもんで明らかに人手が足りないことに気づきました(笑)

 

そんなわけで、突然ですが計画変更!ペリメニではなくヒンカリを作ることにしました。まあ、ヒンカリもペリメニに次いで作ってみたい粉ものだったので全く問題はありません(笑)ヒンカリの方が粒が大きいので包むのはペリメニよりほんのすこ〜し楽でしょうしね!



用意したのは以下の材料ですが、ちゃんと作りたい方は他にもいろいろ調べてみてくださいね。


小麦粉・・・300〜400g
挽肉・・・今回は羊肉を使用。牛と豚の混合とか、バリエーションはあるみたいです。
たまねぎ・・中2個
水・・・う〜ん、まあこんなもんだろ!というくらいの量
調味料・・塩、コショウ、チリパウダー、コリアンダー。
ワイン・・・サンセール(2012)先日柔道の応援をしにパリに行った際にティーネイジャー時代の同志から教えてもらったもの。口当たりがよく大変飲みやすいので、調理中に口が寂しかったり、気分を盛り上げたりしたい方はどうぞ。


こんな土壇場で計画変更してしまったヒンカリですが、こちらはグルジアの水餃子です。デカい小籠包みたいなもんですが、断じて小籠包ではありません。ヒンカリです(笑)

 

そんなわけで、白ワインを相棒にして衝動的クッキングの始まり始まり。



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まずは生地を練るべく、小麦粉と水と塩を用意します。


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塩を一つまみ振ってから水を加え、粉と馴染ませていきます・・・ここまで難しいところなし!私でも簡単に出来ます。


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ある程度水と小麦粉が馴染んできたら手でよ〜くこねます。気持ちを込めて力を入れてこねると汗ばんでくるかもしれませんが、そんな時は冷たいワインを一口飲むのも手です(笑)


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ベタつきがなくなってきて「よ〜し、まあこんなものだろう・・・」ってな具合になってきたら、ボウルに紙やラップなどで覆いをして30分かそこいら休んでいてもらいます・・・


生地が手を離れたら、続いて具の準備に取り掛かります。


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用意したのは羊の挽肉と玉ねぎ、チリパウダー、塩、コショウ、コリアンダー。コリアンダーはひょっとして葉っぱのものを買ってくる必要があったのかな・・・?まあ結果に対して影響は出ないでしょうからよしとしましょう。挽肉はご覧の通り冷凍保存していたものを使ったのですが、解凍がうまくいかず結構苦労してしまいました。どなたか冷凍肉の解凍が得意な方は是非ともよい方法を教えて下さい。


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たまねぎのみじん切りがみじんになっていなかったものでご覧の通り些か豪快な結果となっていますが、コショウやら塩やら色々加えて手でにぎにぎしてよく混ぜちゃって下さい。羊肉独特のにおいがしましたので、羊が苦手な人は牛や豚でやるといいでしょう。


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まあ、そんな幾多の困難を乗り越えて、こんな風に具が出来たわけです。ペリメニとの違いとしては、茹でた後に皮の中に肉汁が出るように具に少し水を加えるんだそうです。そんなわけで具は少し水っぽくなりますよ。


ここまであれやこれや考えたり寄り道をしたりしながら準備をしてきましたが、先ほどお休みいただいた生地がそろそろ目覚める、ということで次はいよいよ皮で具を包んでヒンカリを出現させます!


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まな板に打ち粉をして位置につきます・・・本当はもっと厚い木製のまな板も買ってあるのですが、この黄色いのでも充分そうだったので今回はこちらを使用。


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「う〜ん、まあこんくらいだろうね・・・」という量を生地からちぎり、丸めた後にご覧のようにめん棒で伸ばしていきます。本当はもっと広い場所で台が動かないように固定して伸ばすともっとやりやすいのでしょうね。途中で自分が蕎麦打ち職人である錯覚に陥りましたが、チャンスがあれば蕎麦も打ってみたいもんです。


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ある程度の大きさまでヒンカリの皮が伸びたらご覧のようなお椀などで繰り抜いて丸い形を作ります。円があまり小さいと具を包みにくいので適当な大きさ(12cm〜13cm?)のお椀、器、ワイングラスなどがあるとやり易いかと思います。


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皮の真ん中に具をスプーンで乗せた後、皮をよせてせっせと包んでいきます。みじん切りがみじんになっていなかったものでタマネギの存在感がハンパないですね(笑)


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こんな感じで包んでいき、最後の中心はつまんで少し尖らせるようにすれば出来上がりです。あとは根気よく皮を伸ばして具を包む作業を繰り返すのみ。ペリメニより大きいから楽だなんて思ったけどそんなことナイナイ!想いを込めてヒンカリを包むのもなかなか骨の折れる作業なのです(笑)


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このようにしてヒンカリを量産していきます。改めてみるとやはり形がいびつですね。少し皮が厚すぎたのと、そもそも包み方に熟練がないことが原因でしょうか・・・"Первый блин всегда комом."(最初のブリンはダマになる)と言うロシアの諺がありますが、まあ初めてはこんなもんでしょう。


ヒンカリは包み過ぎたからといって心配することは全くありません。このまま冷凍庫へお送りすれば簡単に保存出来ます。仕事に疲れ這う這うの体で家に帰って来た時もこうして保存しておけば約7分で気分はトビリシですぜ。


ある程度ヒンカリを作ったらお鍋にたっぷりとお湯を沸かしていよいよ茹でます。次々とヒンカリを投入し、お互いにくっつかないように最初に少しかき混ぜました。しばらく経つと最後の悪あがき(?)でヒンカリが水面(みなも)に浮いてきますので、ここから更に数分茹でます。時間にして6〜7分くらいでしょうかね。


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そんなわけで、茹であがったヒンカリをお皿に盛って胡椒をかけて頂きます。赤ワインのほうがよかったのかも知れないですがまあ細かいことはいいでしょう。(ちなみにトマト、キュウリのジェノベーゼ風サラダも作ったのですが茹でている間に食べちゃいました)


私が初めてヒンカリに出会ったのは2012年の11月にウクライナのキエフに旅行に行った際にレストラン「ヒンカリ」でのことです。(当時の記事 http://daikon-actor.jugem.jp/?eid=100)その時はヒンカリを頼まなかったのですが、お腹がいっぱいになってきてから作り方だけ見学させてもらったのでした。学生時代にはあまりヒンカリなんて聞いたことがないと思っていたのですが、グルジアに詳しいタワーリシ各位は知ってたのかな・・・?


ところが、昨年11月にモスクワに旅行した際には、街の至る所にХинкальная(ヒンカーリナヤ)つまりヒンカリ屋が軒を連ね、スシに勝るとも劣らぬ勢いがうかがえました。この際に尊敬するタワーリシZ氏にお会いしてヒンカリを食す際のお作法を習ったのですが、包む際につまんで尖らせた部分を持ってひっくり返してかじり、中のスープがこぼれないように頂く。そのまま食べ進んで「取っ手(というか持ち手?)」の部分は食べないこともあるんだとか。面白いですね。


今回もそうやって食べてみたのですが、やっぱり素人が思いつきで作っただけあってスープが漏れてしまったりなんてこともありました。それからどういうわけか味付けが薄かった(塩が少し足りなかった?)ので魔法の調味料「しょうゆ」を垂らして楽しみましたよ・・・要するに、包み方も味付けも改善の余地あり!ですね。シンプルなように見えて実は奥が深いものは世の中に沢山あると思いますが、私にとってはこのヒンカリもそのうちの1つです。これにめげずにまたどこかの週末で気が向いたら作ってみたいと思いますので、皆さんもご興味があれば是非チャレンジしてみて下さい。次回は一緒に生地をこねたり包んでくれる人がいるといいんですけどね(笑)


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ちなみにプロが作るとこんな感じになります。形もいいですし、持ち手もつかみ易そうですね!(笑)
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author:駆け出し俳優, category:衝動的クッキング, 08:00
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